午後 病院に行く
私はこの担当医の話す内容や口調などに好感を抱いているので 面と向かって話すだけでも気持ちが落ち着く
私のこの状態は鬱病なのかと尋ねてみたところ 首をかしげて 気分が鬱々としていなければそうとは言えないと
そして どうしてこうなったとか 自分の性格がこうだからといったことは考えないようにと言われた
そもそもそれに確かな答えなどないのだからと
そのことで自分を責めたりすることのほうが よほど悪いとも言われた
食べられなくなったらまた薬をもらいに行けばいい その程度の気持ちでいるようにと
びびりだし 人には迷惑をかけたくないしと 自分で自分を縛ってしまうところがあるが 考える前に行動してしまう そんなところが多少あっても良いのかもしれない
診察を待つ間に 何度か予約の電話がかかってきていた
そのうちの一人は診察の予約がかなり先になってしまうと知って 他の病院のことを聞いてみたりして かなり長いこと話をしていた
その方は かなりきつい状態なのかもしれない
今 混んでいる状態を説明したり キャンセルが出ることもあるのでといった丁寧な応対に 患者への気遣いを感じた
この気温の変化もあってか 心療内科は混んでいるらしい
たまたま一週間後の予約が取れた私は ラッキーだった
薬局で薬を受け取ると 帰りは夕方近く
あまりこの時間に外を歩くことが無いので 夕日に向かって歩きながら 「秋は夕暮れ」だよね な~んてね