減税するブログ

12歳9歳7歳の3児自然派の母。

第3部 笹本さんの自然に寄り添った農法講座 ~精神的な攻撃~

2017-03-02 07:15:45 | 農業関係
第2部他の農家からのバッシング ~精神的な攻撃~
農家の方は草が生えている=邪魔者
そこからバッシングがすごくなってやりにくいやりにくい。
家庭菜園で野菜を作っている近所の方からも


「家庭菜園やってる俺の方がきれいにやっているぞ、おまえなまかわ(なまけてる)してるんじゃないか?


「食ってけないだろ?」


近所の人が「あいつ食ってけないのに農業やってるぞ」



笹本さんが「こんなにきれいなネギができたんですよ。」と言っても「たまたまだろう?」

有機農業をしていたご友人でバッシングがひどくて鬱になってしまった方もいるそうです。農業は志だけではやっていけないハードな世界。

農家の人は虫がつくとすぐ除草剤を撒いてしまう。
丸裸の土に野菜を植えると自分が虫だったら野菜につく
でも草があったらリスクを分散できる


肥料を抑えると病気も、虫もつきにくくなる(岡本よりたかさんの考え、過肥料のせいで虫がつく)。
基本的に連作障害というのはない。余分なものを入れるから病気になる、もしくは土がその作物に合っていないというだけ。
笹本さんの畑ではナス科のトマトもナスも連作しているが障害はでていないそうです。

連作障害というのは土が病気に弱くなる=土自体に力がない。

例えば大きな野菜を作ろうと思うと化学肥料をいれる→土が健康でなくなる。野菜が病気になる→農薬をまく→より土が弱くなるの負のスパイラルなんです。

あるとき笹本さんは忙しくて除草ができなくて生やしっぱなしにしてた時があったそうです。

「やばい!また近隣の人に文句言われる!!!!」

しかしふと草が生えているところの方ネギを見てみると手入れをして草がないほうのネギより草が生えているほうのネギの方が立派に育っている。


「草と共生しているんじゃないか?」


それから笹本さんは誰に何を言われても草はしっかり生やすようにしたそうです。
それは笹本さんの実感。経験から備わった知識。

ネギ→調子がいい 長くきれい虫がつかない、病気にならない。

だからネギは作ったら穴をあけて新しいものを植えるそうです。なんと畝を作る必要がない!


農家にとってこんな楽なことがあるんでしょうか?

あるんです!
実際に笹本さんはそうしてネギを栽培されているそうです。
次回は農家は生産工場と化している~です。


そんな笹本さんのお野菜はこちら!
ササベジアースター農園 笹本和樹
限りなく自然に寄り添った農法で野菜やお米を作ってます。ササベジアースター農園の代表です。月曜は岐阜地区、木曜は名古屋地区へ配達へ行ってます。注文も友達リクエスト随意受け付けてます。