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どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

天狗党の乱で暗澹たる気持ちに

2023年10月20日 | 日記

驚くなかれ 27度を超えて夏日になった

食欲不振からの回復段階として 最初は出来合いの食品を買ったり インスタントを利用したりで 料理をする気持ちにはなれない

第二段階になると 食べたい(もしくは食べられる)食事を自分で作って食べられるようになる

第三段階は完治ということだが どんな料理でも そして当然ビールもOK

今は まだ第二段階中

今日は ヒレステーキにポテトも焼き マカロニサラダも作った

夜は自家製ラーメン(こんにゃく麺使用)

これで食欲不振もあったもんじゃないってか(てへっ!)

いやいや まだ餃子やカレーには手が出ないし ビールも気分ではないみたい

 

朝井まかての『恋歌』は「樋口一葉の師」として有名な中島歌子の人生が 小説のほとんどを占める(彼女の手記というかたちで)

そして 彼女の人生の中核をなすのが水戸藩の天狗党の乱

日本史で名前だけは知っているものの詳しいことは知らなかったので 天狗党に関わった者だけでなく その家族(老若男女)もろとも処刑される場面は恐ろしく 人はこんなにも簡単に人の命を奪ったり奪われたりしてきたのだと(それも同国民 同郷人でありながら) 

主義主張や思想の違いがこんなにも残酷な行為に向かわせるなんて 確かに昔から そして世界のいたるところで起きてきた(そして今も)ことだとはわかっているけれど それでもなんとも暗澹たる気持ちになってしまった

残りは最終章のみ

激動の幕末から明治時代を生きた歌人の最期が描かれるはず