亀井三千代 HP/Michiyo Kamei official web site
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ヴェンダースの映画を見た。
故ピナ・バウシュの舞踊団
ヴッパダールのドキュメンタリー映画
「踊り続けるいのち」*
ソロのダンスを見たとき、
自分自身の肉体を素材に
こんなふうに解き放たれ、表現することができたら…と
憧れる
複数のダンサーによる踊りを見たとき、
そのダンスにとって
互いの肉体が
なくてはならないものであるのがわかる。
パートナーがいなくては実現不可能なダンス
「いてもいなくてもいい」 なんてものは
この世にはないと
思わされる
でも、
互いへの慈しみは同時に
互いを突き刺すような、
痛いものであるとも…
屋外でのダンスシーンは
背景となる自然や建造物が
ダンスと音楽と切り取り方によって
映像全体が生き物のように感じられる
ふと「構図」と思った
構図、構成、動き、色…
リズム!!
予測不可能なダンスは
巨大で複雑な自然そのものだと感じた。
* Pina by Wim Wenders 2011
http://pina.gaga.ne.jp/