勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

現実に目を向けて。

2011年12月13日 | 時事
福島原発の吉田昌郎前所長のガン発表は記憶に新しいところです。そして東電は「病気と被曝との因果関係は考えにくい、という専門家の結論をいただいた」と発表。

「めざましテレビ」(フジテレビ系)のメインキャスターの大塚範一氏が11月6日に急性リンパ性白血病で長期休養することを発表。これが放射能が原因かどうかは言及されていませんが、わかっている事実は「首都圏を含む東日本の各地に高濃度の放射性物質が飛散した3月15日に、大塚さんが石巻で現地ルポをしていた」と言う事。そして「原発事故後番組内で『福島県の食物を応援しよう』という企画において福島産の野菜を使った料理を何度も食べていた」と言う事。また、「放射能数値の高い『ホットスポット』(千葉県柏市)に住んでおられる」と言う事…

伊達市で除染作業中の男性が死亡との事です。原子力災害対策本部は「死亡と除染作業との因果関係はないだろう」としている。

いずれも、確たる根拠なしに「放射能との因果関係はないだろう」、そう「ないだろう」として希望的観測で事実にフタをしてしまっているように思えます。セシウムや猛毒のストロンチウム・その他の大量の放射性物質をまき散らかした“水素爆発”から9ヶ月です。これからかなりの健康被害が表面化することでしょう。国の対応がいかに甘かったかと言う事を全ての国民が知る時はそう遠くないと思います…

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