仮装通貨の行方。

金融庁から不正アクセスで約５８０億円分の顧客の仮想通貨が流出したコインチェックは業務改善命令受ける事になりました。５８０億という大きな額に驚いた方は私を含め多かったかと思いますが、これを現預金で返済出来るのも驚きです！ただし、今後ここで失墜した信用が影響して口座から資金を引き揚げる人も多く出るのではないでしょうか。そうなれば現預金が見る見る減るでしょうから・・・。しかも、金融庁からの業務改善命令で解決しなければならない問題が大きければ業務の再開はかなり遅れるでしょうし予断を許さない状況には違いなさそうですね。

それにしてもなぜ約５８０億円分の仮想通貨ＮＥＭ（ＸＥＭ）が消えてしまったのか。セキュリティーの甘さが大きくクローズアップされていますね。コインチェックは、常時ネットワークに接続された状態でＮＥＭを管理していたのが仇となっています。
和田晃一良社長は「技術的な難しさと、それを行なうことができる人材が不足している」と釈明していましたが、準備を怠ったままで開業してしまったのは社長の若さもあるのかも知れませんね～。