南の島で幼稚園の先生になろう!

帰国しました。日本で元気に職場復帰しています。

SURPRISE BIRTHDAY

2007年02月28日 | ミクロネシアの生活
今日は、仲間の誕生日。

今まで仲間の誕生日にはど数々?の企画をしてきましたが、今回はMIDNIGHT SURPRISE。

つまり誕生日に日にちが変わった途端に家に訪問、いや乱入してすることに。

だから今日に変わった12時に仲間の家に乱入してきました。

彼女のBIRTHDAYの為に僕が曲を作って、仲間3人で練習して、音を取ってそれをCDにしてプレゼント。

でももちろん生伴奏というか家に行ってご近所迷惑顧みず?ウクレレで彼女の目の前で披露してきました。

彼女の家は町にあって、僕たち3人は村暮らしなので、まさか彼女は家に来るとはおもっていないだろうから、町のドミで8時過ぎから待機して、12時前にノコノコと歩いて彼女の家に。

歌は今回はしんみり、音楽が大好きなそしてしっとりとしたイメージ作ったのですが。かなりベタですが、ベタというか素直に気持ちを表すことが気持ちを伝えることになるなあって。そんな作詞の才能もないので、ご勘弁下さい。

でもこれでかれこれ、発表した曲は1,2,3,4,5,6,7,8曲目だ。
***は彼女の名前です。

            「*** HAPPY BIRTHDAY」

1,
PIANOをかなでる君は             いつも輝いているね

それはきみが幼いころから          一歩ずつ諦めず歩んできた道

君と出会った この南の島でいつも     君はピアノで素敵なハーモニーを

響かせてくれる   そんな君が素敵だよ

君とHAPPY HAPPY BIRTHDAY TO YOU  君と一緒にこの

時間を過ごせて本当に良かった


君とHAPPY HAPPY BIRTHDAY TO YOU  君と素敵なこの

時間をこれからもずっと過ごそうよ

2,
君が作ってくれる 料理は           いつも心が温まる 

それは君がみんなのことを          とても大切に思ってくれるから

君と出会ったこの南の島でいつも    君はみんなに温かいハーモニー

響かせてくれる  そんな君が好きだよ

君とHAPPY HAPPY BIRTHDAY TO YOU  君とこれからも

素敵なハーモニーを響かせていこう

君とHAPPY HAPPY BIRTHDAY TO YOU  君がいるから僕

等の心に素敵なハーモニーが響くよ

 
怖い話を聞くと   「これからドミ泊まるわ」と言う君
     
怖がり屋でさびしがり屋の         君のみんなが好きだよ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

感謝(家族との出会いに)

2007年02月27日 | ミクロネシアの生活
今僕と住んでいる家族は、お父さんが船員さん、お母さんは専業主婦、子どもは9名いますが、今一緒に住んでいるのは4名。他にお父さんからすると弟の子ども(姪)(甥)を1人ずつも一緒に住んでいます。(お祖父さんの家にいるときだけの限定かもしれませんが)

お父さんは日本に船で行ったり、近くの島に行ったりとよく働き、ポンペイでは珍しく犬を可愛がっています。

お母さんが本当に凄い。ポンペイのお母さんなのに?子どもを怒りません。叩く事なんて考えられません。ほのぼのお母さんです。
そして料理がとても上手です。手間暇掛けて作ってくれます。そして料理の中に野菜もたくさん入れてくれます。(これもポンペイでは貴重)
料理もレシピを見たり、ちょっとひとひねりしています。

洗濯のことはこの間のブログにも書きましたが、教会の活動にも熱心。今日も聖書をみながらなにやら書き写しています。どうやら新しい曲の歌詞を書いているようです。
その横で子どもも一緒に聖書を見ています。

お母さんの何事にも一生懸命な姿を見て、子ども達でも学校でいつも表彰されるくらい真面目で勤勉です。

本当に子どもは親の姿を見て育つとは世界共通です。

しょっちゅう家族が変わるのは正直嬉しいことではありませんが、こうして素敵な家族に出会えることは本当にホームステイをしていて、この家で暮らしているからこそ出会えるのだと感謝です。

この島で出来るだけたくさんの素敵な出会いをしたい。そしてその一つ一つに対して「感謝の気持ちを持ち続けたいです。
そうすることで、また新たな感謝する出来事がやってきてくれるような気がします。
家、実際そうです。

「感謝する心は、新たな感謝を呼ぶ」だと思います。
それは自分の思いと異なることが起こっても、そう思えるようにならなくてはなりませんが、無理に感謝するのではなく、心から自然に思えるように感謝したいですし、そうでなければ、本当の感謝とは当然言えません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

感謝(改めて)

2007年02月27日 | ミクロネシアの幼稚園
最近、日本の職場の先輩とメールをして「感謝」と言う言葉、気持ちを改めて振り返りました。

ミクロネシアに来て、8ヶ月が過ぎ、当初感じていた新鮮な気持ちは薄れ、それはある意味ここの生活になれてきたことでもあると思います。
毎日楽しかったり、もどかしかったりしますが、しかし、当たり前のように毎日が過ぎていっているような・・・

もっと今自分の置かれてる環境に感謝する気持ちが欠けているような。

もっと当たり前と思わずに、一つ一つの出来事に意味を持ち、感謝できる自分でありたいなあと思っています。

今日はそんな感謝の気持ちが素直に表れたこと。

幼稚園には8つのルールがあり、子ども達が何かしでかすと、先生は「ルールは何だった?」とよく復唱させます。

ルールを覚えることだけでは意味がなく、幼児にとっては生活の中で体験する出来事の中で「それどう思う」「今の良かったね」「今のはちょっと残念だった」と教師が伝えていくことでルールの意味や子ども自身が自分のことを振り返ることができるきっかけになるのですが、それはなかなか難しいので、とりあえずルールの書いてある紙からかえていこうと。

ルールの書いてある紙は、本当に文字だけ書いてあります。
「家からお金やお菓子を持ってこない」「外で遊ぶ」「ゴミはゴミ箱に捨てる」「出した物は片付ける」などなど。

カウンタパートも新たな物を作って欲しそうだったので、僕が「このルールの紙は、子どもが分からないから、分かるようにしよう」というと「うんそれがいい」と大ノリ気。

今日、段ボールを切っているといつももう1人のカウンターパートとナースに入り浸り、ひとしきり話をして時間が過ぎていくのに、今日は僕の様子を見て「わたしができることがあれば、手伝う」と行ってくれました。
僕が切った紙をボンドで貼ってもらったり、僕が絵を描くから君はルールを書いてといって、まさにジョイントで作業ができました。あっという間に3時間が過ぎ、無事見事な新たなルール表が完成。彼女も大喜び。

僕もこのごろ、全くと言っていいほど昼子どもが帰ってから一緒に作業や授業について考えることができず、「これじゃあ、全く技術移転なんてできてない」とかなり考え込んでいましたが、2-3日前から一日一回今日の授業について僕の方からコメントを言うようにしました。その甲斐あって?いや彼女が作りたいとおもっているものを僕が作ろうとしたから、この際どちらでも良いです。とりあえず一緒に作業が出来、子どものために同じ目的を持って活動が出来ました。こういう事を積み重ねていきたいなあと。

今日一日で何が伝わったではなく、同じことをすすめて活動していくことこそが大切だと。

今日は、その気になってくれたカウンターパート、こういう機会が持てた事へ感謝です。
こういう事がたまにあるだけで、やっぱり頑張らないとなあって思います。

これが当たり前ではなく、おかしな言い方かもしれませんが、こういう日々をカウンターパートの気持ちに「感謝」したいと思います。
感謝を持つと自然と彼女が「あれ取って」っていう言葉も「はいはい、どうぞ」って気持ちよく動けます。これも彼女との理解につながっているんだと思えると。もちろんやりすぎて、マンパワーになってしまわないように気を引き締めないといけませんが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すごいECE DAY

