南の島で幼稚園の先生になろう!

帰国しました。日本で元気に職場復帰しています。

バレンタインライブ

2007年02月14日 | ミクロネシアの幼稚園
写真は、2月14日学校のオフィスで子ども達がクリスマス会の時のビデオをパソコンで見せてもらいました。

これでも立派な視聴覚教育です。きっと。

見にくいので、一部子どもは机の上に座らせてもらって見せてもらいました。

段取りは超悪くて、いつになったら子どもの歌が始まるんだって感じで、もうすぐに給食のため見れなくなりそうなくらい。

でもなかなかビデオを家に持っている子なんていないので、自分の姿を見ることは新鮮だったようで、静かにしていました。

今日は夕方から路上ライブ第2。クリスマスライブを入れたら3回目。

始める前に雨は降るし、案の定ハロウィンのように人は出ておらず、遠目に見ていく人が殆ど。

この日のためにこの島で流行っている曲の原曲であるポリスの「みつめていたい」とか「世界に一つだけの花」のポンペイ語バージョンしたいんだけどなあ。

まあ僕には想定内(もう死語かな)なので、これにめげずに頑張ります。とういか楽しみます。

他にもUUCのウクレレで、考えていることがあるので、さすが協力隊って言われるようなこともしていきたいです。

さすがに平日にコロニアでライブして帰ってくるとしんどい。

でも楽しいことのためにはどん欲に自分から動いていかないとね。

この島では、ゆったりと時間だけが過ぎ、これをしたぞって実感が持てないから、こういう自分から動いていくことが必要だと思います。



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拷問?いや保護者会

2007年02月13日 | ミクロネシアの幼稚園
昨日の子ども達が家に帰るときに僕がかけた言葉は「ラカップ(明日)ソウチェ(ない)ミエ(何々がある)スクール(学校)」(明日学校はないからね)

そう、今日は幼稚園はお休みです。

僕の家は、子ども達が学校に行くときの通り道になっているのですが、嬉しそうに園児が1人、朝家にいると駆け寄ってきました。

「今日は学校ないんだよ」って話しましたが、キョトン?

僕のホームステイのお祖父さんがその子どもを呼んで「今日は学校ないからね、家にお父さんやお母さんはいるか?」と聞いて、納得させるとドーナツを手に持たせて帰えらせました。(さすがお祖父さん)

今日はそうです。ウー村の幼稚園の保護者会。保健や教育局、大学などからeceの大切さなどを伝える日です。島全体に大きな幕が出るくらいの大事。

ドライバーが僕の家に8時に迎えに来てくれるって言ったのですが、来たのは9次少し前。

会場につくと、カウンタパートが受け付け頑張ってしていました。

9時過ぎからランチ30分をはさみ、2時30分まで延々といろいろな人のお話お話し・・・・・。それも英語ではなく全部ポンペイ語。

これって拷問?本当にきついです。

しかし自分がローカル語を理解していないからなので、僕が悪いのですが。

ECEの幹部も勢揃いでかなりの意気込みを感じます。

文字の大切さを歌で教えたり、歯を磨かないと歯が悪くなることなど写真を交えてかなり濃い内容でした。

参加者全員に歯ブラシと歯磨き粉、それにくじ引きしてTシャツを配ってと、かなり大盤振る舞い。途中でスナックとランチ付き。

どこからこんなお金が出てくるのかな?って感じですが。
こういうお金の使い方は、かなり日本とは異なります。

おもてなしの気持ちが強いとも言えるし(実際そうですが)
やはりばらまきとも言えるし。

夕方は教会の前でウクレレバンドの仲間の小学校隊員と明日の為に練習しました。

今日は夕方に教会ないので、ギャラリーもほとんどなく、ほぼ2人きり。

明日はコロニアへセントバレンタイン路上ライブ決行です。
前のハロウィンのように人は出ていないので、寂しい?厳しいライブ環境ですがまずやってみるで頑張ります。


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世界共通幼稚園ごっこ

2007年02月12日 | ミクロネシアの幼稚園
ブログ、更新滞らないようにしたいのですが、土日はコロニアにいることが多くなかなか出来ません。

金曜日には算数向上プロジェクトで今回は、今まで日本人がしてきたワークショップをローカルの先生に技術移転していくのですが、なんと予定していた1人が出産で1人が病気。どうしようとバタバタしましたが、今日連絡があり、病気だった先生は体調が良くなり、ワークショップには大丈夫とのこと。

