銀の砂時計

Elegant~美しい旋律に調和する良質な風景・生活空間を求めて

「ENIGMA」

2014-04-15 10:00:01 | 音楽空間
歯医者へ行ってきました。
定期健診です。

いつも治療してもらっている歯医者さんなのですが、先生は音楽好きのようで診察室では音楽が常に流れています。診察室に入るたび、今日は何を聴いているのかな?と楽しみにしています。

通常流れている音楽はオーケストラのクラシック音楽が多く、バロックや室内楽は流れていません。ところが今回は趣が異なっていました。まず、わたしの触覚が反応したのはグレゴリオ聖歌のフレーズ。
「え?グレゴリオ聖歌を聴いているの?」
と、ビックリしてしまいました。

え?ちょっと待って??
グレゴリオ聖歌にしては様子がおかしいです。サンプリング?
「この音楽はナニ???」


診察台に横になっている間に、すっかり謎のBGMの虜になってしまいました。素晴らしいです。これはライブラリーに加えないと!!

診察が終わったとき、ガマンできずに先生に聞きました。
「先生、このアルバムのタイトルを教えてください」


先生は一瞬「ハッ?」という表情を浮かべましたが、受付で教えてくれることになりました。会計で呼ばれて受付に行くと、先生が出てきて、
「次回までCDをお貸ししますよ(笑)。ENIGMAのアルバムです」

受付の看護婦さんはニコニコして
「良かったですね、袋に入れましょうか?」
とまで言ってくれましたが、ちょっと恥ずかしかったです。


*****
先生からENIGMAという言葉を聞いたとき、衝撃が走りました。実は、かなり前からENIGMAもAmazonのおススメに出ていたのです。表示されているのは知っていましたが、あえて触ることなくスルーしていたのです。しかし、まさかこういう形でENIGMAに出会うことになるとは、予想すらしていませんでした。

帰宅してからはCDを繰り返し聴いています。このままだと近日中にAmazonでクリックしてしまいそうです。


わたしと趣味が似ているイギリス人の友人はENIGMAを知っているのでしょうか?
彼女からは話題に出ていなかったですね。今度、英国へメールしてみようっと。。。