お墓掃除に行って（後編）

今朝は５時近くまでぐっすり眠った

それも　５時近くに明るくなるようにセットしてある部屋の照明で起きたようなものだ

昨日家に帰った時にはさほどくたびれた感じは無かったのだが　やはり（年を取ると）疲労はあとからやってくるということか

昨日の汚れた服もあったので二度の洗濯をし　道具を洗ったり　天気が良いのを幸い家事に精を出す

 

さて　昨日の続き

どうにも我慢できずに隣の雑草（といっても　何やら手ごわい背丈のあるやつ）を引き抜いていたら　グローブや服の下がチクチクと・・・

夢中になっていて気が付かなかったのだが　雑草のとげのようなものが（種子かもしれない）ひっついとるやないか～

それがなかなかしっかりと繊維に食いつくやつでして　ひとつひとつ取らなあかんし

しかも　その最中に目にゴミ（草の・・・何か？）が入っちゃうし・・・

うんもう～　自然なんて大嫌いだあ～～

 

植木の剪定をし　墓石をきれいにして　やっと献花となったのは１時過ぎ

その間　お墓　家　先祖　子孫　もろもろのことを考えていた

お墓なんてどうでもいい

それでも私がここに来て　こんな風に掃除をして　そして墓石と乾杯するのは　多分　親と来たお墓参りの思い出を懐かしく思い　大事にしたいからのような気がする

もしも私にそうした思い出や記憶が何も無かったら　こんなふうにして来たかどうかは疑問だ

 

家に帰ったのは　４時近く

帰りに３０分ほど買い物をしたが　こんなに時間がかかったのは初めてかもしれない

目を見たら　やっぱりゴマ粒のような緑色のゴミが入っていた

取れたはずなのに　今日になってもまだ異物感が消えない

今後は　ゴーグルかフェイスシールドが必要になるかもしれないなあ

ともあれすっきりしたし　そうか　少しは良い子になった気分を味わえるように　それでお墓っちゅうもんを残していってくれたのかな

なんだか　そんな気がしてきた