銀の砂時計

Elegant~美しい旋律に調和する良質な風景・生活空間を求めて

こころのふれあい

2014-01-31 10:00:01 | あきかぜ便り~日記
イギリス人女性の友人と交流が始まって1年半近くが過ぎました。当初は英語力のなさに深刻な落ち込みを感じましたが、なんとか中学英語で乗り切っています(笑)。一度、私が大きな勘違いをしてからは、彼女の文章が教科書的な詳しさになっています。そうです、彼女は優しい人なのです。
#自己反省モード


その彼女が今年になって腫瘍の切除で入院しました。もう退院しているのですが、クリスマスの日に入院の知らせを聞いたときは、かなり動揺してしまいました。お見舞いに行きたくてもすぐに行ける距離ではありません。

そこで考えました。「こころ」を伝えようと。

正月の初詣に彼女の健康を祈って、お守りをもらってきました。そのお守りと彼女の写真を並べてデスクに置きました。日本文化に理解のある人なので、そのことを画像付きでメールで知らせました。
「手術がうまくいきますように!」

すると彼女から「感動して泣いてしまった」との返事がありました。メールでは大丈夫といっているものの、やはり不安になっていたようです。日本からエールを贈ることができたのなら、ホントうれしいです。

入院当日の朝(現地時間)には KOKIA の歌の一節を借りてメールしました。どうやら、また泣いてしまったようですが・・・


そしていま、退院して普通の生活に戻りつつあります。
「lucky charm で lucky になれた」
との言葉にメチャクチャ嬉しくなって、今度はコチラが感動してしまいました。注射が痛くて嫌だなど、入院中もコッソリとメールを送ってきていましたが、終わりよければ全てよし!です。


***
イギリスとのメールで使うのは英語のみです。流ちょうな英語など使えないわたしですが、誠実に一生懸命伝えれば「こころ」や「思い」は伝わるものなのですね。地理的に遠く離れていても彼女との距離が近くなったような気がして、温かい気持ちになれました。

よくブラジルのポルトガル語で出てくる「CORAÇÂO」は、このようなものなのかもしれませんね。勝手にそう解釈しています(笑)。