銀の砂時計

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ジャパンネット銀行~パスワードの取り扱い

2006-06-19 09:53:31 | あきかぜ便り~日記
ジャパンネット銀行から「ワンタイムパスワード」が届きました。




写真の通り、とても小さな機械で、可愛くない「たまごっち」のようなイメージです。もっともキャラクターが出てくるわけでも無く、60秒ごとにランダムな数列が表示されます。この機械が表示する数列はジャパンネット銀行のサーバーとリンクされいるらしく、この機械で表示されている数列を入力することによってパスワードとして使用する仕組みになっています。

この小さな機械の名前は「トークン」と言うらしいのですが、トークン利用開始にあたってはひとつ手続が必要になります。それはジャパンネット銀行に従来通りのログインを行った後、送付されてきたトークン裏面に刻印されているシリアル番号をジャパンネット銀行に登録して、認証方法の切り替えを行う必要があります。

切り替えそのものは簡単な操作ですので、迷うことは無いでしょう。


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数列は60秒ごとに切り替わりますので、パスワードが「その時」によってコロコロ変わることになります。セキュリティーの観点では面白い試みですね。初めは面白さが先にたって、数字を意味もなく眺めていました。
#第三者から見ると怪しい姿かも・・・(^^;

液晶の左端に出てくる小さなバーは10秒ごとに1本づつ少なくなっていき、パスワード数列が切り替わるタイミングの目安を表示する役目を持っています。交差点にある歩行者用信号の「待ち時間表示」と似たような表示方法で、分かりやすく、これも面白い表示形式だと思います。

実際の使用場面では、バーの残っている本数が少ない場合は、次の表示を待ってウェブ画面での操作をした方がストレスがないでしょう。もしくは数列入力直前までウェブ画面操作をして、そこでじっくりトークンを確認するというスタイルのどちらかに落ち着きそうな感じです。


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セキュリティーや表示形式の分かりやすさでは、それなりに評価できるものです。操作そのものは今までのカードがトークンという機械に置き換わっただけですので、迷うことも少ないと思われます。

ただ、ひとつだけ心配なことがあります。トークンの液晶は掲載写真の通り、とても小さなもので、バックライトがあるタイプでもありません。液晶表面にかかっているプラスチックの透明カバーが光を反射しやすい材質になっています。

この2点の状況を考えると、人によっては見えにくいのではないかという不安があります。特に高齢者の方は全く見えない場合もあるのではないでしょうか? 数字の字体も細いものなので、高齢者には使いにくい機械になってしまいそうです。
#実際に周囲の人にも聞きましたが「見えないよ~」とのことでした

内蔵電池の長寿命化対策とも受け取れるのですが、もう少しデザイン上の改良の余地はありそうです。

インターネット専業の銀行だからこそ広範囲のユーザーがいるはずですから、誰でも使いやすい機械を提供するべく、今後の改良に期待をしたいですね。


~くつろぐ
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