南の島で幼稚園の先生になろう!

帰国しました。日本で元気に職場復帰しています。

まず学ぶ&野球初挑戦

2006年08月30日 | ミクロネシアの幼稚園
今日は朝早く幼稚園に行きました。
そして、子どもが座るコの字型の隊形の真ん中に切ったダンボールを木のように並べて置き、そこに昨日子ども達が描いたリンゴを飾りました。本当は子どもがダンボールにクレパスで色塗りをさせたかったのですが、それは実現しませんでした。
みんなでひとつのものを作る経験につなげたかったのですが。

今日のこの試みは、僕にとっては冒険です。
教育現場の多くの仲間は、自分の授業時間を与えられ、その時間は任されます。あまりカウンタパートに干渉されることはありません。またそれぞれ自分のクラスルームをもらっているので、ずっと同じ部屋にいるわけでもありません。

しかし、ECEは、子どもを教えている4時間はずっと同じ部屋です。
ですので、物を飾ることひとつでも「相手がだめ」と言えばそれは却下されます。
そして常に子どもに何をどう教えるかを共通確認して子どもに保育することが要求されます。

これらをうまく成立させていくには、まずじっくり今の状況を受け入れる。
その中でこれはやってみても相手の気持ちを害さないし、自分がやってみたいと思ったことは時には相談し、時には子どもに提示してみることにしています。

今日は朝からサブの経験のある先生のジュディーが手で四角を書いていました。全員分同じものを作ろうとしていました。
その四角はどうやら一人ひとり辺の数をカウンティングして、色を塗って、切るという三段階を経るようでした。

その準備が終わると今度は、別の紙に「Aa」と書き、その文字の横や下に点線で「Aa」と書き、「このようにして、子どもに文字をなぞらせたい」といいました。
そして子どもがなぞる部分の点線を僕に書いてほしいと言いました。

自分に「これ頼む」と言ってもらい、こどもへの目的が明確になっているとうれしいし、張り切ってしました。一人に16文字書くので全部で300以上。

正直一枚を書いてそれを職員室にいって、印刷すれば出来上がりなのですが、彼女が1枚1枚書くことにきっと何か意味をもっているのだと思います。
また、すぐに「これはこういう風に書いて、印刷すればいいよ」と日本人的な感覚を押し付けるのではなく、まず、彼らが考えていることを自分も体験してみることに尽きると思います。
時には面倒に感じたり、じれったくなったりすることもあるでしょうが、それが互いを分かり合う近道だと信じて。

今は与えられたことを一生懸命にすること、そして与えられた仕事に喜びを感じなければいけないと思います。自分が現地の先生に何かを教えるという意識はまず捨てて。
信頼関係がない時に、「教える教わる」という思いは成立しないはずですから。
それは子どもと先生も同じです。

そして逆に、いろいろなことを現地の先生から教えてもらおうと思います。

今日は、先ほど書いた「Aa」を教えるときになって先生は二人ともどこかに行ってしまい、手遊びなどで時間をつぶしていましたが帰ってこず、よしこの子どもたちに人生最初の文字は日本人が教えてしまおうとまず、鉛筆を机に置かせ、「A」の発音をみんなで言った後、一人ひとりが立って言った後に、文字の指導。
僕が黒板に字を書きながら、それにそって人差し指を使って、文字を書くことにしました。

そしてその後、一人ひとりに点線で書いた上をなぞらせることに。どうにかわかってくれました。

終わった後に先生に「なんで先生いなかったの?」ではなく「わからないけど、こういう風に教えてみたいけどどう?」と感想を聞いてみました。
すると線を描くときにひとつずつ「エーウ」(いち)とカウントするといいと言ってくれました。日本の画数と同じのようです。

文字の指導を任されたことに?喜びを感じ、「どうしたらいい?」「これこうしてみようと思うけど」と常に次どうするか、一緒に考えようという姿勢を大切に。

謙虚さを忘れずに。(僕は謙虚さに欠けるところがたぶんにあるので)

また、私が日本の歌やそれをもとに新たな指遊びを子どもに教えていた時に、横にECEの事務所関係の人がおられて、「それおもしろいね。ほかの先生にも教えたらいいのに」といってくれました。
自然な形でポンペイの先生向けにワークショップの要請が来れば理想ですが。

まずは、人に信じてもらうこと、興味を持ってもらうこと、そのために今何をすべきかを毎日考えていきます。

夕方コロニアに。目的は野球(正式にはソフトボール)
昨日小学校の校庭で一緒に練習した人たちが「明日の試合に来て良いよ」と言ってくれたので。
7時に開始の予定なので6時には行っていると、前の試合も練習が始まったばかり。
やっと7時を過ぎて仲間らしい人が集まり、話をして入れてもらいました。
今日は出番なしだったけど。

でもいろいろな人と知り合いになる、また仕事とも家庭とも違う人と共通のスポーツでつながれたら良いなあと思っています。
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PLEASEをせめてつけてください&野球

2006年08月29日 | ミクロネシアの幼稚園
今日は、朝学校でおじいさんのお婿さんで教育委員会の小学校チーフ(小学校で一番偉い人)をしているフランシスコさんが「元気?」と声をかけて来られました。
こども達に僕を指差して「この人はなんていう名前」と聞くと子ども達はしばらく考えて「日本から来た人」と答えました。

そうですよね。名前もちゃんと子ども達にいってないし、言葉も十分に通じないし、幼稚園の先生が3人もいたら(現地の先生2名・日本人1名)わからないだろうな。

そもそも日本人がミクロネシアの先生に技術移転に来たなんて、現地の先生もどこまでわかっているか疑問なのに、子どもがそんな難しい事情を理解できるわけがないですよね。

今日は朝から現地の先生が「月曜日から日曜日や1月-12月まで」現地語で言わせるなど、かなり張り切って教えていました。
子ども一人ひとりに聞くので、朝全員が終わるのに約1時間。
見ている僕も少し退屈になってしまいましたが、これにはこれをする理由があるのだろうと考えることにしました。

