南の島で幼稚園の先生になろう!

帰国しました。日本で元気に職場復帰しています。

感動

2007年02月23日 | ミクロネシアの小学校
今日は午後から仲間の隊員4名と行っている現地の小学校の先生向けの算数ワークショップ。今日で3回目です。

ワークショップの内容は、現地の先生が算数の授業の教え方を向上させるために、実際に子どもがいる状態で実際の授業を行うオープンクラス形式。

1回目、2回目と我々の仲間の隊員が行ってきましたが、今回は、ローカルの先生が授業を行いました。

昨年9月にこのプロジェクトに私は参加し、このポンペイで初めてであろう公開授業を皆で力を合わせて実現でき、そして次の隊員もそのバトンを受け継ぎ2回目のワークショップを行い、とうとうローカルの先生が私達がサポートしながら授業公開してくれたと思うと、授業が始まるときに涙こそ出ませんがジーンとこみ上げてきました。

そして参加者の先生達も1回目2回目とどんどんこのワークショップの主旨を理解してくれ、聞く姿も真剣そのもの。その姿、ワークショップの雰囲気にもますますジーンときました。

ECEでの活動は、このワークショップのようにすぐに結果が現れるものではありませんし、悪戦苦闘?していますが、このみんなで力を合わせたワークショップは本当にいろいろなハプニングもありながら(実はローカルの先生が病気になったり、他の先生が出産になったりと一時は開催が危ぶまれていました)実現できました。

もちろんたくさんの人間が集まればそれぞれの考えが違うこともあるし、それぞれの役割も異なり、みんなが自分が自分がと前に出ていては収拾がつかなくなります。

そういう意味でも僕達4人は、それぞれが持っている力を良いように出し(僕以外は)、1人では考え付かないことを皆がいることで様々な知恵やアイデアを出し合って、ここまで漕ぎ着けることが出来ました。

もちろん100点満点なんてありえませんが、予想外の出来にとても満足しています。

これからも常に新たなるもの、このミクロネシアにとって何が必要なのかを4人で力を合わせて活動することができればいいなあと思っています。
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