銀の砂時計

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地震速報にみるポータルサイトの動き

2006-04-30 14:04:23 | 科学
先ほど伊豆半島沖で地震がありましたが、地震速報の流し方がポータルサイトによって違うようです。地震速報で一番速いのNHKで、次に携帯電話のメール速報です。このあとが各ポータルサイトとなり、大手のところを巡回してみました。


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 Yahoo! Japan

ポータルサイトで一番動きが速いのはヤフーです。早い場合だと数分後にはトップページに表示されます。今回も同様で、ポータルサイトでは一番での速報。この迅速な報道体制は高く評価できるでしょう。

ただし、ニュースの欄のトップにリンクが張られるものの、視認性という観点ではイマイチ。さらにクリックしても「地震が発生した」という事実は分かるが、詳しい内容を見る為には、最低でももう1回のクリックが必要となり、情報の詳細をつかみにくいのが難点。結局、気象庁などのリンクをたどることになってしまうのは改善の余地ありです。
#リンクは有用ですけどね


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goo

ヤフーに若干遅れて速報されるのはいつものこと。しかしヤフーとは違い、専用の「地震速報」バナーが表示されるので、たいへん分かりやすいです。このバナーをクリックすれば地震情報の比較的詳細な表示ページに飛ぶので、たいへん分かりやすいです。ポイントはワンクリックで情報にアクセスできるという、使いがっての良さですね。

日本気象協会から情報を得ていると思われますが、日本気象協会のリンクがメインで、関連情報を調べようとした場合は途端にリンクが少ないので、関連事項を参照するにはもう一度、検索し直す必要があります。この点は改善できれば良いのですが、画面構成上のデザインから難しいのかな?


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infoseek

発生から40分ほどして、リンクが表示されました。地震情報は即時性が必要なので、もう少し早く表示できるような工夫を期待したいですね。


msn

意外にも、この種の情報には無関心のようです。infoseekで表示されても、まだ動きがありません。地震情報くらいなら、他を当たってくれ~という考え方なのでしょうか?
ちょっと残念。


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地震情報は事実を速報すること、地震の概要を詳しく伝えるという2つのポイントがあると思います。あそらく現在のウェブでは両方を一気に満足するのは難しいのかもしれません。そこで前者に重点を置いているヤフー、後者に重点を置いているgooという棲み分けが生じるのでしょう。

現状で一番お勧めできるのはヤフーとgooを併用することですね。



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