Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

毎日が早すぎ

2024年02月24日 16時23分34秒 | 日記

前回のブログが年末でしたので
あっという間に2ヶ月が過ぎたことになります。
正月に撮った富士山の写真も載せるチャンスを逃し…

ブログ書こう書こうと思いつつ
いろいろな事がありすぎてまとまらず
そうこうしているうちに毎日が矢のように過ぎ去り
こんなふうに人生は終わるのか、などと考えたりしています。

過去には、ずいぶんゆったり時間を過ごしていたこともあり
なんであんなに時間あったんだろ、と不思議でなりません。
何かが成熟していくのはそのようなゆったりした時間の中だったように思います。

現在は3月の人人展の準備中
図録が何とか形になり印刷間近。それでもまだ山のようにやることがある
もちろん制作以外にです。

考えてみたら、ここ何年もずっと展覧会準備中(笑)
つまりずっと描いている
それはとても幸せなこと。



並行して、89歳の母からも目が離せなくなってきた。
月曜は病院に連れて行き、食事の作り置きをする。

この作り置きは、結構好きな作業
母もちゃんと食べてくれているみたい
まさか、私が母に食事を作る日が来るとは思ってもみなかった
これは10ヶ月ほど続いている。やれると思う。



その他、水墨の勉強も始めました
竹、蘭、梅と続き、ようやく四君子の菊まできた
これはとても難しく、私は水墨画家にはなれそうもありませんが
一番興味があるのはその謎めいたスピリット
これは伝えることができそうだと思っています。
年齢も重ねて、そろそろ自分が後の世代にどんなスピリットを伝えることができるか考え始めています。
そう、今年の私のキーワードは「スピリット」です。

その意味でも、きちんと伝えられる人に巡り会いたい
性分としては「誰とでも仲良く」はできません
というのも、作家の中にはとんでもなく無礼、あるいは無責任な人もいるので
等しく関わっていると振り回されてしまうからです。

5月にはパリ個展もあり今年もおそらく激動です。
作品は、昨年夏より人拓と描画のハイブリッドを始め、秋から水墨の要素も取り入れています
少し前まで要素が多すぎてメタメタでしたがようやく落ち着き始めました。



殺伐とした残酷なムード、これは私の持ち味なので仕方ありません。
しばらくはこのスタイルでいくと思います。
HPも更新しました。
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