
今回の記事は2025/5/2(金)の夜に伺った、福島市置賜町にある「てんぷら ひら井」さん。
メンツは、Ay、Sもっちゃん、Xさん、自分の4名です。
2025年のGWも2日目に突入した金曜日。
東京からSもっちゃんが福島に2泊3日で遊びに来た初日。
福島に来た目的が観光ではなく、福島グルメを堪能することだってので皆に驚かれていたが、何だかんだで福島の皆もSもっちゃんが福島へ来るってんで、張り切って食べに行く飲食店を決めたり予定を入れたり一生懸命。
福島に着いたのが丁度昼飯の時間帯で、到着するなり休む間もなくXさんがお勧めする福島市内で人気のイタリアンでランチを堪能。
その記事は前記事で公開してますので、よろしければご覧あれ↓
人気のイタリアンランチ - 福島市鳥谷野/オステリア デッレ ジョイエ(Osteria delle Gioie) -
ランチ後一旦解散して、夜18時30分に福島では名店中の名店と言われている「てんぷら ひら井」さんの店前に集合ってことになった。

自分は夕方、福島駅までバスで移動。
約束の時間よりも少し早めの時間だったってこともあり、駅ビルのドトールコーヒーでちょっとだけコーヒーブレイク。

頃合いを見計らって、置賜町へ歩いて向かうことに。

この日はあいにくの雨。
まぁ飲みに出るのに天気はあまり関係ないけど、晴れているほうがいいですね。

置賜町界隈までは、駅から歩いて5分もかからないほど。

13号線から中央通りを右(東の方向)へ曲がれば、置賜町だ。

店のビルの前には既に、AyとSもっちゃんが待っていてくれた。

店名入りの看板は、木製の立派なやつ。

店に入るのが初めてってこともあり、なんだか緊張もしていたり。
ほどなく、Xさんも登場して4人揃って今宵の店に入ります。

店内入るとカウンター席に予約席が用意されていた。
揚げたての天婦羅をいただくには、カウンター席の方がありがたい。

この日お世話になる「ひら井」の大将に「よろしくお願いします」とご挨拶。
実は、「ひら井」さんには、甥っ子のK君が時々バイトしている。
丁度この日はK君がバイトしていたので、K君にもご挨拶。
とは言え、店内忙しくゆっくりと話をする時間がなかったけれど、頑張っている姿を見てなんだかちょっと安心しました。

カウンター席も披露目でゆったりできる設計。
さすが名店って感じです。

まずはビールを注文。
生ビールは、ちょっとしたサービス、だけど嬉しいサービスがあるんですね。

見てください。

生ビールに注がれた泡の表面の「ひら井」の文字。
綺麗だし、何より映える。
ラテアートならぬ、ビールアート、いや泡アート。
こういうサービス嬉しいですよね。
インスタをはじめとしたSNSをやっている方々は特に嬉しいって思います。

さらに生ビール2杯目からは、こんなサービスも。
これ、誰だかわかりますか?

って読んでいる皆さんはわからなくって当然なんですが、AyとSもっちゃんなんです。
お客さんがOKならば、お客さんの顔写真をもとに泡に絵を描いてくれる。
これが、よくできているんです。
なんだか飲むのがもったいなくなるけど、そこは写真に収めて一気に飲み干しましょう。

「ひら井」さんで頂く料理は、「お食事セット」などを除いて基本は3種類のコースです。
この日は4人すべて「おまかせコース」を事前に予約していましたので、それぞれ一人づつ料理をカウンターに置いてくれるスタイル。
それじゃこの日頂いた「ひら井」さんのコース料理、紹介させていただきましょう。

最初に登場したのは、鯛しんじょう。
これまで海老しんじょうは、よく頂いてきたしポピュラーだけと思うけど、海老ではなくて鯛しんじょう揚げ。

上品な真鯛のすり身は、海老に比べて優しい味。
鯛が好きな自分には、むしろありがたい味。

お刺身。
イカ、海老、そして鯛の3品。
どれも淡泊ですが、この後で天婦羅をいただくことになるので、淡泊な食材で盛り合わせてくれてるのかなって素人考えで思いました。

