南の島で幼稚園の先生になろう!

帰国しました。日本で元気に職場復帰しています。

車から大声で

2006年11月23日 | ミクロネシアの幼稚園
今日、学校の1時間半にも及ぶ長い現地語の職員会議でぐったりしていた後、道を歩いていると僕の名前を呼ぶ声がトラックから。

そう僕の生徒で友達に何か言われるとすぐ涙ぐむCOBEYの姿が見えました。
何度も僕の名前を幼稚園では見せない大声で言っていました。

僕の姿が遠くに見えなくなりそうになってもトラックでおかあさんに僕の名前を何度も行っているのが聞こえました。

日々活動を送りながら、なかなか同僚に上手く技術移転はもちろん、気持ちが上手く繋がらずに「空回りしているなあ」「いったい何が悪いんだろう」と悩むことも多いですが、子ども達は僕のことをしっかりと受け止めてくれているのだなと嬉しくなりました。

最終目的は現地の子どもではなく、同僚の先生への技術移転ですが、それを支えてくれるのは間違いなく子どもたちです。
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大移動

2006年11月23日 | ミクロネシアの幼稚園
今日は朝同僚二人週始めの儀式のように今週の予定について話していると思うと、子どもの朝食が済むと、急に教室全体の大移動を始めました。

「汚い」といって。いつもそりゃこれだけほったらかしにしていたら汚れるよと思ったけど、かなり今日は本格的です。

僕が算数の棚を整理して自分のものをうまくおいているのをみて、自分も自分のオフィスのようにしたくなったようです。僕の棚まで触るので、自分で戻したけど。

でもやはり一言言ってあげないといけないです。
「部屋を片付けるのはとても良いことだし、とてもよくなった、でもこの仕事を昼から始めたらもっと良かったね」と。

きっと彼女の中にそんな悪意はないのでしょうが、僕たちの仕事はまず目の前の子どもことを考えることです。

今日は彼女が片づけをしている間、子どもたちに1-5の数が書かれたものと数字をあわせる遊びをしました。

そして、日本で言う「1本・2本・3本・・・」と木やビンなどの数え方の練習をして、作っていたワークシートに木の絵を塗っていく活動をしました。

僕の職場は、同僚の気分がとても左右するする職場です。
教室も一緒だし、教えるのもずっと一緒。でも教科書とか共通すべき情報が少ないので、他の職場以上に同僚とは力をあわせていかなくてはいけませんが、なかなか難しいのが現状です。

注意ばかりされるのはいやだろうし、僕も同僚の欠点ばかりを見つけていては何も生まれないし。でもこれは子どものためになっているかな?ということは、改善していかないといけないですが、本当に難しいです。

同僚は現地の人が二人で僕は一人なので、僕は完全にアウェー状態です。

そんな中で自分がどのようにしていけば良いのか?
そんな試行錯誤がきっと自分を高めてくれると信じて諦めず、焦らずでも一生懸命にしていくしかないのだと自分に言い聞かせながら。



車から大声で

今日、学校の1時間半にも及ぶ長い現地語の職員会議でぐったりしていた後、道を歩いていると僕の名前を呼ぶ声がトラックから。

そう僕の生徒で友達に何か言われるとすぐ涙ぐむCOBEYの姿が見えました。
何度も僕の名前を幼稚園では見せない大声で言っていました。

僕の姿が遠くに見えなくなりそうになってもトラックでおかあさんに僕の名前を何度も行っているのが聞こえました。

日々活動を送りながら、なかなか同僚に上手く技術移転はもちろん、気持ちが上手く繋がらずに「空回りしているなあ」「いったい何が悪いんだろう」と悩むことも多いですが、子ども達は僕のことをしっかりと受け止めてくれているのだなと嬉しくなりました。

最終目的は現地の子どもではなく、同僚の先生への技術移転ですが、それを支えてくれるのは間違いなく子どもたちです。
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空港で表れる僕たちの活動の成果。