2007年02月26日 | ミクロネシアの幼稚園
ECEとは日本で言う幼稚年のこと。

今日朝カウンターパートから3月末に行われるECEDAYについて話を聞きました。
僕も本来は準備段階から入っていろいろしたかったのですが、どうやらプログラムはもう決まったみたいです。

全ポンペイの子どもが集まってする戸外も含まれる活動と聞いていたので、体操などいろいろな遊びをするのかと思いきや、今日はなしを簡単に聞いたところでは、数字の勉強やものを見てその頭文字は何かなど、まるで共通テストのようです。これからECEDAYにむけての活動をしていくからといわれました。今ポンペイで行われている文字や数字を教えることを主とした教育方針を誰も止めることは出来なさそうです。
「ECEDAYに向けての活動って、僕がしている子どもと数字のカードを使ったアクティビティーを続けていけばいいんだよね」と聞くと「うんそれでいい」という答え、もちろん読み書きも入ってきますが、まず数の概念をしっかりとつかむことからしていかないと。

でもカウンターパートはゲーム的に(僕の遊びの要素を入れてくれたと信じて)二人の子どもにチョークを持たせて、「用意ドン」で黒板に走り、どちらが速く1-10まで書くかの遊びをしていました。でも1-10までまだまだ書けない子どもが多いので、出来る子できない子がはっきりしてしまいました。終わってから、活動はとても面白くて、子ども達も良く見ていた。でも、最初に「1-10までは、こういう風に書くんだよね」と一度れピーとしてから出ないと子どもは何をしていいのか分からない子どもがいたように思うと話しました。最近なかなか授業について話す機会が少なくなりがちで、粗探しではなく、良かった点、より良くしていく点といった前向きな考え方を共通にしていきたいなあと思っています。人にえらそうなことは言えないのですが。

そして急に部屋を出来るだけこれから綺麗にしてほしいと言われました。「なぜ?」答えはECEのスタッフがスケジュール未定で来るようです。
今日はいつも昼から昼寝とお話が主体の同僚も最後のほうは掃除をしていました。
思わず「いつもこういう風に綺麗だといいね」と話しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日曜日もちょっぴり働きます

2007年02月25日 | ミクロネシアの生活
こう書くと休みがないように思われますが、しっかり休んでいますが今日は他にあまり書くことがないのでその話題。

今日も第三回ワークショップのまとめをしたり、3月に行うYAP(同じミクロネシアでありながら文化習慣が全く異なる島(州))にいくワークショップの内容について少し話しました。

平日にも週一回ペースでMEETINGを重ねているのですが、細かい作業などはやはり週末みんなの本来の活動がないときでなければできないので。

でもそれは、また新鮮な気持ちで行える活動ですし、金曜日の「感動」でも書いたように異なる喜びがあります。

あとたまっているレポートも書かないと、書き出すと次々に「あのことも書いておこう」と思い、最終章にたどり着くことができません。
でもいい加減に切り上げて、レポート出さないと・・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心温まるクリームシチュー

2007年02月24日 | ミクロネシアの生活
今日は、コロニアから僕達ウー村とは反対方向に住む仲間が家に招待してくれて出かけました。

その隊員の家には方向が違うこと、タクシーなどがなかなか捕まらないために行く機会がありません。

そんな仲間の活動期間はあと2ヶ月。

とても料理上手で今回はおいしいクリームシチューをご馳走になりました。
(いつもありがとうございます)

その後は、今僕達の間で流行しているモノポリというゲームをしました。
我々の数少ないインドアのレクリエーションのひとつです。

最近そういえば、自分の家に誰かを呼ぶことってなくなってきたなあ。
しかし前に仲間の隊員が遊びにきたいといって泊まったら、おじいさんが家族総出ですごいご馳走を用意してくれて、とんでもないことになったし、気軽には呼べませんが。

こうして仲間の活動や仲間の暮らしぶりを見ると、みんなそれぞれの場所で頑張っているのだなと改めて思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