特にイカは飾り包丁も鮮やかで、メッチャおいしかった。
天婦羅メインのお店でも、先にこれだけの刺身を出してくれるって贅沢ですよね。

ここから先が天婦羅になりました。
天婦羅を出してくれる前に、塩の説明をしていただきました。
塩は二種類。
右の白いのが沖縄産の塩、左の少し色がついたのは燻製塩だそうです。
塩だけじゃなく、もちろん天つゆも用意してくれていました。
「塩は、いい食材を使った天婦羅の味を引き出してくれておいしく言頂けますが、人それぞれ違うしお客様の好みで使い分けてくれればいいです」と大将が言ってくれました。

では天婦羅の紹介参りますよー♪
活車海老の天婦羅。
まずは海老の足の部分から。

刺身なんかでは絶対に食べない海老の足ですが、天婦羅だからこそいただける。
むしろ足だけをクローズアップして天婦羅として頂ける幸せ感。
カリっサクっとした食感がたまらない。

足に続いて、もちろん身の部分も。
尻尾までピンと真っすぐな形で揚げられている。
4人それぞれに出された海老全てが同じ形。

見た目が美しいことは、やはり料理を頂く側にとって最高の幸せだなって思います。
一口頂いて、車エビのきめ細やかな肉質、プリっプリの食感が幸せ感に拍車をかける。
もちろん尻尾まで綺麗に頂いて、目の前の海老は秒で消えてしまいました。

ウニの天婦羅。
器の脇に少しの量のワサビ塩。
ウニを頂くためだけのワサビ塩。

ウニは海苔で巻かれた状態で揚げられていて、海苔の香りもいい。
何より海苔のカリっとした食感と、海苔の中のウニの柔らかい食感の重なり具合が絶妙にマッチして美味しさが倍増している。
もちろん良い食材ってこともありますが、これぞ職人技と思った瞬間です。

北塩原村産のアスパラガスの天婦羅。
揚げられていても色鮮やかな緑が目に飛び込んでくる。
アスパラガス、自分も大好きな食材ですが、どうしてもスジが気になることが多い。
ここで出されたアスパラは根元の方も使われているなって見えたので、少々不安だったがストレスは一切感じなかった。
それもそのはず、大将がスジのストレスを感じさせないように、丁寧な仕込みをしているのだそうです。
企業秘密なのかもしれないので全ては書きませんが、美味しい天婦羅を頂くための苦労は並大抵ではないと思った次第。

さて、北塩原という地。
福島県の南に位置するところなんですが、寒暖差が大きいためにアスパラガスの産地として有名なんだそうで。
アスパラだけにスポットをあてて食べた感想は、確かに味が濃くて美味しさが凝縮されているように感じました。

キスの天婦羅。
天婦羅の食材としては海老と並んで王道なキス。

けれども、やっぱりキス天は美味しい。
キスという食材は天婦羅としては王道なので、コース料理に入っているか少々不安でしたが、入れてくれていてよかったです。

コシアブラの天婦羅。
昔から大好きです。
山菜の一つであるコシアブラは、ちょうど5月くらいに旬を迎える。
自分は昔からGW期間中にコシアブラを頂いてきたことが多く、コシアブラは5月と頭にインプットされている。

コシアブラはフキノトウに比べると香りはゆるやかで爽やかにも思える。
ほんのり苦みもあるので、大人の食材?
いやこの苦みがいいんでしょう。
天婦羅で頂くコシアブラは、葉も茎もパリっとした食感がある。

このタイミングで箸休め的にサラダを出してくれました。
上にふりかけられていたのは、鰹節(カツオブシ)ではなくて鮪節(マグロブシ)。
鮪節は鰹節に比べて上品なんだそうです。
確かにカツオブシのような強い風味ではなく、どこか優しい風味を感じました。

和食、揚げ物といった流れの中で、サラダさえにも拘りをもっているのは、流石名店と思いました。

九十九里産の活蛤。
身を丸ごと揚げられた後に真ん中から包丁入れられてます。

ジューシーな貝汁が、身からあふれ出てきてました。
プリっとした食感は新鮮な蛤の証。
この時点で、日本酒が進んで仕方がない危険な状況になりつつあった。

福島産のスナップエンドウ。
色鮮やかな緑のスナップエンドウは、3個重ねられた状態で揚げられてます。
これが3つ同じ方向ではなく、真ん中だけがクロスした形。
これも拘りか?って思いましたが、真意のほどはわかりません。

茹でていただくことが多いスナップエンドウですが、天婦羅で頂いたのは初めて。
瑞々しさが残されたまま揚げられていて、まるでサラダを頂いているかのような食感でした。

活穴子の天婦羅。
企業秘密かもしれませんので、多くは書けませんが活け締めされた穴子が使われています。
その食感たるや、これまで食べてきた穴子とは明らかに違う魚かと一瞬思うほどの弾力。

弾力はあるけど、その先に穴子の柔らかさも残っていて、これほど美味しい穴子の天婦羅を頂いた初めての瞬間。
自分が、この日一番美味しいと感じた天婦羅でした。
この穴子の天婦羅だけでも「ひら井」さんに来た甲斐があったと思います。

相馬産の生青海苔の天婦羅。
磯の香りがまた食欲をそそる。

色合いも鮮やか。
見事なまでにカリっカリに揚げられていて食感がいい。
ほんのり磯の味もついていて、もはやそのまま食べても美味しい。

京都の生麩。
生麩の柔らかさが保たれたまま揚げられてました。
生麩ってあんまり食べたことがない...なんて話をしたら、同じ福島市内の店で食べたとXさんからツッコミ入った。(笑)
そういや、一盃というお店で生麩の田楽を頂いてました。

しかし生麩の天婦羅を頂いたのは、このお店が初めて。
本当に京都のあるお店から仕入れているらしいのですが、若いころの失敗談なんかも交えて語ってくれました。
京都の上品さと大将の技が重なり合った天婦羅は、美味しさこの上なし。

バナナの天婦羅。
最後にデザート感覚で出して頂いたバナナの天婦羅。
クリームは生クリームを使っているという拘りようも凄い。

パテシェにも引けをとらない「ひら井」さんオリジナルのバナナの天婦羅は、まさに疲れた大人たちへのご褒美ではないでしょうか。
以上が、この日頂いた「おまかせコース」です。
美味しかった。
よりよい食材ときめ細かい仕込み、そして技の重なり合いがファンを虜にする店。
拘りを持った大将の造る天婦羅には、芸術的センスさえも感じました。
季節ごとに食材も変わったりするそうなので、今度は別の季節にも訪れてみたいです。
ごちそうさまでした。

最後にテイクアウトでニシンの山椒漬けを買って、4人は店を後にします。
4人は、お決まりな「スナックりぶれ」に流れます。
「スナックりぶれ」の記事は、「Sもっちゃん来福2025GW」シリーズ記事の後続の何処かのタイミングで投稿させて頂きましょう。
記事(「Sもっちゃん来福2025GW」シリーズ記事)は続きます。
お店( 福島市置賜町/てんぷら ひら井)の情報はこちらです↓
てんぷら ひら井 - 福島市 (公式サイト)
てんぷら ひら井 (ひらい) - 福島/天ぷら (食べログ)
お店( 福島市置賜町/てんぷら ひら井)のインスタグラムはこちら↓
てんぷら ひら井 (@tempurahirai__0907)
「Sもっちゃん来福2025GW」シリーズ記事の前記事はこちらです↓
人気のイタリアンランチ - 福島市鳥谷野/オステリア デッレ ジョイエ(Osteria delle Gioie) -
〒960-8034
福島県福島市置賜町5-13 シルクビル 1F
てんぷら ひら井(ひらい)
営業時間
火・水・木・金・土・日
18:00 - 21:30
(L.I 19:30)
定休日
月曜日
024-522-7064
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メンツは、Ay、Sもっちゃん、Xさん、自分の4名です。
2025年のGWも2日目に突入した金曜日。
東京からSもっちゃんが福島に2泊3日で遊びに来た初日。
福島に来た目的が観光ではなく、福島グルメを堪能することだってので皆に驚かれていたが、何だかんだで福島の皆もSもっちゃんが福島へ来るってんで、張り切って食べに行く飲食店を決めたり予定を入れたり一生懸命。
福島に着いたのが丁度昼飯の時間帯で、到着するなり休む間もなくXさんがお勧めする福島市内で人気のイタリアンでランチを堪能。
その記事は前記事で公開してますので、よろしければご覧あれ↓
人気のイタリアンランチ - 福島市鳥谷野/オステリア デッレ ジョイエ(Osteria delle Gioie) -
ランチ後一旦解散して、夜18時30分に福島では名店中の名店と言われている「てんぷら ひら井」さんの店前に集合ってことになった。

