作家・菊池寛の『友と友との間』には、その主人公によるセリフがあります。
「母の愛- それはなんらの華やかさもない。
烈(はげ)しさもない。
質素な野暮な平凡なものである。
が、それは永久にわれわれを裏切らない温かさ
と、慈味(じみ)とを持っている」
ほんとうにそうだなと思います。
(写真と本文は関係ありません。)
特別な機会ではなく、ごくありふれた日常の生活のなかに、母の愛は常に行き渡っています。
かくして、母の愛は温かく
いつでもたよりにできる。
その持ち味が醸し出されてくるのです。
母の愛は偉大であると、私も思います。
ただし、これは若い子にはまだわからない場合が多いようです。
中年以上になって、やっと「母の愛」に気づくようになるようです。
最近このことを強く感じるようになりました。
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