子どもは朝食・自由遊びの後に、りんごの形が書いてある紙にクレパスで色塗りをする遊びをしましたが、現地の先生の二人の間で今日することの意思疎通がはかられていないので、僕が間に入って説明しました。(途中で終わって次は違う先生が来たため、なんでこれするの?って僕にきくので)

あとやはり、準備がかなり難しいです。
子どもに紙を渡してから、「なにで書くの?」と僕が聞くと「クレパス」というだけ。
大きなかごの中にごちゃまぜに入っているクレパスを出すのにかなり時間がかかりそう。
ちょうどそのときに自由遊びになったので、その間にクレパスを用意しておくと、今度は「赤の他に茶色と緑もいる」というので用意すると、片方の先生は「なんで茶色がいるの?」と聞いてきます。

話が前後しますが、自由遊びでクレパスを準備していると子どもが二人くらい僕を呼びに来てくれました。やはりいつも一緒にいることは大切なので、言葉の障害はありますが、
続けたいと思いました。

またシニータ(の先生)は自分で教材を取るのが好きではないので「HIRO 鉛筆とってよ」「この鉛筆、削れていないからだめ」など。
臨機応変にしつつも、疲れてしまいます。
せめて「PLEASE」ぐらいつけてくださいって感じですが。

とりあえずどんどん動く、でも自分ばかりが動きすぎていていいのか?など疑問に感じたり納得したりしながら、働いています。

あとやはり、教える難しさ。他人の保育を見て感じることですが。
日本でも自分が保育をしていると陥るのですが、教える内容にばかり気持ちが行き、肝心の子どもの状態が見えていないように思います。

子どもはこんなの退屈だと表現であらわしているのですが。
今日は途中で出て行ったり、待つときに待てなかった子が多かったです。
それが子どもの保育に対する評価だと言うことに気づいてくれたらいいのですが。

昼ごはんが終わって帰るときに、同じ小学校の日本人の先輩が「今日幼稚園のバスで子ども達と一緒に乗ってみたい」といって子どもを送り届けることになりました。

子どもが帰る姿や友達にバイバイをいう姿をみて「かわいいですね」と。

校長先生にスポーツアクティビティーのトラックフィールドどうなりましたか?と聞くと、「あれは中止。野球も僕の学校は出ないから。隣のサラダックはでるけおど」なんで?ときいても???
これからあきらめずにいろいろ校長先生にはアタックして小学校にも関わっていきたいと思います。最初に「あなたにも体育の先生してもらう」って言ったのは校長先生なのですから。

夕方、家族のアイセイアと友達と3人で学校の校庭でキャッチボールをしました。
アイセイアは僕がグローブを持って校庭にいくのを見ていて急いできたようです。
アイセイアは家に帰るなり「おもしろかったよ。また明日出来る?」と聞いてきたので、「明日もしよう」と約束しました。

僕が校庭にグローブを持っていたのは、野球をするため。
幼稚園のドライバーのJOHNが野球チームに入っていると聞いたので、「一緒にさせて」と頼んでいたのですが、毎日予定が変わったり、待ちぼうけをしたりしていました。

JOHNは来ませんでしたが、前に子どもに一緒に野球を教えた人が来たので、一緒にキャッチボールなどをしました。そして明日試合がコロニアのスパニッシュウォールであるので、「一緒に行って良い?」と聞くと青いシャツを着てくるように言われました。
僕の住む村のカラーは青色なので。
コロニアで初の野球。しかもナイター。試合に出るかはわからないけど、楽しんできます。予定が変更変更が日常なので、どうなるか楽しみです。
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子どもに何が必要かを考える(ステップ&折り紙などなど)

2006年08月28日 | ミクロネシアの幼稚園
一週間が始まりました。土日は遊びと家事に励みましたが、月曜日はすぐに体も心も切り替わりにくいです。

でも子どもは元気いっぱいです。
先週の月曜日は、入園2週目ということもあったのか、子供たちの気持ちが少し荒くなっているように感じました。
しかし、3週目の月曜日の今日は、朝、バスの時間の都合でまだ来ていない友達を待っている時から「先生、トントンしよう」「あの歌を歌おうよ」と声をかけてきます。
また現地の先生たちも朝から表情は晴れやかで、子どもの欲求に答えて歌などを歌ってくれました。

やはり大人が醸し出す雰囲気が大切ですし、子どもはそれをしっかりと感じ取って表現しているなあと思います。やはり子どもの感覚は世界共通のものがあると思います。

ミクロネシアの幼稚園は8月から始まるので、たぶん今日8月28日生まれたのサルバトルが幼稚園で一番年上のはずです。たぶん。

僕もみんなでお祝いしたらいいなあと思っていたら、朝の会でお祝いをしてみんなで「HAPPY BIRTHDAY」の歌を歌いました。

あと朝の会で子ども一人
日本でも子どもの本当の誕生日にお祝いをすることを新任のときから続けていたので、ミクロネシアと同じ感覚があったことがわかってうれしかったです。
サルバトルにお祝いの印に「肩車」をしました。キョトンとしていましたが。

朝の子どもと先生のやりとりを聞くとどうやら今日は「土日何をしていたか?」というテーマで一人ずつ子どもが話をしていました。
私の家のほぼ斜め前に深夜営業しているあまり評判がよろしくないディスコの「シーサイド」に行ってきたという子どもの時は、保護者は大爆笑でした。

