予報通り 暗い雨の朝
相変わらず 冴えない起床に冴えない朝食
それでもお風呂掃除をして朝風呂に入った
ノルマをこなしていたら 図書館から予約した本が届いたとのメール
雨はかなり降ってはいたが 明日は休館日で受け取れないので 雨の中行くことにする
気温は14度
って どんな服装をすれば良いのだろう
外に出ると 早くも防寒着を着た人もいるほどで あの夏の暑さってどんなだっけか
喉元過ぎるとって・・・本当にそう
忘れたけれど 忘れるから生きていけるんだな
それでまた来年になったら いやあ 今年の夏は暑いねえ なんて言うのかな
最近 頻繁に図書館の本を借りているせいか 子供のためなのだろうか 絵本や学童用の本を何冊も(本は10冊までOK)借りたり返したりする大人をよく見かけるようになった
こんな時代だからと思っていたが 本を読む子供もいるんだね
今日返却した『逢坂の六人』は 紀貫之が子供時代に六歌仙と関わりあった話が中心になっているのだが(むろん フィクション) その六歌仙の中の喜撰法師についてだけ 章立てが無い
ほとんど話題に出てこないのでなんで?と思いつつ読み始めて 喜撰法師は紀貫之がいたずら心で創り上げた人物だとわかった
これは「とも言われている」という程度の話で 虚実のほどはわからないのだが ほとんど古典に接してこなかった私には面白かった
わずかに残された資料をもとに想像の世界で作られた話は 見事に古の人たちを蘇らせた
ほんとうかどうかは問題じゃない