2006年11月23日 | ミクロネシアの生活
11月18日の土曜日は、4時間以上空港にいました。

なぜなら仲間の仲良かったピースコ(アメリカの平和部隊で、協力隊と同じような活動を世界各地でしています)が、任期を終えて旅立つことになりました。

すぐに帰国せずに、アジア各地をまわるようです。

彼にはたくさんの仲間が別れを告げに駆けつけてくれました。
同じ仲間であるピースコ。
ポンペイのカソリック小学校で働いている教会系のアメリカ人のボランティア。
僕たち。
そしてホストファミリー。

こうして帰国するために空港から旅立つときにその人の活動の成果が現われるのかなと思いました。たくさん集まれば良いというのではないですが、どれだけ自分自身も思いいれ深くなれるか、またどれだけの人の心に自分が残ったか。

私は2008年3月に帰国しますが、そのときにどれだけの人が僕との別れを惜しんでくれるのだろうとも考えました。
ホストファミリーはお祖父さん以外はみんな変わるから難しいし、おじいさんはたぶん空港に来れないだろうなあと。

幼稚園の子どもたちも僕が帰国すること良く分からないからこないだろうし。

ちょっと僕は空港に一人ぼっちだったりして。(ちょっと大げさだけど)

この活動には必ず決まっていることがあります。
それは、別れがあること。それは単に別れではなく、日本での新たな生活の始まりでもあります。
その両方を意識しながら、空港で悔いのない気持ちで旅立てるように日々がんばらないといけないなあと改めて思いました。
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バナナからにじみ出る暖かさ

2006年11月13日 | ミクロネシアのおじいちゃん
土日はコロニア(ポンペイでメインの町ですが首都ではありません)で会議をしたり、仲間とテニスをしたりすることが多いです。

最近までは、土曜日の夜にコロニアに泊まっても、日曜日の朝はホストファミリー達が通う家の横の教会に通っていたのですが、日曜日の朝は、コロニアからウー村へ向かうタクシーが1時間以上待っても来なくて、結局教会に間に合わないことが多くなり、断念しがちになっています。

なので家に帰るのは、日曜日の夜。それもやはりタクシーがなかなか捕まらずに、1時間から2時間は絶対待つので、遅くになります。

家に戻って部屋の明かりをつけると、テーブルにバナナが一房ありました。おじいさんが僕のために部屋においてくれたものです。

ホストファミリーでも多くのメンバーが部屋の鍵は、自分しかもっておらず、「家族には入ってほしくない」という考えもあるようですが、僕は用事があるときは、おじいさんが僕の部屋に入られることがたまにあります。僕はぜんぜん平気だったのですが、「それはおかしい」と仲間に言われたこともありましたが、もともとおじいさんの家だし、鍵を自分だけ持つのは、僕はホストファミリーにうまく説明できないと思っています。

バナナを見ながら、日曜日最近教会に行けていないことを心配してくださっているのかな?やはり週末は家にいて欲しいのかな?などなどいろいろと思いを巡らしました。

ホストファミリーと暮らすことは、ひとり暮らしと違って時には煩わしいことがったり、制限があったりしますが、ひとりでは味わえない暖かさにも出会えるなあと改めて感じました。
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久しぶりのカウンターパートと。

2006年11月13日 | ミクロネシアの幼稚園
写真は好きな遊びの時間に園庭横の海の魚を見る子ども達です。
何を言っているのか分からないけど、わくわくしている様子が伝わってきます。
今日は、直接授業をすることはなかったけれど、こんな子ども達の様子を見ることが出来て、こんな意欲をもっと授業で引き出したいなあと思いました。

今日は昼からひとりでカウンターパートに頼まれた子どもの新しい歯磨きに名前を書き終え、さて次は明日の算数の準備をしようかな?と思っていると、隣のナースで談笑しているはずのカンターパートのひとりが部屋に入ってきて、なにしているの?と聞き、僕が頼んだ仕事を終えるのを知ると、「こんな事をしてみようと思う」と1-10までを子どもに書かせるワークシートを持ってきました。
そこで僕は「シニータは10まではやくやりたいんだね。でもまだ子どもは明日9を習うから、10までを習ってからにしない?」「それに急に1-10まで書きなさいって言っても分からない子どもがいるから、9と10を教える間にもう一度1-10までの数字を書く練習をしようよ」と僕が用意していた1-10までの練習用のワークシートを見せると「うーん」と考えながら「わかった」と納得してくれました。