今日は朝から「トントトンひげじいさん」ならぬ「トントントンアリシオンラウド」をやり、「かなづちトントン」ならぬ「アマ トントン」をしました。

いつも体を動かすときに、前に僕が教えたラビットあそび(ウサギになって跳んで遊んだり、犬から逃げたりする)をする子がいるので、もっといろいろなステップをしようと今日はギャロップに挑戦しました。
急にステップといっても難しいので動物など彼らがイメージできることが何より大切です。

みんなですると部屋が狭く、子ども達が動きにくくなったので、「プチャック(男の子)」「セレベイン(女の子)」に分かれてしました。

その後に、一人ずつギャロップに挑戦。
全員がひとりですることができました。

もちろん、Maeにしたことのあるウサギ遊びのつもりで、ウサギになって跳んでいる子やうまく足が出ない子もいますが、まずトライすること、そして「自分がこうだ」と表現することを大切にしたいと思います。

このミクロネシアの子どもを見て、国民性としてシャイな部分だけでなく、自分ひとりで自信を持ってすることや人前で自分を表現することを少し避けてしまうところがあると思いました。
無理強いはいけませんが、まず幼稚園教育の中で自分らしく表現することの大切さ、「なんだか自分を表現するのは楽しいなあ」と思える気持ちを大切にしたいと思います。

あと折り紙にも初挑戦。犬を作りました。最初なので子どもがイメージしやすいものにしましたが、三角とか四角とかもっと単純なものでもよかったかもしれません。
折り紙は、僕のとても苦手な分野ですが(というか折り方を知りません)、日本の良さを伝える機会ですし、子どもに普段使わない指の動きや思考力を使う良い活動でもあるので、またチャレンジします。

昼ご飯は家に帰って戴きました。なんと鶏ベースの野菜スープ&サラダでした。
ヨウヨウヨウ(ヨウとはおいしいって意味です)を連発しました。
いつもおいしいご飯をありがとう。ここでは野菜はもっとも貴重なごちそうです。

昼から子どもが帰ってからの仕事はなかなかはかどりません。
前回前々回など丸を指で描いたり、毛糸で引っ張り絵にしたり、クレパスで描いたりとひとり4-5枚子どもが描いたまま張ってない紙がたまっていますが、一向に張る気配なし。

勝手に僕がするといけないのですが、最初から聞くと「後でしよう」ということになって延び延びになってしまいます。

そこで、話をしながらどんな風に貼りたいかを聞いておいて、下準備(子どもごとに作品をまとめる・すぐに貼れるようにセロテープなどを切って用意しておく。)などをしておくと、「ああそこまでしてくれたんだ、ありがとう」と任せてくれました。

ただ、「じゃあ終わったら帰ってね、私は先に帰るから」と言われましたが。
(きっと何か大切な用事があったんだ。きっと、絶対に・・・・)

自分で自由に保育はもちろん仕事ができないことは辛い部分も多いです。
しかし、そこで相手のことを考えながら、どう自分の考えを出していくかですね。
とても難しいことですが、悩み、これでいいんだという思いを繰り返しながら、頑張りたいと思います。
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日曜日は家事に徹する。

2006年08月27日 | ミクロネシアの生活
今日は朝コロニアでて9時過ぎに家に帰りました。

教会はお祖父さんお一人で日曜の礼拝をされていました。

昼間は孫やひ孫が来ていますが、今日は少なめです。
お祖父さんの一番下の息子さんはニュージェネレーションといって、「子どもはたくさんいらない。少ない子にちゃんとした教育を与えて、良い服も着させる」という考え方で、
子どもが子犬を飼ってもらって嬉しそうでした。

家に帰るといつものように布団を庭に干して、服とシーツとタオルケットを洗って、
昼からは、お祖父さんと僕のトイレと家族用のトイレを洗って、僕の隣に16―20畳くらいある親戚の人や10代の子ども達が泊まる部屋を掃除して、庭もよくゴミを捨てていく人がいるので、先日買った軍手で拾って、食堂の掃除もしました。

今日はウクレレのコードを覚えて、日本に手紙を書く予定でしたが、気づくともう夕方の5時でした。

日曜の晩ご飯は、一緒には住んでいないお祖父さんの娘さんが作って持ってきてくれます。
昼も鰯の料理だったので今日は魚づくしです。

お祖父さんはぼくがそうじしたフリーの部屋でDVD見ています。「うるさくないか?」と気にしてくれながら。正直音は小さくないですが、ここはお祖父さんの家なんですからどうぞ、僕はその生活に合わせますって感じです。

トイレも洗うと使うときにも愛着でます。

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土曜日のコロニア(遊びほうけてしまいました)

2006年08月27日 | ミクロネシアの生活
これは26日土曜日昨日の休日ライフのお話。

写真は27日のお祖父さんのお孫さんです。

昨日は、7月に来られた隊員の方と先輩の方と3人でコロニア探索。
僕はここに赴任して授業が始まるまで時間があったので先輩が行ったことのない所も行ったことがあるので、お店を案内?しつつ。

コロニアの大きな文房具屋さんやホームセンターは、日曜日は休みなのはもちろん、土曜日も午前中だけでしまってしまうので、 僕たちが買うことが出来るのはこの時だけです。

今見ているのは、本棚兼乾燥棚?(扉のついたもの)なぜなら、このポンペイでは必ずといって良いほど2年の任期のあいだにパソコンやデジカメが潰れます。
もちろん原因は湿気です。

そして昼はパン屋さんでチキンどんぶりのランチを買ったのですが、食べるところがない。
そこでカフェ?でコーヒー頼んで食べさせてもらいました。
「持ち込み良いですか?」なんて野暮なことはきかなくても大丈夫です。

