「ホーンテッド!」(平坂読)4巻を読了。
この巻で最終巻。残念だ。
この作家はこの「ホーンテッド」シリーズでデビューと言うことだが、主要キャラクターにかっこいい二つ名がついたり(主人公の二つ名は「墓穴掘り人形」、主人公の彼女は「愛と平和の使者(パトリオットミサイル)」、他にも「紙一重(ボーダーライン)」、「猟奇委員長」、「真っ白(ホワイトアウト)」などなど)、
自分語りの哲学系思考ぐるぐる文章が特徴で、この特徴から
「出来の悪い西尾維新」とか
「もてない西尾維新」とか
ある意味大変失礼な呼ばれ方をしている。
これは西尾の戯言シリーズとの類似から言われているんだと思うが、最近の戯言シリーズはぐだぐだなので(特にネコソギラジカルの出来はひどい)、それと比べれば、ずっと読みやすくて面白いと思うんだけれどなあ。特にネタふりというかギャグやストレートな下ネタが上手い。おそらく続けようと思えばもっと巻数を続けられたとおもうのだが、今回で打ち切りらしい。
打ち切りと言えば、ライトノベルは巻数を続けることが難しいと思う。
なぜなら2巻以降は前巻の話を読んでいることをある程度前提に話を続けるからだ。要するに2巻や3巻から読み始めることは難しい(それに面白さを削ぐ)のだ。だが、続々と新刊が出る状況およびコミックに比べてライトノベルの売れ行きが芳しくないため書店のスペースが少ない都合上、いつまでも1巻からシリーズが置いてあるわけにもいかず、続けば続くほど読者が減っていくことになるからだ。
特にこの「ホーンテッド!」はMF文庫Jから出ているのだがこの文庫かなり大きな書店じゃないと扱ってない。自分はネットで存在を知って2巻と3巻を買ってから、1巻を見つけるまでかなり時間がかかった。書店もかなり回った。
ともかく、打ち切りを受けてかこの4巻の最後1/4の詰め込みっぷりは凄い。3巻に出てきた黒幕らしきキャラもあっという間に世界の秘密&これまでの思惑&これからの計画をぶちまけて去っていく。
ところで、書評と言うのは難しいと思う。実際このブログでもたまに読んだ本の感想などを書いているが、他のサイトを見たほうがずっとスマートで分かりやすい紹介をしている。自分もいずれそのような読んだ人がその作品を読んでくれるような書評を書きたいものだ。
というわけで「ホーンテッド!」全4巻とってもオススメです。肩こらずに読めるギャグとドタバタそれと萌え。オタな気質を持った男子には特に一押し。もう読んだって人は友達だ。よろしく!
この巻で最終巻。残念だ。
この作家はこの「ホーンテッド」シリーズでデビューと言うことだが、主要キャラクターにかっこいい二つ名がついたり(主人公の二つ名は「墓穴掘り人形」、主人公の彼女は「愛と平和の使者(パトリオットミサイル)」、他にも「紙一重(ボーダーライン)」、「猟奇委員長」、「真っ白(ホワイトアウト)」などなど)、
自分語りの哲学系思考ぐるぐる文章が特徴で、この特徴から
「出来の悪い西尾維新」とか
「もてない西尾維新」とか
ある意味大変失礼な呼ばれ方をしている。
これは西尾の戯言シリーズとの類似から言われているんだと思うが、最近の戯言シリーズはぐだぐだなので(特にネコソギラジカルの出来はひどい)、それと比べれば、ずっと読みやすくて面白いと思うんだけれどなあ。特にネタふりというかギャグやストレートな下ネタが上手い。おそらく続けようと思えばもっと巻数を続けられたとおもうのだが、今回で打ち切りらしい。
打ち切りと言えば、ライトノベルは巻数を続けることが難しいと思う。
なぜなら2巻以降は前巻の話を読んでいることをある程度前提に話を続けるからだ。要するに2巻や3巻から読み始めることは難しい(それに面白さを削ぐ)のだ。だが、続々と新刊が出る状況およびコミックに比べてライトノベルの売れ行きが芳しくないため書店のスペースが少ない都合上、いつまでも1巻からシリーズが置いてあるわけにもいかず、続けば続くほど読者が減っていくことになるからだ。
特にこの「ホーンテッド!」はMF文庫Jから出ているのだがこの文庫かなり大きな書店じゃないと扱ってない。自分はネットで存在を知って2巻と3巻を買ってから、1巻を見つけるまでかなり時間がかかった。書店もかなり回った。
ともかく、打ち切りを受けてかこの4巻の最後1/4の詰め込みっぷりは凄い。3巻に出てきた黒幕らしきキャラもあっという間に世界の秘密&これまでの思惑&これからの計画をぶちまけて去っていく。
ところで、書評と言うのは難しいと思う。実際このブログでもたまに読んだ本の感想などを書いているが、他のサイトを見たほうがずっとスマートで分かりやすい紹介をしている。自分もいずれそのような読んだ人がその作品を読んでくれるような書評を書きたいものだ。
というわけで「ホーンテッド!」全4巻とってもオススメです。肩こらずに読めるギャグとドタバタそれと萌え。オタな気質を持った男子には特に一押し。もう読んだって人は友達だ。よろしく!
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