達ちゃんの下町グルメレポート

主に浅草を主とした下町で飲み歩いている達ちゃんです。行きつけのお店はもちろん、気になるお店をどんどん紹介していきます。

紹介させて頂きましょう - 浅草/すし屋の野八 -

2019年05月05日 07時01分05秒 | グルメ - 和食
2019/4/6(土)。

      
自分には、浅草で行きつけの店が何軒かある。
そんな行きつけの店には、常連同士として中が良くなった仲間がいる。

この日は、その常連仲間の一人、Syちゃんとサシで飲むことになった。

      
そしてまた、昔から常連仲間としてお知り合いになった、Nちゃんがやってる浅草の老舗寿司屋に紹介する事になった。
店は、このブログでも何度か記事を書いてる、「すし屋の野八」。

      
やはり、すし屋となると、それなりに敷居も高いし、そもそも一見さんお断りの店も多い。
仮に一見さんOKだとしても、初めて入るには勇気がいる事だと思う。

      
そんな話をしてたら、Syちゃんも是非行ってみたいという事だったし、ここは行きましょうってな流れになったのです。

野八のNちゃんには、もちろん予約を入れてもらってました。

18時30分に雷門通りで持ち合わせ。

      
歩く事、数分で野八に到着。
それでは、暖簾を潜りまっせー。

土曜日という事もあってか、カウンターも座敷もお客さんで一杯。
店に入るとカウンター一番奥のいい席が確保されてました。
ありがたい。

Nちゃんとも久しぶりのご対面となった。

      
まずは、SyちゃんにNちゃんを、NちゃんにSyちゃんを紹介。
Nちゃんとも久々だったので、最初から会話が止まらない。

      
Syちゃんから、Nちゃんと知り合ったきっかけを聞かれたので、
「昔通ってたスナックの常連同士」
的な返しをしたら、Syちゃんから一言。
「逆輸入すか?」

流石、Syちゃん。
返しの言葉もGoodです。

前置きが長くなりましたが、料理の紹介もガンガンしまっせー。

実は、Nちゃんは、店のブログも高頻度で更新していて、旬のものや店のお勧めなんかを載せてるんですね。
自分は、野八に来ると決まった日から、そのブログを毎日チェックしてましたよ。

この日は、そのブログ記事を参考に、自分が気になったものを幾つか頼んでみる事にしたのです。

      
まずは、煮ハマグリ。

      
Nちゃんから、「ツメ(煮詰めたタレ)を塗るか塗らないか」聞かれたので、とりあえず塗らずに食べてみることにしました。
これが、メッチャ旨い。

      
Syちゃんも、味そのものが旨いと絶賛してたのが、うれしい限りでした。

      
お次も、Nちゃんブログに書いてあった品からのチョイス。

Syちゃんが、一口食べるなり、香りがいいとつぶやいた。

      
これ、「クンクントントン」という、野八オリジナルのメニューです。
何でもホタルイカの燻製を、こまかく叩いて潰して作るんだそうで、手間がかかってるんだなぁと改めて感心。

      
Nちゃんブログのお勧めメニューからは、もう一品。
牡蠣の昆布〆。

      
香りとトロミと牡蠣の美味しさが、マッチした一品。

      
正に外れ無しと言っていいくらいに、全て美味しい。

      
「達ちゃん、サバ食べる?」
とNちゃんからの問いかけに対して、即効
「頂きます」
てなやり取りで、出してもらった一品。

      
はい、私が大好きな〆鯖です。

      
Syちゃんも一口食べるなり。
「うわー、旨いわー」
と一言発し、
「この〆方ずるいわー」
を連発してたのが印象的だった。

      
そして、自分は何度か頂いた事があるが、Syちゃんは初という事で、いり酒といり酒で食べれる肴を出してもらう事にした。
いり酒とは、歴史ある日本の醤油的な存在で、醤油が無かった昔は、魚や貝類を「いり酒」で食していたもの。
その「いり酒」にマッチするのが、貝類という事で、赤貝とトリ貝を出してもらった、

      
トリ貝は、瑞々しくて鮮度がいい。
美味しいトリ貝だった。

      
そして「いり酒」用の肴もう一品が赤貝。

      
こちらも食感がよく、旨い赤貝。

      
Nちゃんが奥で焼いて持ってきてくれたのが、くりから焼き。

      
素材の良さもあるが、味付けとか焼き具合が抜群の一品。

大げさに言えば、これまで食べてきた「くりから焼き」の中で、一番旨い「くりから焼き」である。

      
Syちゃんがカウンターに置いてたヤングコーンを見つけ、カウンター越しの職人さんにオーダーしてたのが、ヤングコーン。

      
芯以外の部分は、皮ごといけちゃいます。
柔らかくて美味しいヤングですわ。

      
川エビの唐揚げ。

      
刺身系だけじゃ無く、こういうのも頂けるのがありがたい。
(置いてる時と置いてない時があります)

      
Nちゃんは、魚だけでは無く、野菜の仕入れにも拘りを持っている。

この日も、いろいろ野菜を出してもらった。
まずはスィーティアという、トマト。
Syちゃは口にするなり、
「何これ、甘!」
と感動してたのが印象的。

      
もう一品の野菜は、漬物で茄子とたくわん。

      
茄子が、かなり絶品で、感動ものでした。

      
ノドクロの味醂干し。
こちらも焼いてもらいました。

      
大きさは小さいものの、脂がのっていて実に美味しい。

      
味醂ダレの美味しさもあると思うが、本当に美味しくて感動ものです。
感動が続く続く。

      
お馴染のギョクも頂きました。

      
野八の店の名前が焼かれてます。
見栄えしますよね。

      
ここらで最後に鮨をつまむことにしました。

      
まずは、巻物一品目。
タラコ。

塩気が強くなく、鮮度の良さはプリプリの食感が物語ってます。

      
巻き物からもう一品、筋子も頂きました。

      
握りも少々。
まずは鮪。

      
ほんのり、漬けられており、そのまま頂きます。
ほっぺが落ちそうなくらい美味しい。

      
鯛。
魚の王様は、握りでももちろん美味しい。

      
イカ。
ちょっとピントがズレました。。。

      
最後はあがりを頂いて、終了。

会計を済ませ、Nちゃんから
「行ってらっしゃい!」
と威勢の良い一言。

浅草では、梯子をする人が多く、次の店に行ってらっしゃいという思いが込められている。
粋じゃありませんか。

もちろん、スナック2軒梯子で、酔い夜となりました。

      
最後にこの日墨田公園周辺で撮った写真を載せておきますね。(撮影日:2019/4/6)

      

野八2代目さんのブログ↓
浅草 江戸前寿司 すし屋の野八2代目のブログ

お店の情報はこちら↓
すし屋の野八 - 江戸ネット
すし屋の野八 (のはち) - 田原町/寿司 [食べログ]

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これほど見事な宴会は珍しい…浅草「すし屋 野八」42年目の ...

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鮨職人の魚仕事: 鮨ダネの仕込みから、つまみのアイデアまで
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すし屋野八へお邪魔します (2014/10/30)
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〒111-0032
東京都台東区雷門1-3-7
すし屋の野八 (のはち)
営業時間
 17:00~翌2:00
定休日
 日曜日(祝日の場合は営業)
03-3841-3841

寿司 COMPLETE (エイムック 4287)
エイ出版社編集部
エイ出版社


すし図鑑
ぼうずコンニャク 藤原昌高
マイナビ出版


読む寿司 オイシイ話108ネタ
河原 一久
文藝春秋

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