夜は、事務所の方がみんなに手作りのカレーをごちそうしてくださいました。
こちらにきて待望のお豆腐をたべました。感動です。

その後は仲間の家に、近所に家がないので仲間のマジシャンのようなピアノに合わせて歌ったり、ウクレレ弾いたり、ちょっと選曲に年齢差があったけど。

途中で家に今日は帰れなくなったというのがとっても言いにくかったです。
ホームステイは、やはり家族あっての生活ですし、家族はできるだけ家にいて欲しいと気持ちを僕の家族も含む多くの家族がもたれています。

明日は朝一番に帰ります。先週同様9時30分の教会前には帰ります。
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happy friday

2006年08月27日 | ミクロネシアの生活
今日はHAPPY FRIDAY。
やっと一週間が終わります。

UUCの新兵器?も日本で手続きをすませました。早く届くといいなあ。


○幼稚園のこと

今日は雨で戸外遊びができず、子どもたちも欲求不満のようです。
初めて好きな遊びの時間に雨が降ったので、思う存分に部屋の縫ぐるみや積み木などを使って遊びまし。
狭いPLAYスペースで遊んでいるので、こっちもつかっていいよと遊びの場所を広げたり、手で動かす縫ぐるみを僕が動かして遊んだり、積み木を並べてみたりしながら遊びの指導をしました。

こどもたちは幼稚園以外でこんなたくさんの遊具に囲まれて遊ぶことは経験がないので、どう遊んでいいのか戸惑いもあったように感じました。

お母さんも一緒に子どもと積み木をして高くすることを楽しんだり、並べたりとお母さんが穏やかな人は子どもも穏やかな感じがしました。

またまだまだ元気いっぱいの子どもは木の棒で机を叩いたり、壊れた古い鉄木琴をガンガンに音を鳴らしたりと発散したい部分とどうしていいのかわからない部分が混ざっていたようです。

今日はクレパスで丸を描きました。今週は丸にかなりこだわっています。ほとんどの子が丸を意識して描いているので、すごいなあと思いました。

名前もできるだけこれから学ぶ文字のために、自分のシートに書いてある名前を見ながら一生懸命に書いていました。

そのあと、テーブルごとにクレパスを一本ずつ子どもに示し、「これは何色」と聞いていく指導がありましたが、恥ずかしながらちゃんと色が言えないので、お母さんに変わってやってもらいました。

ここでは、教師だからしなくてはではなく、おかあさんが先生の足りない部分を補ってくれることが自然に行われています。

といって、そのことに甘えていてはいけないのですが。

昼ごはんを食べて幼稚園に戻ると、幼稚園の部屋がしまっていました。
シニータは今日は金曜日なのでコロニアの事務所に行く日だったのですが、ほかの人まで。

小学生の子どもたちはなにやら掃除しています。そうか「僕が昨日掃除したから」はぜんぜん関係なく。
草を素手で思い切り引っ張るなどかなり一生懸命にがんばっていました。

金曜日なので、銀行にいってお金をおろして、そのあとECCのオフィースに行きました。
正直そんな用事はないのですが、顔を出すことも大切かなと。

夕方は、バスの運転手のJOHNがウー村全体の選手が練習するので、一緒にしようといっていたのですが、雨だからたぶんないだろうと。
今日なのか明日なのかもはっきりせずに、「おいおい」って感じですが、

夕方は事務所にいってHAPPY FRIDAYで職員の方と飲んだ後、サカオバーに飲みに行きました。日本語の話せる現地の人を交えて語学訓練も兼ねて。

かなりリラックスして話をすると楽しいです。
途中からは職員の人となぜ今海外にいるかについて、自分が元気であることが楽しくしていることをこの活動で大切だし、人と気持ちがつながっていくと。

そしてホームステイをすることは活動することと同じくらい意味があり、現地の人から学ぶ大きなチャンスであること。などなど。

今日は久しぶりにコロニアに泊まってしまいました。
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子どもへの優しさと厳しさどちらと見るか?

2006年08月24日 | ミクロネシアの生活
午後の部

今日も一日の仕事を終えて帰ろうとした時、学校の近くのお店前で大人数人が子ども一人を叱りつけています。そしてその子のもっていたものを取り上げて、もっていた棒で何度か叩いていました。理由がわからないので近くの人に聞いてみると「お店に入って何かを取っていったみたいだ、それはいけないこと」と言っていました。
怖いなあと思う見方もありますが、やさしいのでは思いました。
日本なら即警察ですが、叩きこそすれ叱ってそれで許すというのは、日本の今の現状にはないように思います。お店には「いかなる万引きも警察に通報します」と書いてあるのが常識ですから。

午後の部

昼ランチを取ると、1時まではウクレレタイムです。
今はこの間来られた日本人のために練習した「夢をあきらめないで」を子どもと歌っています。
そして、昨日は校長先生と話をしたように自分から積極的に午後も動いていこうと思いました。
そのひとつが清掃。
私の学校はかなり綺麗のですが、それでも校庭には紙くずや空缶があります。全部拾ったらちょうど50リットルくらいのビニール袋半分になりました。
それってちょっといかにも掃除していますって感じでわざとらしいのでは?といわれる向きもありますが、幼稚園の前が汚いなあと思ったので、それじゃあ校庭全部しようと勢いでしました。

とりあえず、掃除はどこの国に行ってもしていて怒られることはないし、人の邪魔はしないし、私達の意義である日本人の意気込みを見てもらうのにもいいのではと思います。

きっと誰も何も言わないし、そんな成果を期待してはいませんが、できるだけ幼稚園だけにとどまらず、自分ができる仕事を捜していくスタンスは忘れないようにしたいと思います。