感動

2007年02月23日 | ミクロネシアの小学校
今日は午後から仲間の隊員4名と行っている現地の小学校の先生向けの算数ワークショップ。今日で3回目です。

ワークショップの内容は、現地の先生が算数の授業の教え方を向上させるために、実際に子どもがいる状態で実際の授業を行うオープンクラス形式。

1回目、2回目と我々の仲間の隊員が行ってきましたが、今回は、ローカルの先生が授業を行いました。

昨年9月にこのプロジェクトに私は参加し、このポンペイで初めてであろう公開授業を皆で力を合わせて実現でき、そして次の隊員もそのバトンを受け継ぎ2回目のワークショップを行い、とうとうローカルの先生が私達がサポートしながら授業公開してくれたと思うと、授業が始まるときに涙こそ出ませんがジーンとこみ上げてきました。

そして参加者の先生達も1回目2回目とどんどんこのワークショップの主旨を理解してくれ、聞く姿も真剣そのもの。その姿、ワークショップの雰囲気にもますますジーンときました。

ECEでの活動は、このワークショップのようにすぐに結果が現れるものではありませんし、悪戦苦闘?していますが、このみんなで力を合わせたワークショップは本当にいろいろなハプニングもありながら(実はローカルの先生が病気になったり、他の先生が出産になったりと一時は開催が危ぶまれていました)実現できました。

もちろんたくさんの人間が集まればそれぞれの考えが違うこともあるし、それぞれの役割も異なり、みんなが自分が自分がと前に出ていては収拾がつかなくなります。

そういう意味でも僕達4人は、それぞれが持っている力を良いように出し(僕以外は)、1人では考え付かないことを皆がいることで様々な知恵やアイデアを出し合って、ここまで漕ぎ着けることが出来ました。

もちろん100点満点なんてありえませんが、予想外の出来にとても満足しています。

これからも常に新たなるもの、このミクロネシアにとって何が必要なのかを4人で力を合わせて活動することができればいいなあと思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家族そろった食卓で親子丼

2007年02月22日 | ミクロネシアの生活
今日はけっこう盛りだくさん。

一日を振り返ってみると・・・・
朝から幼稚園で働いて、途中仲間の隊員が日本語の歌のコンクールのビデオを撮るからそれを手伝って、ご飯を家に帰って食べて、ついでに天気が良いので、シーツやタオルケットを洗って、マットや枕もついでにお日様に干して、昼休みがおわるとマットなど取り込んで(この作業はよくするのですが)、学校に戻って明日の準備をして、またまた仲間の隊員のビデオをとって、今度は学校の先生が野球をすると言い出して、一緒に野球をして遊んで、明日僕たちが取り組んでいる算数ワークショップがあるので、コロニア小学校までタクシーで行って、一時間ほど打ち合わせをして、家にタクシーで帰って、家族に親子どんぶりを作りました。

この写真はわが家の食卓。
ポンペイでは珍しく、家一件分が全部食堂です。僕は家から外に一度出て庭を歩いて、食堂に行きます。

親子どんぶりはお祖父さんが好物なのは知っていたのですが(コロニアのレストランで食べることが出来ます、レストランにはよくあるメニューです)実は僕は日本の家族にあまり親子どんぶりを作ってもらった記憶がなく、実は作るの初めてでした。

思わず仲間の隊員に電話して聞こうとしたけどつながらず。
とりあえずだしを作って、タマネギとチキンを入れてじっくり煮込んで、家族が帰ってくるのを待ちました。そして10名分なので、3回に分けて卵をとじてつくりました。

僕が家族に料理を作ると、必ずお祖父さんは全員をそろえて、僕が作り終わり一緒に食べられるようになるまで待ってくれて、みんなでお祈りをします。お祈りの中に「日本」という言葉がでてくるので、きっと僕が作った事への感謝の言葉を入れてくださっているのだと思います。

