南の島で幼稚園の先生になろう!

帰国しました。日本で元気に職場復帰しています。

南の島のワークショップ

2008年01月29日 | ミクロネシアの幼稚園
久しぶりの更新です。相変わらず?元気ですのでご安心ください。


帰国前で報告書や最後の悪あがき?ではなく、活動の集大成?にむけて活動中です。

今日から3日間は、南の島の先生が地域ごとに集まって先生同士ワークショップ(研修会)をしてスキルアップをはかります。

僕も幼稚園のチーフから「君のプレゼンテーション良かったから、参加したら良いよ」と言ってもらい、昨年の算数ワークチームとは別に一人でも参加。(算数チームも昨年非常に好評で今年も参加しています。)

今日は初日で、人が集まらずどうなることやらって思っていたらどうにか10人以上参加してくれて形がつきました。
今日は僕の地元での開催だったので、まだ顔見知りとかいるのにこれでは先が思いやられますが。

でも、始まると集まってくれたローカル教員や僕の小学校の校長先生はかなり熱心に聴いてくれましたし、参加型だったので楽しんでくれました。

評価には
Very good. Cansersefie and useful.
Todays work is very educational, because I learn about multiple activities.
I learned how to use abstract materials in class.
Excellent.
Great.
Very good.
Very applieble for ECE & 1st grade.
Excellent.
I need extra time.
I need more activitidees.
Yes, This work shop should (must) be introduce to all ECE and lower grade teachers.
Yes, Please do your presentation again with the Luckop elementary school.
Kalagan.
Perfect. Presentation for lower grade.
Very relevant.
(意味の分からない単語もあるけど)

などなど、褒め言葉が並びました。
中でも嬉しいのが、僕に来て欲しいというリクエストをくれたメッセージ。
本当にもっと時間があったら行きたい。お世辞と分かっていても。

明日あさってもいいプレゼンテーションができるように頑張ります。

練習なし、手元に原稿なし、アドリブだらけのプレゼンテーションですが、
自分の感性を信じて、ぶつかっていきます。
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南の島のコロッケ

2008年01月20日 | 僕のミクロネシア
今日は、昼間隣で仲間が映画を見ていたのも目にくれずに書いていた報告書がうまく残らずに消えてしまった・・・

でも人生も毎日も悪いことがあるといいことがある。

仲間が今日コロッケを作ってくれた。
それもなんと僕にはではなく、僕のホームステイの家族に。

その仲間もホームステイをしていて、いつも家族に感謝しているって言葉を聞くと僕はすごく嬉しい気持ちになる。

この南の島では、最初の3ヶ月はホームステイを義務付けられているけど、あとは自由。
多くの人が一人暮らしをします。

いろいろな理由がありでしょうが、それはかなり快適かも?知れない。
(僕は独り暮らししていないから分からないけど、隣の芝生は青く見えるからね)

でも、僕もその仲間もホームステイを続けていて、家族に感謝している。

僕はいつも思う。

この南の島のように開発途上国の人が発展途上国と呼ばれる国の人をホームステイとして受け入れることの大変さを考えると、それってすごいことだって。

食事も気を使っているだろうし、「これで日本人は満足してくれているだろうかな?」って南の島の人なりに一生懸命考えてくれているだろうと。

そう思うと感謝の気持ちでいっぱいだ。
だから、僕もできるだけその感謝の気持ちを食事を作ること、洗物をすることなど形で表している。

今日は、仲間が僕の家族の分まで料理を作って持たせてくれた。
すごい長い時間をかけて、料理と格闘して。

他の家族のホームステイの家族の分まで料理を作ってくれる仲間ってすごい。
僕には思いもつかなかった。

でもそれってきっと互いにホームステイのことを大切に思っているという気持ちがつながっているからだろうと、その気持ちがコロッケ以上に嬉しかった。

この南の島では、そんなローカルとの出会いだけでなく、同じ志、同じ悩みをもちながら、気持ちを共有できる仲間がいる。

そんな仲間がいるこの南の島を去る日が近づいていると思うと、本当に辛くなる。

でも残りの時間を大切にしないとね。

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南の島で思う震災の日

2008年01月17日 | 僕のミクロネシア
1月17日は僕にとって忘れられない特別な1日。

それは今日本でも報道されている阪神大震災があったから。

家も半壊とはいえ、柱が折れて家の中から外が見えて、地震で家がつぶれるんだって驚いた。

南の島では毎日シャワーを浴びないと耐えられないけど、あの時は水がなくて10日間風呂に入らなかったけど、ぜんぜん不快感を感じなかった。

水がなくて、破裂した水道管から水をくみ上げて生活用水にした。

震災の真っ只中で年老いた両親に苦労をさせるのが耐えられず、震災の次の日に電車が動いている甲子園までまるで空襲をよけるように歩いて駅について両親が震災の地から離れることが出来たとき、今までの人生の中で一番ほっとした瞬間でした。

