バート・バカラックが亡くなった
94歳で亡くなるまで音楽活動をやり抜いたその姿は お見事というしかない
洋楽を聴き始めたローティーンの頃にバカラックの音の洗礼を受けた私にとって 彼は20世紀で最も好きな作曲家だった
「サンホセへの道」「小さな願い」「世界は愛を求めている」「何かいいことないか、子猫ちゃん」「ディス・ガイ」などなどの音楽センス そして変拍子と転調の魅力
「雨にぬれても」も良かったが 彼の映画音楽で一番好きなのはなんといっても「アルフィー」(こと映画音楽だけに限れば エンニオ・モリコーネも格別ではあるけれど)
ついでだがこの映画自体も 主役のマイケル・ケインも好き
そして一曲だけと言われたら・・・「ア・ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム」かなあ
「アルフィー」にも通じる哀愁がたまらない
バカラックの 少しかすれたような細い声で歌われると 切なくて泣きたくなる
私にとっては 彼も彼の生み出した作品も まさに「gift」
感謝しかない