箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

運との巡り合い

2024年03月02日 06時56分00秒 | 教育・子育てあれこれ
仕事をしていると、新しい仕事が舞い込んでくることがあります。

しかし、その仕事は自分には合わないと本人が思うことがあります。

そこで、その仕事を断るかどうかという選択が出てきます。

そのとき、思うのは引き受けるべきだと、わたしは思います。

なぜなら、運というものは真正面からは来ないことが多いのです。

斜めから、あるいは真後ろから来るのです。

「イヤです」という言葉には、運はついてこないですが、「イヤだけど、やってみようか」に運はついてくるのです。

わたしは教員で授業をしていましたが、教頭・校長を長い間勤めていたとき、学校運営や学校経営に力点を置くことになり、もう授業は持たないだろうと思っていました。

そのとき、「大学で教員志望の学生に授業をしないか」と言われた時、あまり気は向かなかったのですが、定年退職後に兼業でやり始めました。

そうすると、生徒に長年やってきた授業の感覚が蘇ってきて、自分がイキイキしているのを実感しました。

4月からは、大学生への講義に注力するよう切り替える予定です。

人への運は真正面からはやってこないので、縁だと思って引き受けることが大事なのだと思います。