あと今週は木がテーマなので、木の絵を書きたいと固形絵の具を取り出しました。絵の具はクレパスで模様を描くと水が混ざらないことなどを伝えました。そしてもしこの素材を使うならきっちりと使い方を説明しないと子どもは混乱してしまうことも。

そして5つしかないから、全員が書くのに5回×5人の時間が必要なことも伝えると、それは時間がかかりすぎるといって中断。
今回は、彼女が考えていたものを少し変更して、僕が描いた木の模様に色を塗ることで落ち着いたような感じがしますが、当日になってみないとわかりません。

あと彼女が力を入れている文字についても発音の文字全て約20文字を全て書かせてみたいと提案がありました。
僕は「それ今子どもに出来るとシニータは思う?」というと「出来ないと思う」と答えました。「教えるだけで子どもが分からなかったらどうだろう?」「うーん」と少し考えてじゃあもう少し文字を減らすことに。

僕は本当は一日一文字にしてゆっくり学ぶのが良いと思うと言いましたが、それは却下されて「そんなに時間は掛けられない」という返事。

内心は「時間をかけずに教えるから結局子どもがなにも分からないまま授業が進むんじゃないか!」と思いつつも、ここは堪えて、「じゃあシニータはどれくらいならいいの?」と彼女の考えを聞いてみることに。

結局まず彼女がやりたいようにやってみて、子どもがどれくらい分かるかを考えてみようということになりました。ワークシートも僕が「こんなふうにしたら」と提案したものより「私はこうしたい」というものが彼女にあったので「じゃあそれでやってみよう」ということに。

自分の考えを押しつけるのは簡単だけど、それでは彼女の心を動かすことは出来ないし、
もっと時間を掛けてじっくりじっくりしていくのがいいのではと思っています。

でもこんなに具体的に授業の準備を2人でするのは久しぶりです。
出来るだけこんな時間を持てるように僕が強制ではなく、受け入れる器をもっと広げていく日頃の努力がいるなあと思いました。

まだまだじっくりじっくりいきます。いや、じっくりいかないと何もかもうまくいかなくなってしまうように思います。成果は出したいし、自分の考えを受け入れて欲しいのは山々ですが。

焦る気持ちを押さえつつ。
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初!BBQ やっぱりなんでも初がいい。

2006年11月12日 | ミクロネシアの生活
仲間の友達が日本から僅か3日間、会うために金曜日に来られました。

なぜ3日間か?なぜならポンペイに来るためには、来る時にグアムで一泊、帰る時にグアムで一泊しないといけません。
つまり、5日間かけてやっと3日ポンペイに滞在できます。

そんな思いまでして来てくれた友達のために、僕の住むウー村アワックにてBBQをすることにしました。

この村で我々がBBQを開いたのは、初めて。
場所は、教会の上にある修道院。

日本人のシスターが住まれていて、BBQの話をすると快く場所を提供してくださいました。

この日のために、買出しなど準備をして、修道院に行くと、食べるところに葉っぱを引いていてくださったり、心遣いが嬉しかったです。

昼過ぎから夜暗くなりランプの光のしたでBBQを楽しみました。

これからもいろいろな初!を行なっていきたいと思います。

そうです。僕は初が大好き。
初めてってなんでも大変ですが、初ならではの喜び、影響があるからです。

やはり二番手ではなく、いつも一番手を目指して、いろいろなことに取り組みたいと思います。
そのためには即実行。

これは楽しいかも、これは現地や仲間のためになるかもと思ったことをやってみること。

そのためには概念にとらわれず、いつも新鮮な気持ちで物事を見る目をしっかりと持ち続けたいと思います。

そうしないと、この島に来て4ヶ月以上たって、物事に対して感動がともすれば薄らいでしまいがちの自分になりそうです。

常に新鮮な気持ちを持ち続けるためにも、何か新しいことを常に求めて生きたいと思います。
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健康のためにテニス

