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日本の英語教育

2006-04-21 09:17:40 | 教職関係
昨日11時にテレビつけようとしてはっと気づきました。
土曜日に変更したんだった…。
昨日社説に「小学校英語教育を前向きに考えよう」
というのが載っていました。
これからの国際化時代を生き抜いていくために英語教育の充実は必須であります。
今は小学校では英語教育は約9割で実施されています。総合学習の時間に英語の歌を歌ったりゲームをしたり、簡単な挨拶程度を教えています。

戦後の英語教育は大失敗に終わってしまった。
大多数の人が英語を使えない現状。
しかし英語の必修化にあたっての課題が日本人の国語能力の低下と全国2万3千の小学校に外国人を確保するには膨大な費用がかかることだ。

しかし国語教育と英語教育を結びつけることで逆に相乗効果で国語の思考能力を触発すること。
また外国人の確保は地域のボランティアの活用やインターネット,ビデオ,CDなどの教材を活用すれば解決可能である。学校では英語の科目は成績をつけずやる気の育成を優先した授業でよいだろう。っとのこと。

まーこういっちゃ何ですけどもともと小学校のレベルで外国人教師を招く必要はない気がするんですけどね。

もともと外国に行かなきゃ英語は身につかないって思ってる人はたくさんいますけど外国に1年行っても練習を続けずに忘れてしまう人はいっぱいいるんですよ。

日本人がしゃべる英語が身につかないことについては意見のカテゴリーの「昨日英文かけなかった。」に私の独自の説が書いてあります。

よくベテラン教師がまだ母国語を習得する前に外国語を持ち込むと思考能力に影響が出るって言ってますけど、それは完全に自分より下の世代が英語を習得することに対する嫉妬ですよ。

そもそも日本語と英語の構造が違うのに思考能力に影響でますかね?

それより他のアジアの国でどんどん英語教育が発達しているのに日本は国語の思考能力に影響が出るとか言ってていいんですか?!

そのうち中国人に
「日本人って英語もしゃべれないんだぜ~。」
って馬鹿にされちゃうんですよ。

深刻なのは政治や国際情勢で国際語が話せないことで、他の国に先を越されてしまうかもしれないし、これから先、国際社会で英語が話せないと尊敬してもらえないってこと。
日本はODAでたくさんの国を支援してきたにもかかわらず未だに国際社会で日本の地位が低いのは国民の意識の低さですよね。

「日本人は傲慢」
とか
「日本人は思い上がりが激しい」

とか思われてるから
国連分担金の比率が19%であるにもかかわらず未だに常任理事国になれないんですよ。
国民から変わっていかなきゃ国際的には認められません。
広い視野をもち冷静な判断力を持ち、そして国民の半数でも英語が話せれば(というか他のアジアの国ではそれが当然なんだけど)国際社会での日本の印象は代わると思います。

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