自分は夕方、福島駅までバスで移動。
約束の時間よりも少し早めの時間だったってこともあり、駅ビルのドトールコーヒーでちょっとだけコーヒーブレイク。

頃合いを見計らって、置賜町へ歩いて向かうことに。

この日はあいにくの雨。
まぁ飲みに出るのに天気はあまり関係ないけど、晴れているほうがいいですね。

置賜町界隈までは、駅から歩いて5分もかからないほど。

13号線から中央通りを右(東の方向)へ曲がれば、置賜町だ。

店のビルの前には既に、AyとSもっちゃんが待っていてくれた。

店名入りの看板は、木製の立派なやつ。

店に入るのが初めてってこともあり、なんだか緊張もしていたり。
ほどなく、Xさんも登場して4人揃って今宵の店に入ります。

店内入るとカウンター席に予約席が用意されていた。
揚げたての天婦羅をいただくには、カウンター席の方がありがたい。

この日お世話になる「ひら井」の大将に「よろしくお願いします」とご挨拶。
実は、「ひら井」さんには、甥っ子のK君が時々バイトしている。
丁度この日はK君がバイトしていたので、K君にもご挨拶。
とは言え、店内忙しくゆっくりと話をする時間がなかったけれど、頑張っている姿を見てなんだかちょっと安心しました。

カウンター席も披露目でゆったりできる設計。
さすが名店って感じです。

まずはビールを注文。
生ビールは、ちょっとしたサービス、だけど嬉しいサービスがあるんですね。

見てください。

生ビールに注がれた泡の表面の「ひら井」の文字。
綺麗だし、何より映える。
ラテアートならぬ、ビールアート、いや泡アート。
こういうサービス嬉しいですよね。
インスタをはじめとしたSNSをやっている方々は特に嬉しいって思います。

さらに生ビール2杯目からは、こんなサービスも。
これ、誰だかわかりますか?

って読んでいる皆さんはわからなくって当然なんですが、AyとSもっちゃんなんです。
お客さんがOKならば、お客さんの顔写真をもとに泡に絵を描いてくれる。
これが、よくできているんです。
なんだか飲むのがもったいなくなるけど、そこは写真に収めて一気に飲み干しましょう。

「ひら井」さんで頂く料理は、「お食事セット」などを除いて基本は3種類のコースです。
この日は4人すべて「おまかせコース」を事前に予約していましたので、それぞれ一人づつ料理をカウンターに置いてくれるスタイル。
それじゃこの日頂いた「ひら井」さんのコース料理、紹介させていただきましょう。

最初に登場したのは、鯛しんじょう。
これまで海老しんじょうは、よく頂いてきたしポピュラーだけと思うけど、海老ではなくて鯛しんじょう揚げ。

上品な真鯛のすり身は、海老に比べて優しい味。
鯛が好きな自分には、むしろありがたい味。

お刺身。
イカ、海老、そして鯛の3品。
どれも淡泊ですが、この後で天婦羅をいただくことになるので、淡泊な食材で盛り合わせてくれてるのかなって素人考えで思いました。

