勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

映画『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』を観た。

2015年02月25日 | 映画
3年ほど前の映画です。「9.11での被害者」という重たい題材を扱いますが、映画を観るにつれ主人公の少年(オスカー)に見入ってしまいます。演技は見事で、且つアスペルガー症候群という一種の自閉症をかかえる少年が勇気を持ってニューヨークの街中へ飛び出していき目的を達成するために必死になる様は妙な勇気を与えてくれます。

物語は、、、
同時多発テロで、大切な父(トム・ハンクス)を亡くした少年オスカー(トーマス・ホーン)が亡き父の部屋に入ったオスカーは1本の鍵を見つける。その鍵に父からのメッセージが託されているかもしれないと考えたオスカーは、この広いニューヨークで鍵の謎を解くため旅に出る。そして様々な人達と出会いオスカーは少しずつ成長していく。。。

ある意味、奥の深い物語です。しかし、難しく考える事はなくオスカーの心を純粋に受け止めれば良いのではないかと思います。「太陽が爆発しても、その光が地球に届くまでの8分間は何事もなかった様に普通だ」と、オスカーが言った言葉の通り父親を亡くした事実を受け入れる事が出来ず、“8分間”に身を置くことで後悔を留め置こうとします。

オスカーが抱える後悔とは。。。

終盤、オスカーがある人に鍵を手渡すシーンで後悔を告白します。ここでは正直涙が溢れて止まりませんでした。鍵に隠された物と意味を探し求める進行に見入るのですが結果的に・・・(ここは言えません
そして、その後母親(サンドラ・ブロック)の愛を知る事になるのですが、観ている私もスーと肩が軽くなった感じでした。最後に疑問に感じていた映画のタイトルですが、終わりのシーンでオスカーが作った手作りの本のタイトル「Extremely Loud & Incredibly Close」と重ね合わせた事を考えると何となく解るようなきがします・・・

「良い映画を観たな~」と言うのが率直な感想です。まだご覧になっていない方は観てみて下さい。

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