勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

将棋のカンニングは無意味だった。

2016年10月14日 | 時事
このニュースに触れないわけにはいかないでしょう!
将棋のA級プロ棋士が、一手ごとに席を離れるなど不自然な離席が目立つ行動をし、周りの棋士達からはスマートフォンによる将棋ソフトの利用を疑う声が上がっていました。この度、将棋連盟は当棋士に聞き取り調査をした上で年内いっぱい出場停止処分としました。(当人は否定しています)

そもそも、今まではプロの将棋対局でカンニングするのは無意味だったはず。理由は単純にプロ棋士が強いからです。しかし、ここに来てAIソフトがプロ棋士を破るようになり飛躍的にソフトが強くなってしまいました。特に終盤の詰むや詰まざるやの際どい場面では恐るべき強さを発揮ましす。しかもプロが4~5分考えて読む手順を数秒で性格に読み切ってしまいますから、この部分だけ切り取ってAIソフトに考えさせると飛躍的に勝率は上がるでしょう。

プロ棋士の対局中は、寝てようがトイレに行こうが散歩しようが他人と(将棋に関係ない)会話をしようが自由です。もし自分の手番になっても離席していると自分の持ち時間が減っていくだけですから・・・^^;
通常対局の持ち時間は一人6時間ずつありますので2人で12時間、それがなくなっても決着が付くまで秒読み将棋が続きますので、最長時間は結構なものになります。その長い時間を集中力を切らさずに考えるには無理がありますので「食事休憩」や「おやつタイム」があり、リフレッシュするわけです。

羽生さんのような1億円プレーヤーは希ですが、そこまでいかなくてもトッププロなら結構な収入があります。しかし、それもこれも勝ってナンボの世界です。プロですから仕方ありませんね・・・まぁ、けっこうハードな職業だと思いますよ~^^;



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする