昔から私が一番好きな倉敷は、ここ。この道。
人混みが苦手な私は大原美術館のある、こっち(↓)の賑やかな美観地区には滅多に行かない。平日でも、この通りは人でムンムンしてるし。
でも、一本奥に入ると、しっとりと落ち着いた素敵な町並みがある。
私はこの白壁に囲まれた、ひっそりとした道が大好きで、もう何年も前だけど、頻繁に倉敷に通っていた時期にも、毎回欠かさず歩いてたくらい、来る度に心が嬉しくなる。
但し、よく通っていた割には、物知らずの私。この赤茶色の壁の建物が<有隣荘>(↑1928(昭和3)年築)だなんて、全然知らなかった。
この建物は、れっきとした大原美術館の分館で、特別公開中には、アーティストが作品を展示する。それで、3年ほど前に、初めて中にも入ってみたけれど、あの大原孫三郎が夫人のために年に建てた洋風別邸だけあって、レトロなだけじゃなくって、建物自体が美術品みたいで、1000円払っても見る価値ありでした。
珍しい黄緑色(特注)の屋根瓦。
それで地元の人からは「緑御殿」と呼ばれているそう。
この周辺は緑が多くて、外から見ても、やっぱり素敵。
今回は美形のピンクの芙蓉も華を添えてくれて、楽しい道のりでした。
★ ★ ★ ★ ★ < お・ま・け> ★ ★ ★ ★ ★
駅前から美観地区までの、まっすぐ続く大通り。その途中で花がいっぱいの謎の場所、発見!普段は商店街しか通らないので、いつからこんなスペースが出来たかも不明。