そして子どもが怒られているときに先生たちが帰宅するバスが通り過ぎてきました。
子どもが怒られるのも見ていたけど、そのままいってしまいました。
それも無責任と見るか、学校以外のことは地域の教育力に任せていると見るかによって異なると思います。

「こんなこと考えられない、なんで?」ではなく、現地の人の思いや背景を考えながら一つ一つ判断していきたいと思います。

写真は近くの川で魚をねらってゴム鉄砲で遊んでいました。
子どもは遊びの天才です。

僕も見習わないと。
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お祖父さん激怒&絵画

2006年08月24日 | ミクロネシアの幼稚園
今日は午前の部のブログと午後の部のブログ2つに分けました。
まず午前の部。

今週に入って、家で夕食を食べて部屋に帰ると、すぐにベッドで眠り込んでしまいます。
自分なりにかなり疲れているのだと思います。
火曜日に家の子どもの誕生日があって、アイスクリームを食べたとき、ジーンときて、自分の体が自然と甘いものを欲しているのだと感じました。

今日は昨日からアシスタントの先生に次の絵画をすることを聞いていたので、6名を受け持って絵を描きました。
①紙の上にのりで丸の形を子どもが描き、その上に砂をおいて絵にすること、(砂絵)
②毛糸に絵の具をつけて、紙の上に丸くおいて毛糸を紙の上から放して絵にすること
(糸絵)
③指に絵の具をつけて自由に子どもが丸を描くこと(フィンガーペインティング)

以上3つの絵の遊びをしたので、かなり大変でした。子どもの名前のスペルがまだわからないので、絵に名前を描くときに慌ててしまいます。

子どもは、描くときは集中するのですが、描き終わると大騒ぎでそれらが課題です。

今日は同じ小学校で数学の教員として働いている仲間が幼稚園の様子を見に来てくれました。
絵を描くのを見て、紙や絵の具を幼稚園が使うのを見てびっくりしていました。
やはり小学校に比べて、幼稚園は教材や給食など恵まれていることが多いように思います。
あと「幼稚園はかなり大変ですね」と。

今日は見に来て貰いましたが、僕もまた反対に見に行きたいと思います。
日本人同士が互いの仕事ぶりや仕事の内容を理解することが大切ですね。

昼ごはん、ランチを持ってきてもらうと職場の仲間に勝手にシェアーされたら困るので、家に帰えりました。
するとおじいさんのお嫁さんが僕にこっそり話をしてくれました。

おじいさんがとても怒っていると。
理由はサカオ。
サカオとはこちらの独特の風習で、アルコール分のないお酒を家で育てた植物の根っこから作って飲むのですが、お孫さんのお嫁さんは、おじいさんに許可なく作ってしまい、おじいさんが怒っていると。

この家では何事もまず最初におじいさんに聞いて許可を得ることが大切です。
それが家のルールや秩序を守る大切なことだと。

こういうときに間をとりもってくれたり、僕に「いまおじいさんが怒っているから、なにも聞いたりしたらだめですよ」と教えてくれたりするのもおじいさんのお嫁さん。

彼女のご主人(おじいさんの息子さん)はハワイで仕事をしているので、もうすぐハワイに帰ります。正直彼女がいなくなるとかなり不安です。

いろいろ家族内にもトラブルは起こります。一人暮らしをしていれば、こんな思いはしなくてもいいのですが、「やっぱりおじいさんに言わないといけないよね」とか「今日はおじいさんにこういう風に接してね」など家族同士でしか出すことのない気持ちを言い合うことも大切なことです。

家族からのリクエストで今日はおじいさんに僕から話しかけることはしないと約束しました。

お嫁さんに「僕が家にいるからおじいさん機嫌が悪くなっていることはないですか?」と聞くと「それは絶対ないから大丈夫だよ」といってくれました。

おじいさんがこれ以上怒らないように僕の行動も気をつけます。

夕食は、お祖父さんのことが気になって、何食べているかわからない感じでした。
(ちょっと気を遣いすぎてしまっているかも知れませんが)

仲間から「明日コロニアに遊びにおいで」と言われましたが、みんなは自由に遊びに行けますが、僕はお祖父さんが機嫌よかったらいけるって感じです。
(もちろんいきたければいけばいいですが、お祖父さんにあまり寂しい思いはできるだけさせたくないので)

そんな気を遣う必要ないよって仲間には言われますが・・・・
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受け入れること・教えてもらうこと・作り上げること・仲良くなること

2006年08月23日 | ミクロネシアの幼稚園
昨日、自分の中でいろいろと考えました。
今、幼稚園の中で円滑に人間関係がいっていないのではないだろうかと?

自分の中で仕事をしながら、不信に思ってしまう事等もあります。
価値観も習慣も言語も違うこの国では当然通らなければならない道ですが。
今までのブログにも書いたように、職場を含む他者に問題を見出すのではなく、自分自身はどうなのかを考えることが一番大切なのだと。

すぐに「この人はこんな人だから」という気持ちを相手にもってしまうと、相手も自分に対して同じ気持ちしかもてないだろうし。

今日はもっと自然体で臨むことにしました。
保育をしながら、自分と子どもが楽しまなければと思いつつ、現地の人に「こんな風にするんだ」という少し肩に力の入った自分がいたように思います。