表情はいつも微妙ですが、最近泊まりに来ている高校生はかなりもりもり食べてくれたり、お母さんも作り方聞いてくれたし、醤油を掛けている人もいたけど・・・

今日は丁度ライスがなかったので、僕が買い置きしておいた正真正銘日本米をつかったので、かなりおいしかったです。

あまりに家族がバタバタ変わるので、作るのも少しためらっていたこともあったのですが、時間があって食材がそろうときにはやはり頑張って日本食を作ろうと思います。

家族が集ってくれたり、食材から会話が広がったり、日本を知ってもらう良い機会だと思います。

なによりもいつも温かく僕に接してくださる感謝への気持ちです。

ホストファミリーへの感謝の気持ちの表し方は人それぞれですが、僕はまず家の事を積極的にする。(食堂や廊下の掃除、朝一番に起きてお湯を沸かしてニワトリにえさをあげる)
そしてもちろん、お祖父さんの簡単なお世話をする。(食器を出す、お祖父さんの大好きな雨水を汲みに行くなどなど)

そしてこの日本食をつくることです。

今度は何を作ろうかな?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おでこに十字架

2007年02月21日 | ミクロネシアの生活
これは教会で助祭様から1人1人がおでこに十字を書いてもらっているところです。

今日は水曜日、カソリックでは日曜日の次に大事な日だとされているようです。

いつもは、子ども達の教会学校があるのですが、今日は教会前にたくさんの人だかり。

今日からイースターまでの40日間。イエスキリストについて、考えましょうという意味があるそうです。

日曜以上に人が集まってこられていたようですし、普段顔を見かけない幼稚園園児もたくさん来ていました。みんな僕を見つけて「*****」って僕の名前を呼んでくれました。

教会ではポンペイ語なので、言っていることは殆ど分からないのですが、この場にいると何か神妙になります。そして僕はキリスト教ではないですが、神聖な気持ちになれます。そしてポンペイの人たちと時間を過ごしていることを実感できます

教会がおわった後、「世界に一つだけの花~ポンペイ語バージョン」を披露したが、子ども達は殆ど帰ってしまっていて、今日は不発?

でもこれはこの歌を訳してくれたシスターから「とても言い歌だから、子ども達に教えてあげたらいいよ」ともお通ししてもらっているので、是非頑張りたいと思います。

この村で教会は、やはり人が集い、共に心を許しあえる、大切な生活の場です。
そんな場があることが、日本人の僕にとってはとてもうらやましく感じます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

とうとうミネラルウォーター飲料水機

2007年02月20日 | ミクロネシアの幼稚園
この間から、ポンペイの水事情があまり良くないようです。

雨不足で水が不足していることもありますが、この間校長先生が幼稚園に来て、「水道水は汚いから飲まないように」とお達しがありました。

すると、給食室に暫くすると、ミネラルウォーターの1ガロン(18リットル)缶が置かれていたので、どうするのかなって思っていると、なんと教室に設置されて、子どもの飲料水になりました。でも休み時間はローカルの先生が僕に「部屋の鍵を掛けておいてね」と子どもが使えないようしたり、好きな遊びの時間がおわると整列するのですが、整列が先か先に水を飲むのか、はっきりせず。また子どもには最初さわらせないと言っていたのに、自分が次々水を汲むのが面倒になると子どもにさせたりと、いったいどういう風に使わせたらいいのかな?と。

でも子どもの事を考えて設置されたのなら、水筒などを持ってくる習慣が普及していないこの暑い南の島には良い設備です。

日本から見れば、なんで協力が行くところに日本にないような物があるの???
って思われるかもしれませんが、こういうある意味外国からの援助のみで多くの部分が成り立っている国では、決して珍しいことではありません。

今日は僕が「飲みたい人はちゃんとならんで」みたいなロカール語をいうと、素直に並んで順番を待っていました。「ルールを守ろう」「ルールを言ってご覧なさい」と連呼するのではなく、子どもは必要性を感じるとルールを守ります。自分が心地よく暮らすために。