土曜日は、月一回の州別会議。夜はモノポリというゲームで盛り上がりました。

日曜日は、ウクレレバンドの練習。日本の「世界に一つだけの花」をポンペイ語
に訳した曲(訳すのに5時間かかりました。ローカルの人にしてもらったのですが)やこの島で流行っている曲の原曲でポリスの「見つめていた」などなど。

水曜日にバレンタインに第二回路上ライブ敢行します。

本題は、幼稚園ごっこ。

我が幼稚園は幼稚園バスでの通園なので、早く来た子どもは、本来はじっとがまんして座っていないといけないのですが、そんなこと出来るはずもなく、先生の目を盗んで遊んでいます。(それが本来の姿だけど)

今流行っているのが、幼稚園ごっこ。

いい方はローカルの先生そっくり。日本では僕そっくりになるんだけど。
幼稚園の先生は自分のクラスの子どもが幼稚園ごっこしているとぞっとするかも?

保護者の方にも家で幼稚園ごっこしていて、先生のまねしています。とか言われると「大丈夫かな。まずい・・・」って感じですが。

子どもは世界共通ですね。幼稚園ごっこができるというのは、平和な証かもしれません。

途中で子どもがやってきて「それってOO先生だね」って話をしたり、「はい、上手に出来ました。拍手して」などなど、子どもの真実を見る力には、やはり驚き。

本当は写真ではなく、ビデオで見せたいのですが・・・

今日は、ローカルの先生が僕が今まで子ども達に教えていた道具や方法を少し取り入れながら保育をすすめてくれて、大満足。

こんなことは滅多にありませんが、こういうことが大きな支えです。

そしてこんな本当に小さな技術移転を積み上げられたら最高です。

うまくいかないことだらけですが、些細なこと、小さな喜びを大切にして活動したいと思います。

喜びという感情は、自分で感じて、自分で決めることですから。
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制服採寸でわかるチームワーク

2007年02月09日 | ミクロネシアの幼稚園
今日は、幼稚園のバスの運転手さんと話をしていると「今日は11時に子どもにご飯を食べさせて制服の採寸にコロニアに行くんだよ」と言われました。

そのつもりで授業をすすめていると11時になっても同僚は何も言わないので?

聞いてみるとドライバーの話は変更になって、11時食べなくてよいと言う返事。

それから暫くすると「やっぱり11時に食べる。制服を作ってくれる人が来るから」とどたばた(僕の心の中だけですが)

子ども達は採寸なんてしたことがない子が殆どで、少し採寸いやがったりしていました。お医者さんに見てもらうような感じなのかな?

でもこの間のバザーの収益金でみんな新しい制服を着て卒業できるんだから、嬉しいはずです。

でも本当に卒業式に新しい制服を用意できるこの国って本当に開発途上国?って思うこともあります。

そこが南の島の大きな問題なのですが。

話は最初に戻って、11時にご飯を食べさせようと給食室に行って給食の先生と話をしていると「私たちにはチームワークがないね」と時間のことで僕がバタバタしているのを見て言われてしまいました。

本当にチームワーク取れていないし、仲間がそう思っているんだと・・・・
でも僕は「WE CAN MAKE TEAMWORK」って言い返しました。

そうだ僕がもっと色々と動いてみんなに情報を伝えないといけないなあって。

僕が情報を聞くのは一番最後だけど、それもこれであっているの?ってみんなに確認するなどしていくと少しは変わる糸口になるかも。

「チームワーク」とても難しいことです。言葉の壁、習慣の壁でも彼らにとって外人?が入っている僕がいるときがよいチャンスなのかもしれません。

問題点がはっきりしたことでそれを少しでも良くしていく方法に考えましょう。

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気象観測船

2007年02月08日 | ミクロネシアの生活
協力隊として活動していると日本では経験できない現地での活動だけでなく、他にも様々な体験ができます。

昨日は、気象庁の気象観測船がポンペイに到着し、そこの方にお会いする機会がありました。

そして懐かしい?瓶ビールを飲みながら日本のお肉を食べさせて頂き、いろいろとお話しを聞かせていただきました。

気象はどんどん変化し、今までのデータが役に立っていないこと。

日本は世界屈指の気象技術をもっていること。

海は深海5000メートルから空までありとあらゆる事を調べていること。

それぞれの方が専門の仕事を持たれて、全員がいるからこそ船が無事に運行できること。

世界を股に掛けるにはパスポートではなく、船員手帳をもっている必要があること。

団塊の世代が退職されると、今現存する気象観測船が経ること。

気象観測船にかわって人口ブイの性能が上がり、今そちらが主流になりつつあること。

世界には僕たちが知らない様々な方がそれぞれ自分の仕事に誇りをもち、日本の人々が安心して暮らせるために尽くしてくださっている人がきっと他にもたくさんいるのだろうと思いました。

お礼の意味も込めて、UUC(ウクレレバンド)で初の船上ライブ敢行。

即興だったのでかなり内容は???

DEMO人に求められればとりあえずいきます。

音楽を楽しんでくれる人がいる、その人に少しでも心地よい気分になってもらい、そのことを自分の喜びとして感じることができる。

そんな単純なことを素直に楽しみたいと思います。
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幼稚園のバザー

2007年02月07日 | ミクロネシアの幼稚園
今日は、幼稚園の保育室の隣のナース(ココナッツの葉っぱが屋根になっている建物)は、大忙し。

なぜなら、今日はECE(幼稚園)の保護者がバザーを行うからです。

昨日もカウンターパートのセニータが買い物に行ってくるというので「なんで」と聞くと今日バザーがあることを教えてくれました。

写真にあるように葉っぱをお皿にして、家でそれぞれの保護者が作った料理を分けて、ローカルフードセットのできあがり。

チキンや魚の焼いたもの、ブレッドフルーツ(パンの実)、バナナ、ココナッツ、ご飯、サラダなどなどかなりのボリュームです。

このバザーは卒業式に全員の子どもが新たしい制服を着れるようにするためです。

この間から何度かmeetingをしている意味が分かりました。

いつもながら幼稚園の保護者の温かい支えには、感動です。

そして、カウンターパートの仕事としてこのようなバザーの采配もあることなど、
僕たちには見えない仕事が彼女にはたくさんあることも理解しなくてはいけないと改めて思いました。

そして、僕も2カゴ買うことにして、家に持って帰りました。

家族は喜んでくれて、「ありがとう、これ好きなんだ」今一緒に住んでいるお母さんにも好評だったし、途中で道で出会ったお祖父さんの孫達にも「今日食べ物たくさんあるから食べにおいでよ」と声をかけたら遊びに来たり、お祖父さんからも「ありがとう」って言ってもらいました。

このバザーで子ども達が真新しい制服で卒業式(5月)を迎えるのが楽しみです。

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こちらでも自動車はSHIDOUSHA

2007年02月06日 | ミクロネシアの幼稚園
今週の幼稚園のテーマは乗り物。

子ども達にとって身近な乗り物は自動車。
ポンペイ語で「SHIDOUSHA(シドウシャ)」っていいます。
そう日本語の自動車がそのまま残っています。

ポンペイには日本統治時代の言葉がかなりあります。

映画のことは「KATUDOU(カツドウ)」活動映画のことです。
蛙はそのまま「KAERU(カエル)」
下着のことは「SARUMATA(サルマタ)」サルマタ。

かなりタイムトリップした言葉が多いですが。

話は幼稚園の自動車。
昨日は子どもに自動車の絵を描かせたり、今日は雑誌から自動車の写真を切り抜いて紙に貼ったりとかなり子どもが楽しめる活動をローカルの先生がしてくれました。