2006年11月12日 | ミクロネシアの生活
土曜日日曜日は、コロニアで過ごすことが多いこのごろの生活。

仲間と会ったり、外食したり。
なかなか体を動かさずに食べることが多くなります。

日々暑い気候に汗をかくことが多いですが、土日は町を歩くくらい。
そこで今マイブームがテニスです。

昨日も話しましたが、長く住まれておられる日本人の方が相手をしてくださいます。
このコロニアには日本のようにとは行きませんが、テニスコートがあります。
しかも、無料。時にはナイターがつくころもあります。

この島では「こんなことをしよう」というアクティブな動きがとりにくいのが実情です。
そんな中でテニスはまさにぴったりのスポーツです。

仕事とは違う汗もかきたですし、やはり食事が肉食中心なので、一週間に一回はしかり運動しておかないとと思っています。

あつい時間はさけて、出かけようとするとポンペイ名物の雨。

雨がやんで、テニスコートに出かけてみると誰一人いなかったので、仲間と二人はじめていると、徐々に顔見知りの日本人の方が。

たかがテニスかも知れませんが、自分で何か行動を起こすと人間関係が広がったり、この狭い島特有の閉塞感から逃れられるのではないかな?と思います。

いつもまずやってみてから、そしてやり始めたことは、諦めず続けてみる。
そうするといつの間にか片手では数え切れない数の活動が・・・

これって日本と同じかも。
でもそれが楽しいですし、それが僕らしいと思います。

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現地の日本人の方々

2006年11月11日 | ミクロネシアの生活
私たちは、現地の人々、そして仲間の隊員のほかにもたくさんの人と出会います。

そのひとつが現地に住んでおられる日本人の方。

大使館や協力隊関係者といった一時的な滞在ではなく、永住もしくは10数年滞在されている方がたくさんおられます。

様々な仕事に従事されています。
ホテルを経営されている方、ダイビングを教えておられる方、ホテルのマネージャーをされている方など様々です。

私たちは、時には日本人同士として集まることもありますし、そのお仕事のお客さんという立場でお世話になることもあります。

長年住まれている方々には私たちが気づかないこの島のことをたくさん知っておられるます。
また、たくさんの人間関係を形成されておられます。

僕はテニスをするので、そこで一緒にPLAYしてくださる方、また今度ダイビングの免許を取る際にお世話になるインストラクターの方など、僕の生活に欠かすことの出来ない方々です。

現地のことを良く知っておられる先輩として、いろいろなことをいい距離感を保ちながら学びたいと思います。
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お金の貸し借り

2006年11月10日 | ミクロネシアのおじいちゃん
昨日お祖父さんに家族がサカオをするのでお金を貸して欲しいと言われてお金をお貸ししました。最初お祖父さんは息子に「サカオは、明日にしなさい」と言っていましたが、お祖父さんも子ども達に世話になっているので、聞いてあげないといけないかな?と思われたのかも知れません。そして今日朝、お祖父さんは早速お金を返してくださいました。

お金の貸し借り。
これは、日本でもトラブルになることが多い問題です。
ポンペイの人は、日頃からあまりたくさんの現金を持っている方は少ないようです。

僕のお祖父さんもたまに「お金持っている?」と聞いてこられます。「持っていますよ」と答えると「20ドル貸してくれないかな?明日かえすから」と頼まれることがあります。

色々な考え方があると思いますが、僕は「わかりました」と言ってお金をお貸ししています。
それにお祖父さんは一度お貸しした時にすぐにその日か次の日に「これありがとう」と言ってお金を返してくださいました。
それ以後も借りたら遅くても2-3日中には返してくださいます。

