勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

映画『ファミリー・ツリー』

2012年10月07日 | 映画
雄大なハワイの自然。

そこに住むマット(ジョージ・クルーニー)はハワイ王国の建国者『ハメハメハ』の子孫。

妻と2人の娘と共にハワイで暮らしていた。

しかし家族は絆はバラバラ状態は悩みの種。

そして子孫から受け継いだ広大な土地を売る問題。

二つの問題を抱えるマットに突然その時はやってきた。

妻がボートの事故に遭い、そのまま昏睡状態となってしまうのだ。それをきっかけに、妻が彼と離婚するつもりだったことや、そのことを長女(シャイリーン・ウッドリー)だけでなく友人たちも知っていたことが判明しショックを受ける。しかし、マットは正面から立ち向かう・・・

煌びやかなイメージのリゾートハワイにも普通に家族の問題があり、観ていて非常に身近に感じた。ファミリーを受け継いできたマットは次の世代へと永遠に続くべく未来とベットの上の昏睡状態の妻との狭間で悩み考える。そして最後に「これでいいのだ」と思わせる答えをマットは出してくれた。原題は『The Descendants(子孫)』、邦題の『ファミリー・ツリー』も家系みたいな意味となるが、この物語の背景がまさしくタイトルとなっている・・・

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