「ふむ、僭越ながらこのゲルハルト、映画に限らず様々な物語を鑑賞する事を趣味としている」これは成田良悟氏の佳作「ヴぁんぷ！」（電撃文庫）の一台詞であるが、この私、めけめけ様もそうである。と、いうことで今日は「変身パワーズ」「忍者ハットリクンTHE MOVIE」「スクールオブロック」を鑑賞した。パワーズはおばか映画、ハットリクンはベタベタだが泣けた。スクールオブロックは実はまだ途中なので保留。さて、今書き込んでいるのは入浴中に読み始めた「人間失格」太宰治である。太宰といえば「生まれてすみません」の言葉と自殺未遂を繰返したということしか知らないが、要するに鬱病質の人だったのだろう。よみはじめて、太宰は俺か？と叫んでしまうほど普段かすかに感じていることがしっかり文章化されていて入浴中でありながら湯の温度を忘れるほど衝撃を受けた。受けすぎて読み進めることができなくなってしまったが、少しずつ読んで行こうと思う。うつ病の人はぜひ読んでみる事を薦めます。こう感じていたのは自分だけじゃないと思えます。