その話を仲間にすると「それは辞めた方がいいよ」「お金は貸さない方がいいよ」という意見が多数を占めました。

こういう開発途上国では、お金の貸し借りはしないというのが一般的な日本人の考え方だと思います。

確かにお金を貸す理由は、息子さんが遊びに行く時とかサカオのお金が足りないというようなときもあります。本当に困っているときだけ貸せればいいのでしょうが、そこまで踏み込んで聞くことは出来ません。
でもお祖父さんが僕に「お金を貸してください」っていうのは、少し勇気のいることではないかな?と思っています。
僕が思っている急を要するお金と現地の方が思っている急を要するお金は違って当たり前かも知れません。

私は、ホストファミリーは家族なんだから(本当の家族ではないですが)、日本でもし親や兄弟が「ごめん、今お金ないんだけど、遊びに行くからお金かして」と言われたら間違いなく貸すのに、現地の人には貸さないって言うのは、ちょっと違うかな?と思っています。

現地の人へのお金の貸し借りの話を仲間としている時に、私の仲間の1人が出かけることになってお金が足りなくて仲間が「足りないから貸して」と何気なく言うことがありました。
その瞬間仲間は「あっ、そうだね私たちはすぐにお金貸し借りしていますね」と気づいてくれました。
そうだからといって、日本人には貸すから現地の人にも同じように貸すかどうかは、もちろん個人の判断です。

ただ、貸して欲しい人の気持ちも考えて、自分の中で判断できればそれでいいのではないかと思います。


お金の問題はシビアだし、あとあと残るし、貸した方は覚えている、借りた方は忘れるという鉄則?があるので、非常に難しいです。

僕の中でもルールを作っています。
①一度お金を貸したら、そのお金がかえってくるまで次のお金は貸さない。
(そんなに頻繁に貸し借りをしているわけではありません。この1ヶ月に1回くらいです)
②一度にお貸しする金額を上限20ドルとする。
③お祖父さん以外の家族から頼まれたら、お祖父さんに聞いてみてお祖父さんが貸して欲しいと言ったら貸すと伝える。

お金のことでトラブルを起こすことは、とても嫌なことですし、できたら避けたい。
それには貸し借りをしないのが一番です。
貸し借りは、返してもらって当たり前、返してもらわなければ嫌な気持ちが残りますから。

でも、家族として、こうした方がいいとは分かっていても、そういう気持ちを超えてしまうことって、合っても良いのではと思います。

トラブルが起こらないようにすることが一番だと思いますが、そればかりをさけていては近づけない部分もあるように思います。

それはひとそれぞれ、お金だけではなく他のことでも言えると思います。

こうした方が良いという一般論を超えて、一緒に暮らす者として「こうしてあげたい」「きっと相手はこう思っている」と相手の気持ちと自分の気持ちを照らし合わせて、自分なりのつきあい方を作っていくことが良いことだと思います。
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のんびり?かけっこ

2006年11月09日 | ミクロネシアの幼稚園
今日は、朝からなんだかのんびりモードが漂う我が幼稚園&小学校。

理由は、いつも厳しい校長先生が出張でハワイに行っているために留守のため。
これは日本でも他に国でも全世界共通なのかもしれません。

さて今日も頑張ろうかと思っていると、全生徒運動場に集合。
なんと今日はスポーツアクティビティー(ポンペイ島の村5つが対抗でバスケット・バレーボール・野球などを競う大会)の陸上競技の選手を決めるためとのこと。

幼稚園から8年生までを一斉にする意味がもうひとつわかりませんが。

小学1年生2年生とした後に大雨が降ってきて中断。もう中止だなと思って、幼稚園は保護者と女の子が昨日から始めたハワイアンダンスの練習を開始。

すると雨がやんで再開しました。
芝生とはいえ、かなり水たまりのある中、幼稚園の子どもも走りました。

決め方は、同じ歳の男女別で一斉に走って1-4位までを決めます。
ポンペイ落第したり、入学年齢が一定ではないので、同じ歳の子どもが走ると言うことは、違う学年の子どもと走ることになります。