特にイカは飾り包丁も鮮やかで、メッチャおいしかった。
天婦羅メインのお店でも、先にこれだけの刺身を出してくれるって贅沢ですよね。

ここから先が天婦羅になりました。
天婦羅を出してくれる前に、塩の説明をしていただきました。
塩は二種類。
右の白いのが沖縄産の塩、左の少し色がついたのは燻製塩だそうです。
塩だけじゃなく、もちろん天つゆも用意してくれていました。
「塩は、いい食材を使った天婦羅の味を引き出してくれておいしく言頂けますが、人それぞれ違うしお客様の好みで使い分けてくれればいいです」と大将が言ってくれました。

では天婦羅の紹介参りますよー♪
活車海老の天婦羅。
まずは海老の足の部分から。

刺身なんかでは絶対に食べない海老の足ですが、天婦羅だからこそいただける。
むしろ足だけをクローズアップして天婦羅として頂ける幸せ感。
カリっサクっとした食感がたまらない。

足に続いて、もちろん身の部分も。
尻尾までピンと真っすぐな形で揚げられている。
4人それぞれに出された海老全てが同じ形。

見た目が美しいことは、やはり料理を頂く側にとって最高の幸せだなって思います。
一口頂いて、車エビのきめ細やかな肉質、プリっプリの食感が幸せ感に拍車をかける。
もちろん尻尾まで綺麗に頂いて、目の前の海老は秒で消えてしまいました。

ウニの天婦羅。
器の脇に少しの量のワサビ塩。
ウニを頂くためだけのワサビ塩。

ウニは海苔で巻かれた状態で揚げられていて、海苔の香りもいい。
何より海苔のカリっとした食感と、海苔の中のウニの柔らかい食感の重なり具合が絶妙にマッチして美味しさが倍増している。
もちろん良い食材ってこともありますが、これぞ職人技と思った瞬間です。

北塩原村産のアスパラガスの天婦羅。
揚げられていても色鮮やかな緑が目に飛び込んでくる。
アスパラガス、自分も大好きな食材ですが、どうしてもスジが気になることが多い。
ここで出されたアスパラは根元の方も使われているなって見えたので、少々不安だったがストレスは一切感じなかった。
それもそのはず、大将がスジのストレスを感じさせないように、丁寧な仕込みをしているのだそうです。
企業秘密なのかもしれないので全ては書きませんが、美味しい天婦羅を頂くための苦労は並大抵ではないと思った次第。

さて、北塩原という地。
福島県の南に位置するところなんですが、寒暖差が大きいためにアスパラガスの産地として有名なんだそうで。
アスパラだけにスポットをあてて食べた感想は、確かに味が濃くて美味しさが凝縮されているように感じました。

キスの天婦羅。
天婦羅の食材としては海老と並んで王道なキス。

けれども、やっぱりキス天は美味しい。
キスという食材は天婦羅としては王道なので、コース料理に入っているか少々不安でしたが、入れてくれていてよかったです。

コシアブラの天婦羅。
昔から大好きです。
山菜の一つであるコシアブラは、ちょうど5月くらいに旬を迎える。
自分は昔からGW期間中にコシアブラを頂いてきたことが多く、コシアブラは5月と頭にインプットされている。

コシアブラはフキノトウに比べると香りはゆるやかで爽やかにも思える。
ほんのり苦みもあるので、大人の食材?
いやこの苦みがいいんでしょう。
天婦羅で頂くコシアブラは、葉も茎もパリっとした食感がある。

このタイミングで箸休め的にサラダを出してくれました。
上にふりかけられていたのは、鰹節(カツオブシ)ではなくて鮪節(マグロブシ)。
鮪節は鰹節に比べて上品なんだそうです。
確かにカツオブシのような強い風味ではなく、どこか優しい風味を感じました。

