減税するブログ

12歳9歳7歳の3児自然派の母。

観てない人は読まないでネ。

2006-05-14 13:28:54 | 小春日和
昨日Vフォーヴェンデッタ観ました~。
とっても面白かったですよ。
内容を描いてしまうのでもしこれから観る人、いつかは観る予定の人は読まないで下さいね。
観ないだろう人、もう観た人はいいんですけど。

Vの話って言うのは基本的に専制国家ですよね。 
私が最近見てる銀英伝もラインハルトが同盟軍を倒して君主になるんですが、
ぶっちゃけ私自体は信じられないんですよね~。
自分の住んでる国が民主国家だからっていうのはあるんでしょうが、
確かに考えると
中国やソビエトもかつては社会主義国家だったし(崩壊はしましたが)
それはある意味一人の人が政権を握るんだから君主に近いですよね。

ラインハルト事態は、ものすごいカリスマ性を持ち、悪癖、悪習をことごとく潰し
いい改革を断行しまさしく人々が漫画で描くような社会を実現させるのです。

もし君主が切れ物でものすごいいい政権を作りいい意味での独裁政権を作れるなら、そのような国家であれば存続しうるのでしょうかネ?

Vフォーヴェンデッタもそうじゃないですか。
あの話は悪いほうでの独裁政権で、
民衆を弾圧、従属、絶対服従の恐怖政治ですがVによって民衆は喚起され、独裁政権を自分達の手で潰すのです。

今までの歴史上人間は進化してきたわけだから今はいわば現状においては
民主国家が最良の選択だと思うんですが、
将来的に
独裁政権という一度人間の歴史で誤った選択をまたしうるのか?
っていうのが疑問なんですよネ。

一度人間は自由を手に入れたら
もう支配される側には戻れないんじゃないかなぁと思うのです。

同盟軍がつぶれた理由は民衆が政治から興味を失い自分達で国を作らなかったからっていうのが理由だったんですよね。

それって今の日本に近くありません?
だって選挙率だって低いし、いい政治家が生まれる土壌自体がない気がするんですが…。
ビュコック船長が言うには民衆が国を作るという意思を捨ててしまったら
それはもう民主国家の腐敗の始まりだといってました。

じゃあちょっと簡単で、陳腐な結論にはなってしまいますが、
結局国家を国家たらしめるのは政治家じゃなくてわれわれ国民なんだから
一人一人が国をよくすることを自覚して行動すれば自分達の理想の国家になるんじゃないかなぁと思うのです。

一人の単体からでは確かに小さいかもしれませんが
思いの強い人たちが力を合わせて国をよくしていけばいいんじゃないかなぁと思いました。

お金持ちになりたいとか、いい暮らしがしたいとか、マイホームが欲しいとかの願いは当然だし、叶えうる願望ですよね。

それだけじゃなくて、何かを良くするっていうのは民衆の力なんですよね。
国家の福祉や、保険制度や、公的な施設っていうのは国々でレベルも違うしアプローチの仕方も違います(特にアメリカには社会保険がありませんしね。)

そうじゃなくて
チンピラに絡まれても、
部屋で襲われて強姦されても助けてもらえないのは
人々が他人に対して無関心だからだから。

制度や、環境、社会のせいにするのではなく立ち向かえる人間になるには
もし自分の周りで何か悪いことがあったとき自分に出来る精一杯のパワーを使って助けられることが始まりかな、と思いますた。
そうしてこそ国がよくなるのです。

と思う今日この頃。

今私がこんな途方もないどうでもいい事をつらつらと連ねるのは何でなんだろう?

何の意味があるんだろう?

でもきっと何十年後かに振り返って自らブログを見てああ、あの時はこういう考え方してたんだな、って確認したいからなのかもしれないです。


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