この機会も、子どもののどを潤し、そしてルールなど社会生活がスムーズに行くように潤してくれる良い機会になればいいと思っています。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

魚釣りごっこ(ポンペイの幼稚園事情)

2007年02月19日 | ミクロネシアの幼稚園
これは、先日こちらの幼稚園のカリキュラムで「漁師」というタイトルのカリキュラムがでてきたので、遊びにぴったりのものがあるといって子どもが描いた魚にクリップをして魚釣りにしたものです。置いていると子どもが楽しんで魚釣りを今日もしていました。

こうしてみると「日本と同じ?」と思われそうですが、実情は異なります。

今日は、ミクロネシアの幼児教育について

こちらでは、遊びより学習が幼児期でも大切にされていて、文字や数字などの学習に比重が置かれています。
そして、その教え方が子どもが楽しめるというのは、かなり難しいかな?とかんじるものです。というより、子どもの発達や今の状況を考えずに教えている傾向があるのでは?また子どもが文字や数字を理解する教え方が十分に成されていないという感じがします。

私自身、数字や文字を幼児に教えるより遊びを中心にして指導をしてきたので、このような指導は先生になって初めてですが、急に日本の遊び中心の幼児教育を展開しても、こちらで理解してもらえるはずはなく、こちらのニーズである文字や数字の学習をいかに子どもにわかりやすく、また楽しくできるかを日々考え、それがこちらの先生に理解してもらい、ローカルの先生が授業の中で上手く取り入れてもらうことが出来ればと活動しています。

この魚釣りも、「こんな風に楽しく遊べるよ」という提案の一つです。
私が今心掛けているのは、日本にある特別な物は使わない。こちらにあり、誰でもが手に入る物で授業をすすめていくこと。そうしないと単に「日本人は凄い」でおわってしまうからです。

まだまだこれからですが、子どもがいかに前向きに活動しているか、子どもの笑顔があるか、子どもが生き生きしているか、それをダイレクトに伝えていくことしかないのではないかと思っています。

人が子ども時代に経験していないことを(ローカルの先生が子ども時代に経験していないであろう楽しさ)大人になって感じ、それを子どもに伝えることは非常にむつかしいことではありますが。目の前の子どもが答えを出してくれると信じて。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

のんびり日曜日

2007年02月18日 | ミクロネシアの生活
最近、コロニアで週末を過ごすことが多くなっていましたが、今日は土曜日からホームステイ先で暮らしました。

朝起きて、ゆっくり過ごして9時過ぎの教会に備えます。

玄関先では教会に行くためにお祖父さんの家に立ち寄った子ども達とお祖父さんが談笑。

話の内容は分からないけど、お祖父さんは子ども達に「こうして生きていくことが大切」から「ものは置いたところに戻しなさい」などいつも細かくお孫さんひ孫さんに気を配っています。

こんな光景今日本ではなかなか見られないなあって思います。

でも本当に素敵な光景だと思います。

年を重ねた先人から学ぶべき事は星の数ほどあるのに、なかなかそのことが忙しかったり、便利さを優先した
生活をするために僕たちは犠牲にしてきたように思います。

都会に住むことに憧れ、田舎なんて住めないと言ったり、年寄りと暮らすのは大変だからと・・・

もちろん、実際大変ですが、それには代えられないたくさんの学びがあります。

僕も祖父母にはたくさんのことを教えてもらいましたし、今でも心に刻んで生活をしています。でも今多くの子どもがそんな機会がほとんどないまま・・

いつまでもお祖父さんには厳しくそして尊敬される存在のまま、元気にいていただきたいと思います。

いつまでも孫ひ孫の成長を支えながら。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子どもの結婚式

2007年02月17日 | ミクロネシアの幼稚園
今日は、結婚式に招待されました。それも園児に。

といっても園児が結婚するわけではありません。

写真の前側に映っている椅子に座っているのが僕の園児ジュンくん。

彼のお父さんとお母さんが結婚しました。

ポンペイではできちゃった結婚はあまりないけど、できちゃってからだいぶして婚(紛らわしいいい方ですね)つまり事実上結婚していて子どもも生まれているけど結婚していなかった場合や結婚式をしていない場合がよくあります。

