Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

源泉

2015年08月19日 14時02分12秒 | 日記

何が始まったから、いまここに居るのか
ベーコンの画集に見入る。

これから読みたい本やテキストを整理しながら
ふと手にとって
そしてそこにすべてのイメージの源泉が
始まる前の蠢く何かがあるのを感じます。

ベーコン論(ドゥルーズ)も読んではみたけど
そんなにこねくり回して うだうだ書くより
絵を観りゃ済むのに、という気持ちになる。

ただ、私のような周辺性の作家は
だれかに論じていただける幸運は滅多にないから
常に自分で自分を論じられる体制でいる方がいい。
自分で評論の仕方も勉強しなくてはならないですよね。
だから果てしなく、本も読まなくてはならないと思う。
でも嫌いじゃない。

作家は絵も描き、論じ、営業もし、
そのための勉強もし…
何役もこなすのか。
でも嫌いじゃない。



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