和食、揚げ物といった流れの中で、サラダさえにも拘りをもっているのは、流石名店と思いました。

九十九里産の活蛤。
身を丸ごと揚げられた後に真ん中から包丁入れられてます。

ジューシーな貝汁が、身からあふれ出てきてました。
プリっとした食感は新鮮な蛤の証。
この時点で、日本酒が進んで仕方がない危険な状況になりつつあった。

福島産のスナップエンドウ。
色鮮やかな緑のスナップエンドウは、3個重ねられた状態で揚げられてます。
これが3つ同じ方向ではなく、真ん中だけがクロスした形。
これも拘りか?って思いましたが、真意のほどはわかりません。

茹でていただくことが多いスナップエンドウですが、天婦羅で頂いたのは初めて。
瑞々しさが残されたまま揚げられていて、まるでサラダを頂いているかのような食感でした。

活穴子の天婦羅。
企業秘密かもしれませんので、多くは書けませんが活け締めされた穴子が使われています。
その食感たるや、これまで食べてきた穴子とは明らかに違う魚かと一瞬思うほどの弾力。

弾力はあるけど、その先に穴子の柔らかさも残っていて、これほど美味しい穴子の天婦羅を頂いた初めての瞬間。
自分が、この日一番美味しいと感じた天婦羅でした。
この穴子の天婦羅だけでも「ひら井」さんに来た甲斐があったと思います。

相馬産の生青海苔の天婦羅。
磯の香りがまた食欲をそそる。

色合いも鮮やか。
見事なまでにカリっカリに揚げられていて食感がいい。
ほんのり磯の味もついていて、もはやそのまま食べても美味しい。

京都の生麩。
生麩の柔らかさが保たれたまま揚げられてました。
生麩ってあんまり食べたことがない...なんて話をしたら、同じ福島市内の店で食べたとXさんからツッコミ入った。(笑)
そういや、一盃というお店で生麩の田楽を頂いてました。

しかし生麩の天婦羅を頂いたのは、このお店が初めて。
本当に京都のあるお店から仕入れているらしいのですが、若いころの失敗談なんかも交えて語ってくれました。
京都の上品さと大将の技が重なり合った天婦羅は、美味しさこの上なし。

バナナの天婦羅。
最後にデザート感覚で出して頂いたバナナの天婦羅。
クリームは生クリームを使っているという拘りようも凄い。

パテシェにも引けをとらない「ひら井」さんオリジナルのバナナの天婦羅は、まさに疲れた大人たちへのご褒美ではないでしょうか。
以上が、この日頂いた「おまかせコース」です。
美味しかった。
よりよい食材ときめ細かい仕込み、そして技の重なり合いがファンを虜にする店。
拘りを持った大将の造る天婦羅には、芸術的センスさえも感じました。
季節ごとに食材も変わったりするそうなので、今度は別の季節にも訪れてみたいです。
ごちそうさまでした。

最後にテイクアウトでニシンの山椒漬けを買って、4人は店を後にします。
4人は、お決まりな「スナックりぶれ」に流れます。
「スナックりぶれ」の記事は、「Sもっちゃん来福2025GW」シリーズ記事の後続の何処かのタイミングで投稿させて頂きましょう。
記事(「Sもっちゃん来福2025GW」シリーズ記事)は続きます。
お店( 福島市置賜町/てんぷら ひら井)の情報はこちらです↓
てんぷら ひら井 - 福島市 (公式サイト)
てんぷら ひら井 (ひらい) - 福島/天ぷら (食べログ)
お店( 福島市置賜町/てんぷら ひら井)のインスタグラムはこちら↓
てんぷら ひら井 (@tempurahirai__0907)
「Sもっちゃん来福2025GW」シリーズ記事の前記事はこちらです↓
人気のイタリアンランチ - 福島市鳥谷野/オステリア デッレ ジョイエ(Osteria delle Gioie) -
〒960-8034
福島県福島市置賜町5-13 シルクビル 1F
てんぷら ひら井(ひらい)
営業時間
火・水・木・金・土・日
18:00 - 21:30
(L.I 19:30)
定休日
月曜日

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