Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

2021年06月26日 23時04分27秒 | 日記

訳あって毎朝5時半起きがつづき、
ある日の午前中、とうとう起きていられなくなった。

昼寝です。
で、こんな時は決まって変な夢を見る。
この時は、何故か実家に戻っていた。
夏、実家のドアはいつも半開きになっていて(虫が入るだろうに)
玄関を入るとすぐに食卓がある。
それくらい狭かった。
玄関に母が居て、食卓を見ると父も…居るような気がした。やっぱり居た!!

父がいつものランニングシャツ姿でいつもの席でビールを飲んでいた。

「どうしてここに居るの?」と聞いたら

「自分の家なんだから居たっていいじゃないか」的な返事が返ってきた。
だってもう亡くなってるのに。

そこで目覚めて、少しだけ泣いた。

死、って一体何だろう。

こうしちゃいられないので、早速制作に入る。
生きてるうちに描かないと。
いくつかの展覧会に向けて準備を進めている。

あまり考えすぎると、頭がパンパンになってしまうので
「私は出来る、私は出来る」と根拠のない暗示を自分にかけながら。

いつかは死ぬのに、なんで生まれてきたんだろう??
自分が死ぬこと、生きることを意識してしまう、それが人間だから仕方がない。



最新の画像もっと見る