またどこかで現地の先生がしている保育に対して、「どういうところが問題だろう」と粗探し的になっていたのではないだろうかと。

もっと自分が教員仲間として入り込んでいくこと、相手が保育で望んでいることなど相手の立場になって動くことが必要ではないかと。

どこか現地の先生になりきれていない、存在だったのかも知れません。

幼稚園はチームティーチングなので、言語など助けてもらえる半面、価値観の違いや人間関係が大きく仕事に左右します。

今日は、昨日カウンターパートの先生がしていた、子供一人ひとりが歩きながら1-10まで現地語で数えるという遊びを自分なりにアレンジしました。

昨日、カウンターパートは急に一人ずつに10歩歩きなさいと言ったので、子供たちはかなり戸惑っていました。そこで、手遊びで10まで数える遊びをしてカウントすることに親しみながら、次にみんなで一斉に歩くことを楽しみ、その次にみんなで1-5まで数えながら歩き、最後に3人ずつの子供と先生が一緒に1-5まで数えながら歩きました。
昨日は少し不安げだった子供が教師と一緒にすることで、照れや戸惑いが少なくなりました。カウンターパートも興味を少し持ってくれて、いつも恥ずかしがる子供について個人指導をしてくれました。

また今日は現地の先生の指導の下、絵の具で丸を描きました。

前回の絵の描かし方から、上手に書かせることを大切にしていると思い、3分の1の子供を自主的に担当しましたが、終わってから経験のあるサブの先生に「先生が教えすぎないほうがいい」といわれ、自分が思い違いをしていることに気づきました。

現地の人はいいものを作ることがいいことだと思っていると考えていたからです。
あとで「今日は悪かったよ」と話すと、試行錯誤しながら丸を描いた子供の絵を見ながら「こんなふうにしながら考えているだよね」とサブの経験ある先生と話しました。

逆にこちらが教えられました。
相手の気持ちになること、教師仲間になることはもちろんのこと、いかにたくさんのことを現地の先生から学ぶかということが自分にはなかったと思いました。

家ではおじいさんや家族へのリスペクト、そして職場では子供へのリスペクトと教師仲間へのリスペクトを大切にしていきたいと思います。

そして自分が何かをするではなく、一緒に何かを作り出す気持ちをもっと持たなければならないことも。

もっと幼稚園だけでなく、小学校の先生全体にも自分から声を掛け、まず仲良くなることも大切にしないといけません。

昼から校長先生に直訴。
内容は、今度10月にあるポンペイ全体のスポーツ大会の野球の子どもの指導を任せて欲しいと言うこと。
答えは「その大会、9月11日に決まってあまりにも時間ないから、反対が多くてなくなったよ」とのこと。
じゃあ、昼から子どもにスポーツとか教えさせてくださいって。
それはいとも簡単に「いいよ」
先生にも子どもにも野球のやり方教えてよだそうです。
いつ実現するかはわかりませんが、いろいろ自分から発信していきたいと思います。
そのためにもちゃんと話が出来る関係を築ける努力を怠らないようにしたいと思います。

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変更?変更 ハプニング連続

2006年08月22日 | ミクロネシアの幼稚園
今日は入園して3日目から来なくなっていたオランダが幼稚園に来ました。
彼女のお母さんは、同じ学校の先生をしていて、途中で心配して様子を見にきました。
オランダがお母さんの様子に気がつきそうだったので、お母さんに「大丈夫」というサインを送って安心してもらいました。

僕が保育をする時間になり、いつものように「トントントントン」と手遊びをしようとするとカウンターパートのシニータが「Do You Rember ME」と。
実はオランダが先週に幼稚園を抜け出したことがあり、なぜ逃げ出したか家族の人がオランダに聞くとオランダは僕の「トントントン」の手遊びの中に「鬼という言葉が出てきて怖かったからだ」と言ったそうです。でも彼女が逃げ出したのは、ぜんぜん違う時間なので本当は関係ないのですが、
シニータはオランダ僕のことが嫌で幼稚園に来ないと思っているようです。


今日はECE長年勤められた方のご苦労様会がひらかれるのですが、3時の予定が1時に変更とのこと。
バスの運転手のJOHNは、僕に「急いで帰って、子供をバスで送るときに一緒に乗っていけばいい」というので、急いで家に帰り、着替えていきました。
家に帰るとおじいさんが「私の家族が、君のお昼ご飯を持っていったから」と教えてくれたので、幼稚園に戻ると他の職員がぼくご飯を食べてしまっていました。
まあこれもシェアの精神なのでしょう。

ハプニングでバスに乗ることになって、いろいろなことがわかりました。
できるだけハプニングをWELL COMEで受け入れていきたいと思います。

バスは1回目の2回目がバスの中の様子がかなり違うこと。
子どものの子どもが山のほうから来ている子供が多いこと。
ウー村の端の方から来ている子がたくさんいることなどなど。

そうそうシェアーといえば、スクールバスもシェアーの精神いっぱいです。
途中で家族の荷物を積んであげたり、歩いて困っている他の幼稚園の子供も乗れたら乗せてあげたり、本当に必要なやさしさをその場すぐに発揮する能力・生活態度には驚きます。

昨日も日本を訪ねてこられたサービス業の方に「ポンペイには日本にはないサービス精神がありますね」と言われました。つまり日本人のように、たくさんの言葉やお世辞は言わないけれど、接していると心がいらいらせずに落ち着くと。
やはり視点を変えてこのポンペイを見るとたくさんの魅力がまだまだあります。

結局最初のお疲れ様会は3時で、急いだことは無駄になって、仲間が働く隣の学校の近くで止められたので訪ねました。なかなか行くこともできないので。
やはりこれもハプニングをいかに受け入れられるか、どう自分で感じ取っていくかにかかっているのだと思います。

サービス業の方の話ではないですが、僕もこんなばたばたさせられても何故かイライラせずにいられるのも、このポンペイの魅力なのでしょう。

今日は「えー?」って思うことも多かったですが、まあ勉強と思ってうけいれてきましょう。
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悲しみの後には喜びが

2006年08月21日 | ミクロネシアの幼稚園
新たな一週間の始まりです。
今日は、設定の出番なし。シニータが今週からはカリキュラムにのっとってするといっているので、これからは彼女たちの保育を見せてもらい、必要に応じて手伝わせてもらおうと思います。

今日もやはり大変だったのは、NAPという自由な時間。前にも書きましたが、この時間、幼稚園の子供たちは、園庭で遊具などをつかって好きに遊ぶのですが、先生はまったくノータッチ。僕にいろいろと訴えてきてくれるようになったのはうれしいですが、ロープで作ったブランコに髪の毛がひっかかるなどいろいろあります。

極めつけは、なんとプラスティックでできている滑り台が傾き、倒れそうになったこと。
あのまま滑り続けたら、滑り台の上にのっていた子供は、怪我をしていたと思います。

正直、NAPの時間が終わったときに、シニーターに「どうなっているの」と訴えましたが、
まったく通じませんでした。正直少し悔しい気持ちが高まりましたが、そんなことで起こっていてもしょうがないので、とりあえず、職員みんなで直すことを提案しました。

そんな僕を助けてくれたのは、小学生の子供たち。
昼休みいつものようにホストファミリーがもってきてくれたランチを職員と一緒に食べて、
まだ昼休みなので、今日の夜に日本からのお客様に聞いてもらうウクレレの練習をすることにしました。
小学3年生から昼から授業があります。
幼稚園・1-2年生は昼までです。

曲は「夢をあきらめないで」
土曜日にUCCのみんなで練習しましたがなかなかいい曲です。
たくさん子供が集まってきて、歌詞とかを説明している間に、子供もくちづさみはじめて、一緒に歌うことに。
「あなたのゆめをあきらめないで、熱く生きる瞳がすきだわ」は完全に覚えてくれました。この曲はかなりキーが高いのですが、子供たちには歌いやすかったようです。

ウクレレを練習しながら、子供たちと歌えるのは最高に楽しいです。
おそるべしウクレレの力。
それは人を集めること、歌う心地よさを伝えてくれること。

最後に大合唱。20人はいたかな。
こんな風に自然な形で、日本語コーラスコンクールに出ることができればなあと思いました。
昼休みの楽しみが増えました。

去り際に一人で「あなたのゆめをあきらめないで」と口ずさむ子がいて、園子に向かって歌っていると、本当に目の前の子供の純粋なきもちをいつまでも大切に、「夢をあきらめないで」いれる人になってほしいなあと思いました。


今日は夕方、日本からのお客さんの前でウクレレをしました。
「若いのにしっかりしているね」と誉められましたが、僕の方が年上ですからって感じでした。

小学生に話が出来て、少しでも協力隊のことを伝えられてよかったです。

帰りにドミトリーで高校野球の決勝戦をみてしまいました。
いろいろな意味で暑い日本が伝わってきました。

コメント (2)
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二回目の日本食にチャレンジ

2006年08月20日 | ミクロネシアの生活
今日は夕食にざるそばを作りました。
別に前に述べた、昨日にコロニアにいったからではなく、前からの予定でした。
いつものようにクリストバルが率先して手伝ってくれました。

僕はいつもお祖父さん、お祖父さんのお嫁さん、おじいさんのお孫さんの家族で暮らしていますが、他にもお祖父さんのお嫁さんやお孫さんひ孫さんも来ていて、「食べることができるか?」と聞いてきたので、「もちろん」と答えました。ざるそばのほかにシーチキンと卵を混ぜて焼くのも作りました。

おそばを一度茹でて、それをすぐに冷やすのが不思議なようでした。
いつのまにか、つゆをそばの上に掛けていたり、別に作った卵とシーチキンの混ぜたのまで一緒にしている人もいました。

一段落して僕が食べるときに、「こうして食べるんだ」とズルズルと音を立てて食べるとビックリしていました。そしたらいつもよく話すお嫁さんは一緒にしてくれました。
クリストバルは僕のことをいつも気にしてくれていて、「おいしい、おいしい」と言ってくれます。本当に君はジェントルマンだね。

他にもそば湯の食べ方を伝えたりもしました。

今密かに計画したいのが、こういう料理や文化を仲間みんなで一同に集まって出来ないかと言うことです。題してJAPAN DAY。
今日みたいにざるそばでも、おにぎりでもちらし寿司でもなんでもいいし、剣玉や合気道、折り紙などみんなが今できることを集めて披露できればと思っているのですが。
仲間にぽつぽつとしゃべっているのですが、

まずやってみるの精神で出来ればいいなあと。
今日は昼から今まで見たことがないひ孫が来て、お祖父さんの手伝いをしていました。
この家のお祖父さんへのリスペクトを感じます。
仲間との時間も大切ですが、家にいると必ず新たな発見があります。
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UUCビーチミィーティング&ホームステイの難しさ

2006年08月20日 | ミクロネシアの生活
昨日は朝にコロニア、昼は同じウー村で暮らす2人の仲間とUUC(ウー村・ウクレレ・サークル)の第一回の練習をしました。ホームグランドのポンペイ村一番のリゾートのビレッジで。レストランは他のお客さんがいたので出来ず、部屋を練習用に格安で借りられないかと聞きましたが、答えはNOでした。それで、ビレッジのプライベートビーチで練習しました。新たなビデオで早速三脚を使って、流し撮りをしました。曲を弾きながらウクレレリズムを決めたり、少しコードを変えたりする様子が取れて面白かったです。

今日のメインは、ホームステイと日本の仲間について。
こちらの仲間は、週末はコロニアに行って仲間と会ったりすることが多いです。
しかし、朝は日曜日と土曜日の午後は営業していないお店に行きたかったので、出かけた上にUUCの練習後、仲間と晩御飯を食べることに急になりました。

ウクレレの練習後、ビレッジから帰ってきて、お祖父さんに「コロニアに行ってきます」と話すと「またコロニアか」と言われてしまいました。
いつもコロニアに出かけるときは気を使うのですが。

日本語が互いに通じることは時にして、はっきりと気持ちが伝わってしまいます。もちろんそのよさもたくさんあります。
今回訓練のときも違う南の島に行く仲間に「最初はホームステイ先から遊びにはいかないでおこうと思っている。なぜなら最近ホストファミリーからいつも日本人は出かけてばかりでホームステイをする意味がない」と任国で言われたことがあるそうです。

僕もそのことを肝に銘じ、出来る限り家族と過ごす時間を大切にしたいと思ってきましたが、なかなか現実は難しいです。
ミクロネシアの仲間の中では「すごくホストファミリーといる時間が長い」と思われている私ですが、やはりお祖父さん達ミクロネシアの人から見れば、まだまだ物足りないものなのだと思います。

なんで?と現地の人に原因を求めるのではなく、自分が少しでも近づいていく努力をしていかないといけないと思います。

日曜日、朝早起きをして、自転車でコロニアから村まで帰りました。9時30分の教会が始まるまでに。そんなことはなかなか一方的な思いであって、すぐに通じることを期待してはいけないと思いつつ。

教会の仕事が終わり、お祖父さんが僕の顔を見たとき、笑顔を見せてくれました。
僕は根が単純なので、やはりお互いにどこまで近づけるかだと思います。

人によっては、そんな毎日仕事をして、疲れているのに週末に家なんていられないと言います。なんでそこまで自分を殺さないといけないのかと。

いろいろな考え方はあるでしょうし、私もまだ1ヶ月半くらいのホームステイなので偉そうには言えませんが、このホームステイは仕事と同じくらい、いや時として仕事以上に互いの国を理解する大切な時間や機会なのではないかと思っています。
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互いに相手の気持ちになること&ウクレレビーチミーティンング

2006年08月20日 | ミクロネシアの生活
昨日は朝にコロニア、昼は同じウー村で暮らす2人の仲間とUUC(ウー村・ウクレレ・サークル)の第一回の練習をしました。ホームグランドのポンペイ村一番のリゾートのビレッジで。レストランは他のお客さんがいたので出来ず、部屋を練習用に格安で借りられないかと聞きましたが、答えはNOでした。それで、ビレッジのプライベートビーチで練習しました。新たなビデオで早速三脚を使って、流し撮りをしました。曲を弾きながらウクレレリズムを決めたり、少しコードを変えたりする様子が取れて面白かったです。

今日のメインは、ホームステイと日本の仲間について。
こちらの仲間は、週末はコロニアに行って仲間と会ったりすることが多いです。
しかし、朝は日曜日と土曜日の午後は営業していないお店に行きたかったので、出かけた上にUUCの練習後、仲間と晩御飯を食べることに急になりました。

ウクレレの練習後、ビレッジから帰ってきて、お祖父さんに「コロニアに行ってきます」と話すと「またコロニアか」と言われてしまいました。
いつもコロニアに出かけるときは気を使うのですが。

日本語が互いに通じることは時にして、はっきりと気持ちが伝わってしまいます。もちろんそのよさもたくさんあります。
今回訓練のときも違う南の島に行く仲間に「最初はホームステイ先から遊びにはいかないでおこうと思っている。なぜなら最近ホストファミリーからいつも日本人は出かけてばかりでホームステイをする意味がない」と任国で言われたことがあるそうです。

僕もそのことを肝に銘じ、出来る限り家族と過ごす時間を大切にしたいと思ってきましたが、なかなか現実は難しいです。
ミクロネシアの仲間の中では「すごくホストファミリーといる時間が長い」と思われている私ですが、やはりお祖父さん達ミクロネシアの人から見れば、まだまだ物足りないものなのだと思います。

なんで?と現地の人に原因を求めるのではなく、自分が少しでも近づいていく努力をしていかないといけないと思います。

日曜日、朝早起きをして、自転車でコロニアから村まで帰りました。9時30分の教会が始まるまでに。そんなことはなかなか一方的な思いであって、すぐに通じることを期待してはいけないと思いつつ。

教会の仕事が終わり、お祖父さんが僕の顔を見たとき、笑顔を見せてくれました。
僕は根が単純なので、やはりお互いにどこまで近づけるかだと思います。

人によっては、そんな毎日仕事をして、疲れているのに週末に家なんていられないと言います。なんでそこまで自分を殺さないといけないのかと。

いろいろな考え方はあるでしょうし、私もまだ1ヶ月半くらいのホームステイなので偉そうには言えませんが、このホームステイは仕事と同じくらい、いや時として仕事以上に互いの国を理解する大切な時間や機会なのではないかと思っています。
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ごめんね子ども達

2006年08月19日 | ミクロネシアの家族
今日は夜に子ども達に悪いことをしてしまいました。

今日はお祖父さんの息子さんのお嫁さんとお孫さんのお嫁さんがお葬式に行っていて、ひ孫の次男は遊びに行っていて、三男(小学4年生)と長女(小学3年生)の二人だけが家に残っていたのです。

食堂にいると二人だけ残っていて、顔はすこし泣き顔。ごめんもっと早く気づいてあげればよかったよ。

日本の幼稚園のフォトアルバムを読んで過ごしていると家の人が帰ってきました。お母さんはすぐに様子に気づいてくれて一安心。まだまだお母さんがいてほしいもんなあ。僕もお母さんもそんなときには僕の部屋にいって「遊んでとか困っている」って言いに来たら良いよと伝えました。

でもお母さんが(お孫さんのお嫁さん)そんな風にぼくのことを頼りにしてくれていることも分かって嬉しかったです。

はやくいつでも、家族から頼られる本当の家族になりたいです。そしてそう思わせてくれる僕の素敵なフォストファミリーです。
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