勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

映画『死の谷間』を観た。

2020年05月22日 | 映画
2015年の作品。 出演者はたったの3人 (^^; 
これまたB級SFですが・・・
ある意味ちょっと難しい作品でもあります。

時は・・・わかりません
多分、核戦争後死の灰に覆われて壊滅した世界。生き残った人たちは地下にもぐることに…。そんな中、核汚染を免れた奇跡の谷があった。自然に恵まれ綺麗な地下水が湧くその谷に一人の女性アン(マーゴット・ロビー)が生存(生活)していた。
キリスト教信仰心の厚いアンではあったが孤独な毎日に心が折れそうになっていたある日…

一人の男がやってくる。地下生活が嫌になり出てきた男は防護服に身を包み歩くうち、この奇跡の谷を発見したという。「人」に飢えていたアンは二人の生活をスタートさせるのだが、やがてもう一人男が現れ生活は3人に… 

 アンは白人。最初に現れた男は黒人。そして次に現れた男は白人。この人種関係も微妙に影響しつつ3人の性格がこの後の展開に大きく関わってきます 

結末は考えさせられるものですが、3人の性格をゆっくり振り返れば概ね納得してしまいました。男2人に女1人という生活においてバランスをとる難さも見て取れます。
3人の内面が微妙な表情(空気感)で浮き上がってくるところは楽しめましたが、一貫して変化に乏しい時間経過ですので“退屈な作品”で終わってしまいそうにもなりそうですね。

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