震災から13年。もう過去のもの。事実、世の中では過去のもの。
でもそれは全ての人には当てはまらない。世間というカテゴリー。

僕は震災で両親など肉親を亡くした子ども(震災遺児)をケアーする施設で開設当初からボランティアをしています。

震災で愛すべき家族、大切な思い出、過ごしてきた家と一瞬にして失い、それを自分の力では取り戻すすべを知らない子どもには、今でも震災は現在進行形です。

逆に震災当時より気持ちが重くなる子どももいるはず。

だって13年たっても、震災のときに赤ちゃんだった子どもはまだ13歳。

人生のほとんどを震災というな名のもとに愛すべき愛されるべき両親と遠くはなれて生きていかなければならなかったのですから。

また、当時小学生・中学生だった子どもの今は大きく成長しています。

でも進路に悩むときに「こんなときに震災で亡くなったお父さんお母さんがいてくれたら」って思い悩む。

この2年、震災遺児の子供達と離れて暮らし、忘れられないことだけど、彼らと時間を共にしていないことに申し訳ない気持ちになる。

でもぼくは幼稚園の教え子だけでなく、震災遺児の子供達にもこの貴重な経験を伝えて生きたいと思う。

人生にいろいろな生き方や考え方があることをすこしでも広い視野で見て欲しいから。

13年もたったではなく、まだ13年だよ。

これからも焦らなくていい、じっくりいこう。

日本中とはいわないけど、震災が終わっていないことを理解し、少しでもみんなと思いを分かり合いたいって思っている人がたくさんいるから。僕もそんな中の人地です。
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南の島の初ダイブ

2008年01月16日 | 僕のミクロネシア
すっかりご無沙汰しているブログ。

楽しみにしている方すいません。

今日はこのクリスマスバケーションのチューク・グアムの旅のふりかえり。

正月早々に犬に噛まれた僕ですが、そんなことでへこんでいられません。

南の島の生活も残り僅かですから。

そこで、仲間の隊員とグアムで今年初ダイブ。

南の島といえば、スキューバーダイビングで海に潜ると思っていた方残念でした。

今年の初ダイブは写真のように、空からのダイブ。スカイダイビング。

高度3000メートルから飛びました。

どんなに怖いものかな?って思ったけど、正直怖さはなかった。

まるで地上から大きな扇風機に風を送られているみたい。

気持ちいい。涼しいって感じです。

天候もよく、グアムの真っ青な空や海が見渡せました。

危険で高額なスポーツ?ですが、かなり魅力に引き込まれました。

またしたいかも?

高度3000メートルより高い志をもって、今年も頑張ります。
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南の島の元旦。犬に噛まれても大丈夫

2008年01月11日 | 僕のミクロネシア
昨年も今年も自分が住んでいる南の島(ポンペイ)で元旦を迎えず、昨年はマーシャルで世界一早い元旦を、今年は隣の島のチュークで元旦を迎えました。

仲間の隊員と一緒に泊まったホテルで12時ちょうどに「Happy New Year」ってビールで乾杯。
その途端に停電。

この島は停電が多く、島に住んでいる隊員もそのことで凄く悩まされています。

でも非情にきっとこの南の島のガバナー(州知事)は「今年も停電だから覚悟しておけよ」と無言のメッセージを送っているような・・・

そんな厳しい環境でも頑張って活動している仲間の姿には本当に感動しました。

さて今年もいい年にしよう、「今年こそ独りの身から卒業するぞ」って誓った矢先。

独りでホテルを出てぶらぶらとローカルの人々の元旦の姿や近くの学校を見に行きました。

教会がある学校があったので、そこの人に挨拶して学校を撮っていると、向こうから学校の人らしい人と一緒に2匹の犬が「ワンワン」とほえながら飼い主より少し早めに走ってきていました。

きれいな犬だなって思っていた途端、僕に近づき「ガブッ」と左足を噛みました。

その瞬間「え、うそでしょう」って思ったけど、足からは血が。

やばい、僕の住む南の島はもっと犬がいるのにいつも噛まれなかったのに・・・

この南の島には狂犬病はないと言われていますが、犬はかなりばい菌をもっているので、ばい菌に感染したら嫌だなって。

ローカルの先生たちも犬が僕を噛んだのをみて、びっくりしてすぐ救急箱を出して、消毒液で治療してくれました。

僕の住む南の島にけがのことを連絡しようとしても電話が通じず、空港の電話も使えずでした。

この日はグアムに行く予定だったので、少し足は痛かったけど、痛い足を引きずり、空港を行って、僕の住む南の島から来た仲間と合流。

仲間に心配かけないようにと黙っていようと思いましたが、足を引きずっていたのですぐにばれてしまいました。

一年の計は元旦にありっていうけど、元旦から早々。
いやきっとこれで悪いことはすべて元旦に起こったから、後はいいことばかりです。

人間なんて思いようなんだから、大丈夫。

狂犬病にもかかってないはずだし、(結果は数ヶ月先までわからないそうだし)
世の中に絶対なんてことはない。

もしそんな最悪なことになっていてもそれは、この島にそんな危険な病気があるっていうことを体を呈して示した第一号になろう(そんなことはないけど)

今年は、絶対良いことがいっぱい待っているはず。

後残り少ない南の島生活を楽しみます。

今年の格言
「犬を見たら噛むと思え」
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南の島に帰ってきました。

2008年01月04日 | ミクロネシアのおじいちゃん
今日9日間の南の島の旅行を終えて、無事南の島に戻りました。

結局この2年間は南の島から抜け出すことはできないのだけど。

旅行に行くのも南の島、帰る家も南の島ですから。

僕の住むミクロネシアは4州から成り立っています。

僕の住む島、ヤップ・コスラエはすでに行ったので、残る旧トラック諸島へ。

そしてなんちゃって日本のグアム。

とても熱い暑い旅でした。

海と空の自然を体で感じました。

また、珍道中?ブログに掲載します。

とりあえず、無事に南の島の旅を終えて、南の島に帰ってきました。
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