ですので、そろうのにとても時間がかかります。

順位を決めたのは僕です。
他の先生では、親戚の子どもや自分の子どもを選手に選んでもらおうとしたり、「あの子が早いはず」と勝手な思いこみをしてしまう傾向があるような・・・

僕が選んでいても「この子の方が速いなどなど」途中でクレームが来ますが、「僕が見ていたから」「きみと僕は見ている場所が違う、僕の場所からみるのが一番正確だから」といって突っぱねてしまいました。

やっと終わったと思ったら今日の授業は終了とのこと。
今日はこれだけ?と思ってしまいましたが、僕もこの国に来て打つべきA・B型ワクチンをうっていなかったのでコロニアに行って打ってもらうことにしました。

明日はコロニアで僕の村で行うBBQの用意があるので、コロニアに泊まりたかったのですが、今週は祝日続きで家を留守にしているので、夕方家に帰りました。

明日が休みという村の家での生活は久しぶりです。
窓の外のは虫の声、気持ちの良い風、僕の部屋とガラス一枚隔てた隣の部屋では、子ども達がDVDをがんがんにかけて映画見ています。

やはり、ポンペイは平和です。
そんな平和な村で隊員が集まって初めて村でBBQします。
都会に住む?仲間に村ののんびりした良さを分かってもらえると良いなあと思います。
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11月は、クリスマス

2006年11月08日 | ミクロネシアの幼稚園
幼稚園もクリスマス
10時の好きな遊びの時間に保護者が女の子を集めています。
何をするのかなと思うと、ラジカセをもってきて、音楽をかけ始めると保護者の一人が踊りだして、それに合わせて子どもたちも腰を振って踊りだしました。
音楽はどうやらハワイアンのよう。
なにをしているの?と聞くと「クリスマスに向けて練習をしている」とのこと。

やはり「11月になると急にクリスマスが始まるというのは本当だったんだ」と思いました。
授業も早めに切り上げて、男の子はじっと座ったまま、女の子の練習に付き合わされていました。

クリスマスの歌も、もうそろそろ教えていいそうなので、ここは出番かなって思っています。

ポンペイのクリスマスは家庭でも教会でもかなり暑いいや、熱いクリスマスになるらしいので、今から楽しみです。
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アクティビティーな活動

2006年11月08日 | ミクロネシアの幼稚園
昨日の幼稚園は、かなりアクティビティーでした。
今週のカリキュラムのテーマは「身近な虫」だったのですが、同僚が「外に行こう」といい子ども達に園庭で虫を探させるばかりが、学校の校舎の裏側に行ってもバッタなどを探すことが出来ました。特に蜘蛛を見つけると皆を呼び集めて、一生懸命に説明をしていました。先輩の同僚がいないので、彼女も生き生きしていたのかもしれません。
最近年配の同僚は体調が悪いらしく、「途中で病院にいく」といってそのまま帰ってこないこともあるの。

紙の上に手を置いて、それを縁取ってはさみで切って、くもを作るなど、かなり今日は遊びの要素が入っています。
昼食前も外に行こうって外で、ボールを使ってノックをしたり、僕と同僚で子どもを挟んでボールが当たると子どもがランチルームに行くようにしたりとかなり子どもも楽しんでいました。

こんな楽しい遊びから学べることがたくさんあること、こんな遊びや教師が子どもと一緒になって虫を探すことが子どもにとって大きな喜びと感動につながることを感じてもらいたいと思います。
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予防接種

2006年11月08日 | ミクロネシアの幼稚園
予防接種

昨日はみんな出席。なぜかそれは予防接種があるから。
ポリオや三種混合など3種類の注射や飲み薬をもらいます。

保険担当の人が来て、効果や数値がどれくらいまで上がるといいのかを説明して、保護者にサインをしてもらいます。

写真のマイクはかなり怖がっていて大泣きでした。
でも注射をする先生はのんびり注射を用意して、おいおいそんなゆっくりしたら余計に恐怖心が増すだろうって思いましたが。

