南の島で幼稚園の先生になろう!

帰国しました。日本で元気に職場復帰しています。

感謝(家族との出会いに)

2007年02月27日 | ミクロネシアの生活
今僕と住んでいる家族は、お父さんが船員さん、お母さんは専業主婦、子どもは9名いますが、今一緒に住んでいるのは4名。他にお父さんからすると弟の子ども(姪)(甥)を1人ずつも一緒に住んでいます。(お祖父さんの家にいるときだけの限定かもしれませんが)

お父さんは日本に船で行ったり、近くの島に行ったりとよく働き、ポンペイでは珍しく犬を可愛がっています。

お母さんが本当に凄い。ポンペイのお母さんなのに?子どもを怒りません。叩く事なんて考えられません。ほのぼのお母さんです。
そして料理がとても上手です。手間暇掛けて作ってくれます。そして料理の中に野菜もたくさん入れてくれます。(これもポンペイでは貴重)
料理もレシピを見たり、ちょっとひとひねりしています。

洗濯のことはこの間のブログにも書きましたが、教会の活動にも熱心。今日も聖書をみながらなにやら書き写しています。どうやら新しい曲の歌詞を書いているようです。
その横で子どもも一緒に聖書を見ています。

お母さんの何事にも一生懸命な姿を見て、子ども達でも学校でいつも表彰されるくらい真面目で勤勉です。

本当に子どもは親の姿を見て育つとは世界共通です。

しょっちゅう家族が変わるのは正直嬉しいことではありませんが、こうして素敵な家族に出会えることは本当にホームステイをしていて、この家で暮らしているからこそ出会えるのだと感謝です。

この島で出来るだけたくさんの素敵な出会いをしたい。そしてその一つ一つに対して「感謝の気持ちを持ち続けたいです。
そうすることで、また新たな感謝する出来事がやってきてくれるような気がします。
家、実際そうです。

「感謝する心は、新たな感謝を呼ぶ」だと思います。
それは自分の思いと異なることが起こっても、そう思えるようにならなくてはなりませんが、無理に感謝するのではなく、心から自然に思えるように感謝したいですし、そうでなければ、本当の感謝とは当然言えません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

感謝(改めて)

2007年02月27日 | ミクロネシアの幼稚園
最近、日本の職場の先輩とメールをして「感謝」と言う言葉、気持ちを改めて振り返りました。

ミクロネシアに来て、8ヶ月が過ぎ、当初感じていた新鮮な気持ちは薄れ、それはある意味ここの生活になれてきたことでもあると思います。
毎日楽しかったり、もどかしかったりしますが、しかし、当たり前のように毎日が過ぎていっているような・・・

もっと今自分の置かれてる環境に感謝する気持ちが欠けているような。

もっと当たり前と思わずに、一つ一つの出来事に意味を持ち、感謝できる自分でありたいなあと思っています。

今日はそんな感謝の気持ちが素直に表れたこと。

幼稚園には8つのルールがあり、子ども達が何かしでかすと、先生は「ルールは何だった?」とよく復唱させます。

ルールを覚えることだけでは意味がなく、幼児にとっては生活の中で体験する出来事の中で「それどう思う」「今の良かったね」「今のはちょっと残念だった」と教師が伝えていくことでルールの意味や子ども自身が自分のことを振り返ることができるきっかけになるのですが、それはなかなか難しいので、とりあえずルールの書いてある紙からかえていこうと。

ルールの書いてある紙は、本当に文字だけ書いてあります。
「家からお金やお菓子を持ってこない」「外で遊ぶ」「ゴミはゴミ箱に捨てる」「出した物は片付ける」などなど。

カウンタパートも新たな物を作って欲しそうだったので、僕が「このルールの紙は、子どもが分からないから、分かるようにしよう」というと「うんそれがいい」と大ノリ気。

今日、段ボールを切っているといつももう1人のカウンターパートとナースに入り浸り、ひとしきり話をして時間が過ぎていくのに、今日は僕の様子を見て「わたしができることがあれば、手伝う」と行ってくれました。
僕が切った紙をボンドで貼ってもらったり、僕が絵を描くから君はルールを書いてといって、まさにジョイントで作業ができました。あっという間に3時間が過ぎ、無事見事な新たなルール表が完成。彼女も大喜び。

僕もこのごろ、全くと言っていいほど昼子どもが帰ってから一緒に作業や授業について考えることができず、「これじゃあ、全く技術移転なんてできてない」とかなり考え込んでいましたが、2-3日前から一日一回今日の授業について僕の方からコメントを言うようにしました。その甲斐あって?いや彼女が作りたいとおもっているものを僕が作ろうとしたから、この際どちらでも良いです。とりあえず一緒に作業が出来、子どものために同じ目的を持って活動が出来ました。こういう事を積み重ねていきたいなあと。

今日一日で何が伝わったではなく、同じことをすすめて活動していくことこそが大切だと。

今日は、その気になってくれたカウンターパート、こういう機会が持てた事へ感謝です。
こういう事がたまにあるだけで、やっぱり頑張らないとなあって思います。

これが当たり前ではなく、おかしな言い方かもしれませんが、こういう日々をカウンターパートの気持ちに「感謝」したいと思います。
感謝を持つと自然と彼女が「あれ取って」っていう言葉も「はいはい、どうぞ」って気持ちよく動けます。これも彼女との理解につながっているんだと思えると。もちろんやりすぎて、マンパワーになってしまわないように気を引き締めないといけませんが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする