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どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

1913

2023年02月25日 | 日記

天気はまずまずなれど 迷った挙句 買い物にはいかず

昼間の気温はまだそう高くは無いが 朝の気温は随分と変わってきた

まさに光の春

 

毎回見ている『山田五郎オトナの教養講座』でエゴン・シーレが取り上げられた

都美で展覧会が開催されているからだろう

美術を取り上げる時 彼はよく当時の歴史や文化 風潮や人を取り巻く雰囲気などについて説明してくれるので それが理解を深めるのにとても役にたっている

まったくそれとは無関係に中野京子の本の紹介で知った『1913』を借りたところ 山田五郎がエゴン・シーレの活躍したまさにこの頃の時代性について語っていたのとぴたりと合って なるほど!とすっきり

第一次世界戦争勃発前夜の年 各分野の時代の寵児ともいえる多くの人々にまつわる1913年の出来事を 特に脈略無く月ごとに記録するという画期的な手法にはびっくり

ベル・エポックの最後の年 体制や価値観が大きく変わる時のなにやら不穏な空気の時代 その時を生きた人々には見えなかったものを 今私たちはこうして俯瞰で見ることができる

100年後 「2023」は書かれるだろうか