銀の砂時計

Elegant~美しい旋律に調和する良質な風景・生活空間を求めて

ちょっと古いプリメーラを買いました

2005-05-20 14:03:59 | あきかぜ便り~日記
 ブログの更新が出来なかった3月。この月はたいへん忙しい毎日でした。まず、車の更新。長年、初代プリメーラに乗っていましたが、さすがに15年も経ちますと塗装が剥げてきました。初代プリメーラには何も不満が無く、パッケージが自分の生活環境に合っていたので、出来ればそのまま乗っていたかったくらいでした。しかし、塗装が剥げてきてしまうと、家族からも苦情が・・・(^^;
#自分の生活に溶け込んでいる車でした

 そこで手ごろな値段の中古車を探すことにしました。条件は2つだけ。5ナンバーのマニュアル車。オートマは教習所でしか乗ったことが無いので自信がありません。マニュアルだけを探していました。運良く、ちょっと古いけどマニュアルのプリメーラ・カミノが見つかったので、すぐに契約しました。細かいデザインの違いはあるものの同じプリメーラということで、運転などには全く違和感が無く、一気に気に入ってしまい、試乗してそのまま契約という状態でした。そうそう前回も似たような感じで車を探していましたね。「色なんか何でもイイから、マニュアルで5ナンバー」って・・・

 いざ購入段階になると、細かい手続に時間をとられてしまい、日程の調整にかなり苦労しました。このころは昼食の時間もとれないことがありましたので、時間を作るのは至難の業でした。もっと日程に余裕を持って、購入出来れば良かったのですが、ほとんど偶然の出会いで買ってしまったので時間の余裕なんてありません。さらに納車予定の次の週には九州に車で行く予定にしていたので、こちらの準備と重なりだいぶゴタゴタしてしまいました。

 納車後、すぐに検討したのはプリメーラにCDを載せること。私のプリメーラ・カミノは古い形式のせいか「カセット」しか付いていませんでした。ラジオが大好きな私はラジオが聴ければ充分なのですが、初代プリメーラで鹿児島や大阪などへ運転してみると、山の中とか中国道でラジオが入らず、夜中の高速道で寂しい思いをしたことがありました。だったらCDでも付けようと・・・

 初めはポータブルのCDプレーヤからFMトランスミッタで飛ばしてみようと考えました。しかし、この手抜き作戦の結果は惨敗。トランスミッタの電源系統からノイズが混入すること、FMの電波が安定しないなどの症状が出てしまい、実用レベルには至りませんでした。一応、有名メーカーの製品だったのですが、私の期待する結果は得られませんでした。

 仕方なくCDユニットを載せることを検討しました。これは同時に余計に自分で忙しくしているという悪循環に陥ることになってしました。まずはカーショップを巡回してカーオーディオというものを探してみました。実際にいろいろなショップへ行ってみると、派手な電飾や装飾の製品ばかりで、私の満足するものはありません。クラシックが好きなピュアオーディオマニアとしては理解できない製品が多すぎますね。車という厳しい条件の中だからそこそこの内容でいいのに・・・と落胆して帰ってくる状況でした。時間だけ消費して満足なものが見つからない、という焦りにも似た感覚におそわれましたね。

 派手な装飾の製品に見切りをつけ、次に地味な製品ならば純正品ならどうかと思いまして、今度はオークションを物色。すぐに日産現行車用の純正品を見つけ落札。九州へ出発する3日前に届いて、その翌日に自分で取り付けました。さすがは純正品。配線などはそのまま流用でき、簡単に取り付け完了しました。ただエンジン始動と同時に、ラジオを使用しなくてもオートアンテナが出てきてしまう現象が出ました。これは現行車の仕様との違いがあるため、このような現象が出るそうです。使用には致命的な問題はないので、そのまま使っています。

 取り付けて試聴したのはA.グラズノフ/交響詩「ステンカ・ラージン」。クラシック音楽を本格的に再生するシステムと比較するようなことはしませんが、カセットよりはいい音だし、それなりに軽快に再生できるようなので安心しました。まあ、ラジオだと思えば満足です。「ステンカ・ラージン」をガンガン流して高速を運転するのもいいものです。

 今回は無理してCDを付けて良かった思いました。Z.コダーイ/「ガランダ舞曲」、M.ウィルソン/交響曲第1番ヘ短調「サン・フランシスコ交響曲」なども携え、私の定番:アンドレ・ギャニオン、木屋響子さん&谷山浩子さんのCDで音楽三昧の九州行きを実現することが出来ました。
#なぜか「いないいないばぁっ!」のCDも追加されている(^^;

 こうしてドタバタしながらギリギリで九州行きの準備が整った出発の前日。福岡県沖地震が発生しました。


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