この写真ではわかりませんが、終始にこにこしてました。

結婚式もお父さんとお母さんが幼稚園の先生や友達にも是非来て欲しいと息子が行っているので是非と言われました。

なんだからほのぼのしていて、こういう結婚式も良いなあって思いました。

こちらの教会は、生を受けるとき、成長するとき、誕生日などなど生きている中に、生活そのものに教会が存在しています。

日本のような宗教観が世界的にはレアなのでしょうが、いつも心の支えがしっかりとある事って良いなあと思います。そして人生の節目をちゃんと信じている神様、仲間、家族と共に祝えることも。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電車はないけど貨物列車出発

2007年02月16日 | ミクロネシアの幼稚園
今日は、朝からローカルの先生が、欠席の子どもの所に制服の採寸に行かないといけないから朝からお願いっていって出て行ってしまいました。

この間からしている日本で「かもつれっしゃしゅしゅしゅ・・・」って歌いながら最初は友達とジャンケンをして、勝ったら運転手、負けたら勝った子どものうしろにつく、それを繰り返して、どんどん列が長くなる遊びを楽しむことに。

一週間前くらいから2、3回したたのですが、日本だったら、遊びながら分かることを大切にするので、一斉にしますが、こちらでそれはちょっと不可能なので、最初の頃は、まず2人立ってジャンケンして、2人組になったら次の2人がまたジャンケンしてというふうに日本だったら「先生なんて遊び方しているんだ」って絶対許されない順序で教えていました。

こうしないとこんがらがって遊びとして成立しないし、こうしてじっくりじっくりとこちらの子どもは分かっていきます。今の僕の指導力では。

全員が動きながら、混乱せずに楽しめるようになってきたのは、少しずつルールを守って遊ぶことが楽しくなってきたから。日本のように毎日時間をとればもっと集団として成長するけど、それはなかなか時間的に難しく、僕も毎日遊び中心にするだけの力を発揮できませんでした。(こちらでは遊びは遊び、勉強は勉強なので)

子ども達の笑顔。写真では分からないけど、笑顔が全てなんだけどなあ。
この笑顔があるから子どもは意欲を持って学べるんだけどなあ・・・・

文字や数字で遊んでいるときにはない顔なんだけどなあ。

なかなか遊びが学びであることを伝えるのは難しいですが、諦めず、そして現地のニーズである学ぶことを楽しくそしてわかりやすくしながら、活動をすすめます。

まずそのためには僕が楽しく毎日過ごすことです。子どもと共に
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歯を大切に

2007年02月15日 | ミクロネシアの幼稚園
この島では、今幼児の歯を大切にする事に力を入れています。

入園前検診では、子どもの多くが虫歯だらけでした。(今の幼稚園とは違う場所に検診に行ったときのことですが)

今日はなんと先生自らフッ素を子ども達に塗っていました。

実は昨日しようとしたのですが、食事前だったので「今塗るとすぐ食べるし、その後歯磨きしたら取れるんじゃない?」って僕が話すと暫くして延期になりました。

うーん、やろうとする前向きさはいいのですが、やった後の効果ということを考えてしているかというと、いつも???です。

でもみんな塗ることが出来ました。
途中から保護者も手伝ってくれて、日本ならそんなこと勝手にして良いの?ってかんじでしたが、僕は待っている子どもを見る人がいないので遊んでいましたが。

食事でも今日の給食はローカルの食事。つまりポンペイの人が好きなライスではなく、タロイモです。子ども達はかなり「イ(僕)ヨウキ(食べ物が好き)」といってました。

なかなか手間がかかって、ご飯に頼ってしまうのが現実なのですが・・・

でも子ども達の多くが大好きで安心しました。これならいざというときに「GO LOCAL」出来ます。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする