めけめけ様の日々雑感

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遊園地で誰かと握手!!

2005年02月11日 | 日記・雑感
 今日は、ナガシマスパーランドに行った。もちろん一人でだ。自分ごときが誘うことで他人の有意義な休日を邪魔してしまうほど無粋にはなりたくないし。ようするに、断られたり、もし楽しめなかったりしたら嫌だなあと思うと他人を誘えなくなってしまうのだ。一人でいけば、合間に本を読めるし、気も使わないで済むからよい。というわけで今日は本も沢山読んだ。気力がないときは本も読めないのだが、今日は気力に恵まれたようだ。まず、小田原ドラゴンくえすと!NHKにようこそ!1巻NHKにようこそ!2巻平井骸惚此中ニ有リを読了。占星術殺人事件に入ったところで今日は終わり。遊園地は、子供のころほどは楽しめなかったものの、やはり絶叫系マシンは気持ちいい。乗り物でありながらどこにも移動しないという娯楽の極北的な無駄さも好きだ。また、年をとったせいか、観覧車がよかった。雄大な景色を見下ろすのは、速度と慣性の生み出すストレスを楽しむのとは違う幸福がある。

本の感想
小田原ドラゴンくえすと! 
 童貞感ただようぶっちゃけっぷりがおもしろいルポ漫画。絵は下手だが、貴重な世界をのぞかせてくれる。かっこよくなれない男の悲しさと悔しさと諦めがいい味を出している。中でも汁男優の話は面白かった。プリンを食べるといい汁がでるらしい。試してみよう。
NHKにようこそ!
 滝本竜彦の小説を原作に持つ漫画。原作は高いので読んでいないのだが引きこもり主人公の追い詰められたテンパリ暴走がおもしろい。心の中では自分もよく暴走するので。結局私は、駄目人間を描いた物語の中に自分が持っているものを見て共感するのが好きなんだろうなあ。
平井骸惚此中に有り
 これはキリサキが面白そうだと本屋で手に取ったときこの作家はきっと面白いと第六感がはたらき、この田代裕彦という作家のデビュー作を購入したのだ。中身は大正を舞台にした大正ロマン溢れる文体の推理もの。トリックはそうきたか!!と少し驚いた。素直に面白かった。骸惚先生がかっこいい。

というわけで今日は充実した一日だった。明日はのんびりしよう。