他の子どもはなかずに頑張っていましたが・・・・・

ミクロネシアの幼稚園は、給食、そして医療保険衛生とかなり充実しています。
ほんとうにあとは、教育内容だけです。
それが最も難しいのですが・・・

自分が出来ることを毎日こつこつ、自分を信じてそして周りを見ながらかめの遠足という歌があるように「のんびりいこう、のんびりいこう」と自分に言い聞かせて頑張ります。
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心は空にように晴れやかではないけど・・・

2006年11月06日 | ミクロネシアの小学校
今日は、午前中はスキップジャンケンをしたり、数字の8を教えたりと子どもと楽しく過ごせましたが・・・

10時からの学校の休みの時間になると先生達が「HIRO、野球の練習をしないのか?」「もうそろそろ隣の学校と合同で練習してメンバーを決めないといけないよ」と。

あなたも野球チームのコーチなんだから人ごとみたいに言わないでくれよ。

早速、校長に話をして、今日は会議がないので、隣の学校に子どもを連れて行って良い、授業も野球選手の子どもは2時15分でいいよと言ってくれました。

本当は2時30分だったんだけど、前に校長先生ともめて、その時「特別だぞって2時15分にしてもらいました」(まだあの約束は生きていた)

次は隣の小学校に電話を同僚にしてもらいましたが、隣の小学校の校長先生にも僕から電話をしてくれって同僚が言います。???

結局同僚は隣の小学校の校長とアポがとれず、僕が電話すると「良いよ」と一言で済みました。
後はバスの運転手さんに2時15分に子どもを連れて行ってもらうようにお願いして、今度は各クラスを廻って「選手の子は2時15分に集まって。隣の小学校に練習に行くよ」というと大喜びの子ども達。

こういう姿見ると、やっぱり頑張ってしないといけないなあと思いますが、
むこうについてからも同僚は「ボールはいくつあるんだ?」「子どものバックがなくなっているけど、あなたが持っているんでしょう?」「バットはどこにあるの?」などちょっとは自分でしてくださいよ。そしてなんでも僕に責任かぶせないでくれよってかんじです。

正直、責任取るのはいや、全部あなたがしてくれるなら私もするっていう感じがみえかくれします。

こんな風にぼやいてみても仕方ないですが。

こうして、現地のことを良い意味でも、そうでない意味でも感じていくのだと思います。

動けば動くほど、自分の気持ちが落ち込んでしまうことがありますが、落ち込む前に次に進むようにします。

折角来たんだから、なんでもトライしなきゃね。

180度の虹を人生で初めて見ました。
感動です。

嫌なことがあってもすぐに良いことが待っているこの島はやはり楽園なのかも?
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街はクリスマスモード。休みの意味は複雑。

2006年11月05日 | ミクロネシアの生活
これは、日用品のお店のデコレート。

10月末までは、ハロウィン一色でしたが、今ポンペイはクリスマス一色です。

クリスマスは真夏のポンペイでも一年で最大の行事らしいです。
11月ー12月は、クリスマス一色のようです。

Tシャツかアロハに短パンという格好の僕にとって、クリスマスというのはなんだか違和感が多少の懲りますが・・・

11月はポンペイの祝日がいっぱいです。
11月3日、8日そして11日と3つの祝日あります。

今日は何の日ですか?とホストファミリーに聞いても「えーと今日は・・・」は、
すぐに答えが返ってこないことがあることも

でも休みはきっちり取るのがこのポンペイ。

11日の祝日は土曜日ですが、10日の金曜日に振り替え休日があります。

11日は、アメリカ軍兵士としてイクラに赴き、イラク戦争で亡くなられたミクロネシア人兵士の追悼の日だそうです。

休日の意味を考えると複雑です。

イラク戦争はこの南の島でも影を落としています。

またこのことは、改めて書ければと思います。

日本にいるより、戦争、平和と言うことについて考える機会を与えてくれるポンペイです。
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