中国の内需拡大。

中国の最大手通販会社「アリババ」の発表した四半期決算は、営業利益が前年比なんと６６％増でした。この数字は半端じゃありません。驚きです！現在の中国小売市場がいかに通販中心になってきているかが実感できますね。国土があれだけ大きいと移動も大変だし、日本のように車で３０分～１時間でショッピングモールに行けるだけの整備も出来ていません。必然的に通販が成長するのも解ります。中国自体が“内需拡大”へ矛先を変えている事が数字となって見て取れますね。

対して日本の小売は百貨店の減益（衰退）が止まらない現実とスーパーマーケットまで伸びなくなっています。これは単純に消費が冷え込んでいるということで、収入の増えない個人の先行き不安から来ているのは間違いなさそう。政府の対策が「消費喚起」より増税優先の金融対策に重きを置いた結果ではないでしょうか・・・

今後、日本がどういう方向へ進むのかはわかりませんが企業も個人も“警戒心”を持って進んでいくことでしょう。逆に言えば爆発的なバブルも夢のまた夢と言う事ですね～(^^;