といっってもこちらのはさみはプラスティック製で子ども達は切ることができないので、先生が大きなはさみで切らないと間に合わないのですが。

数字などの遊びでは引っ込みかちのMIKEが大きな自動車を見つけて喜んだりとこういう活動で浮かび上がってくる子がいることは嬉しいです。

こちらのカリキュラムや主な活動である文字数字の活動を大切にしながら、こういう心が弾む活動を僕からもっと提案していかないといけないなあって思いました。

今日は、機嫌の悪い子どもが寝そべっていて、よいしょって持ち上げると腰が痛い。激痛が走るほどではなかったけど、念のため湿布をしています。

丁度昨年も日本の幼稚園で足をケガした子どもを抱っこしようとして、腰を痛めたことがありました。

用心しないと。

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働き者のホストファミリー

2007年02月05日 | ミクロネシアの生活
僕は何度も言うようにミクロネシアでホームステイをしています。

84歳のお祖父さんと2人暮らし。基本形は。

つまり、ずっと一緒にいる家族はお祖父さんだけですが、お祖父さんの世話をする家族がお祖父さんの家(僕の部屋のガラス越しの隣の部屋)やナース(昔ながらの壁のない家)に住んでくれます。でも1-2ヶ月に新たな家族に交代するので、今の家族が5家族くらい目くらいです。

一緒に住むまで家に来ても殆どしゃべることがなかったのですが、とても良い家族です。子どもは9人いますが、今一緒に住んでいるのは5人(女の子4人男の子1人)でお父さんは船乗りなので家に不在のことが多いです。

子どもは利発で働き者。僕が今までしていた家の仕事を取られてしまいそうなくらい。

お祖父さんはお孫さんに次々に仕事を言いつけますが、子ども達はいつも機敏にお祖父さんの命令?をこなしていきます。

また学校の勉強の良くできて、僕の学校では学期ごとの表彰式には必ず名前を呼ばれます。

お母さんはとっても大らか。そしてお料理上手。いつもおいしいごちそうを作ってくれます。

今日なんて、昼は春巻きにカレー、夜はマングローブガニとヤムイモの揚げもの、こんなごちそう食べて良いの?っていうくらい。(きっと今日はスペシャルですが)

夜、子ども達に日本の本を見せながら日本の話をして、仲良くなりました。

正直次々家族と子どもが変わるので、「もうそんなに仲良くならなくてもいいかな、だってすぐにいなくなるしなあ」っておもっていましたが、話すとやはり楽しいです。

そうしていると外でごしごしする音が。
なんとお母さんが子ども達の服をタワシを使って手洗いしてました。

僕が「洗濯機を使わないの」っていうと「私はこの方が好きだから」って。

こういうお母さんの姿を見て子ども達は自分がすべきこと、人として大切なことを学ぶのだと改めて思いました。

世界万国共通。子どもは親の鏡です。

この国で子どもがルールをなかなか守らないのは、教師や大人が子どもにちゃんと約束を守ったり、大人として社会のルールを守っていないからって思うことが多々あります。

今の家族もいつまで一緒に暮らせるか分からないけど、たくさん良い所を学び取って、良い出会いをしたいと思います。
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園児失踪事件?

2007年02月05日 | ミクロネシアの幼稚園
もうあったいう間に2月。

パソコンのセキュリティーも更新できたので、これからはどんどん書かないと。

今日は幼稚園で一大事件。

10時過ぎに自由遊びが終わるといつも来ている保護者の1人が「私の子どもがいない」と言い出しました。

子ども達は円形になって座っていたので、見渡すと確かにその園児はいません。

急いで庭や学校の校庭を探すことに・・・

校長先生にも声を掛け、校長は学校から出て外を探し始めました。

確か自由遊びの最中に本人のお姉ちゃんと遊んでいるのをみたんだけど。

保護者がお姉ちゃん(自分の娘)に話を聞きに行っても、居場所は分からず。
学校の先生も心配して探し出した矢先に、他の園児から「いるよ」っている声。

なんと保育室のおもちゃの陰にずっと隠れていたようです。
コーナーになっていて、子どもが隠れても分からないのですが。

日本でもこのようなことがあったのですが、まさかポンペイでも同じ事があるなんて。

確かに隠れていた子も、ちょっと心配する要因があります。
なかなか母子関係が上手くっていないみたいで、すぐに怒ったり泣いたりすることが気になっていた子どもなのですが。

ここではそういうメンタルな部分をどこまで教師が掴んでいるか不確かなのですが。

でもよかったです。何かいざこざがあって怒って帰ってしまったのかな?と思いましたが。

先生達もこれを機に子どもが自由に遊んでいるときに子どもと一緒に遊んでくれる
と良いのですが、その道は険しいです。

でも子どものすることってどこでも同じだなって思いましたし、やはり教師としての観というか、気になる点は見逃さずに捉えていかなくてはいけないなあってつくづく思いました。
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