コンパニオン時代２

バイトを始めたその週の日曜日。
朝の９時３０頃…。
急に電話がかかってきました。

ぷるるるーーー！
眠気眼で
「…は、はい！？」

バイト先の課長(女)でした。

バ：「アキさぁ、今日は空いてる？」

私：「えっいや今日休みなんですけど…？」

バ：「いいからとにかく今から○○神宮行って！」

はぁ？

バ：「今からなら間に合うから！とにかく今から○○神宮（訂正します、すいません。）行って！（行けよゴラァ）」(゜Д゜)

がくがくぶるぶる（（（(：,゜Д゜)）））

と言われよくわからずとにかく怖いので地下鉄に乗って飲まず食わずで急いで
神宮に行きました。
そして待っていたのはまだ２２歳のチーフでした。

私：「おはようございます…。あの…私ご飯食べてないんですけど…。（近くのコンビニで買わせてもらっていいですか？）」

チーフ：「私も食べてないよ。」あっさり

私：えっじゃあ朝食なしで行けって？

わけもわからず朝からものすごい速さで結婚式の
マナーやお酒の名前、過程を教えられてぶっつけ本番です。

もう目の前では３００万位かかっている大切な結婚式が行われているんですよ。

確かそのときの人は出来ちゃった結婚かなんかで
先に子供が生まれちゃって、結婚式が出来なかったんだけど
やっとの思いで結婚式が出来たって泣いていたんだよねぇ。

つられて泣きそうになりながら友人のパフォーマンスの気志団を見ていました。

しかし靴のサイズがあっていなかったので足が痛く、
飲まず食わずで２時ごろまで働いていたので疲労は最高潮、
どうしても辛かったので

私：「あの…すいませんが休憩はまだですか？」

チーフ：「はァ？…（しょうがないなぁという感じで）じゃあ３０分行ってきていいよ。」

と言い放ってすたすた歩いていったと思ったらくるっと踵を返して

チーフ：「あのさぁあたしだって休憩入ってないんだから催促しないでくれる？」

ひゃぁぁあああ！！！（；＝口＝）


これが女の世界です。

お昼休憩入ったけどご飯買ってなかったしお茶しか飲めなかったけどね、えへ。

課長があれほど怖くなければ電車に乗る前にコンビニでご飯買ってたんですけどね。

なんせ今すぐ地下鉄乗らないと鎌でぶった切りにするぞって勢いでしたから。

その課長はある結婚式場の喫茶店で私が働いていた時も

「氷が一個足りない。」
とか
「ジュースの量が多い」

だとか因縁つけてきましたから。

女の世界は女官の世界。
みなさん気をつけましょう（って何に？ぷぷっ(>∞<)）