白堊スポーツ - since 2004.09.18

母校・盛岡一高や岩手のスポーツ情報、読書感想、盛岡風景などをお伝えします。

お知らせです。

2017年02月18日 | 家族・自分

腕時計の電池がだいぶ前に切れていたのだが、電気温水器工事に関する連絡などもあって携帯電話を持って歩いていたのでしばらくほったらかしにしておいたところ、来週、どーしても腕時計が必要なので意を決して大通のきりはら時計店さんへsymbol51,296円(税込)で交換終了!

電気温水器の交換も終わったので、特別な事情がない限りは携帯電話は家で留守を守ることとなりますので(小生に連絡しようとする方はあらかじめ)ご承知おきくださいませ。

読みどころはラスト4頁

2017年02月17日 | 読書

バースディという名のボノボ(ピグミーチンパンジー)に言語習得実験を行う霊長類研究センター助手の田中真。研究プロジェクトの恩師・安達は1年前に自殺。そして、プロジェクトの同僚であり恋人の大学院生由紀は田中がプロポーズした夜に投身自殺。田中は由紀の自殺を目撃したはずのバースディから目撃証言をつかもうと必死に問いかける。

ほぼ全編、バースディの動作、言語学習などを表す文字で埋め尽くされていて、なかなか話が進展しない。登場人物も少なくミステリーと呼べるかどうかも微妙・・・荻原さんの小説に登場する生き生きとした人物像が好きなのだが、この小説は動物が主人公なのでその辺が物足りなかった。田中と由紀の関係性も詳しく描かれていなし、由紀が発見された朝の田中の行動、その翌日に出勤(前夜飲み過ぎたとはいえ)する田中の神経が私には理解できなかった。

と、言っても、そこは荻原作品。
ラスト4頁では泣いてしまいました。

まっすぐ帰宅して酒も飲まず読書した金曜日の夜でした(笑)。

読書の話。

2017年02月16日 | 読書
最近、文庫本をかなりのペースで読んでいるが、小さい頃から読書が好きだったわけではない。子どもの頃に印象に残っているのは、親父が買って来た絵本「エルマーとりゅう」シリーズ。あの独特な挿絵がなんとも言えなかった。

小学校の頃はもっぱら漫画。
「少年忍者風のフジ丸」「スーパージェッター」

そして、そして、やっぱり「エイトマン」!

で、なんだかんだ言って、高校に入るまではほとんど読書なるものはしなかった。でも何故か国語は得意だった。勉強しなくても点を取れるたからだ。たぶん小、中、高で国語、現国は5以外とったことはない。

高校の時の先生にいろいろな本を紹介されていきなり読書に目覚めた。
紹介されたのは「名画を見る眼」「続・名画を見る眼」「世界史概観」「邪馬台国の秘密」「成吉思汗(ジンギスカン)の秘密」。武者小路実篤、井上靖もけっこう読んだが、高木彬光に触発されて、松本清張、森村誠一にも手を広げ、当然、高木彬光の神津恭介シリーズもほぼ読破。若者へのエール系では加藤締三、青春の門。

もっといろいろ書きたいけど、書き上げるのがたいへんなので、前述以外に今まで読んだことがあって記憶に残っている作者、本を列挙して、わが読書を振り返る巻終了とします。

五木寛之
ソフィアの秋

柴田翔
されどわれらが日々

渡辺淳一
ダブルハート、花埋み

遠藤周作、佐藤愛子、安岡章太郎、吉行淳之介、田辺聖子、小林信彦、北杜夫、星新一、豊田有恒、平井和正、半村良、眉村卓、小松左京、田山花袋、安部公房、司馬遼太郎、新田次郎、芥川龍之介、宮澤賢治、井上ひさし、山岡荘八、畑山博、筒井康隆、荻原浩、奥田英朗、湊なかえ、恩田陸、清水潔

日本の警察、マスコミへの警告!

2017年02月15日 | 読書

「殺人犯はそこにいる(文庫本X)」の清水潔さんによるノンフィクション。
次々と明らかにされる埼玉県警上尾署のずさんな捜査と告訴調書改ざん、やる気のない捜査。そして、大手マスコミの官製報道。自分の身を守るために被害者の有りもしない偽情報を平気で垂れ流す警察と検証もないままそれを拡散するマスコミ。ひどいなんでもんじゃない!日本全体がおかしいとしか思えない!とんでもない話だ!読んでいて怒りに震えた!

作者の清水さんは、こんな警察を出し抜いて実行犯を特定し潜伏現場写真を物にするが、スクープを見合わせ警察に情報提供する。しかし、何故か警察は動かない。本当に「日本の警察ってこんななのか!?」と信じられない気持ちで読み進んだ。しかも、真犯人である自殺した男の罪状は名誉棄損のみ・・・私も当時、マスコミのゆがんだ情報に踊らされた一人である。詩織さんに謝らねばならない。ごめんなさい。

しかし、警察、マスコミのこの体たらく。
我々は何を信じればよいのだろう・・・?
暗澹たる気持ちになる。

心より猪野詩織さんのご冥福をお祈りいたします。

これで家の風呂に入れる!

2017年02月14日 | 家族・自分
2月5日に電気温水器が壊れて、なんとわずか9日で新しい電気温水器が設置になりました。1社なんぞは今日見積もりをよこしやがった。遅すぎるっちゅーの(苦笑)。


夜間電力でお湯を沸かすので、家の風呂に入れるのは明日になります。実に10日ぶり!今まで、ながまち梅の湯さんにはお世話になりました。



珍しく連続荻原作品

2017年02月14日 | 読書

荻原浩、お得意のユーモア短編集。

「ちょいな人々」
いきなりカジュアル・フライデーを始めた会社の課長が若い娘におだてられて、「ちょいワル」「ちょいカワ」ファッションに邁進してしまうお話。

「ガーデンウォーズ」
隣り合わせの家の奥さんと老人。ガーデニングと盆栽・菊作りが趣味なのだが、境界の塀を挟んで戦闘モードに。しかし、最後は休戦の上、共通の敵に立ち向かう!全7作の中で一番好きな作品。

他、「占い師の悪運」「いじめ電話相談室」「犬猫語完全翻訳機」「正直メール」「くたばれ、タイガース」野球好きとしては「くたばれ、タイガース」には笑ってしまいました。

朗報!

2017年02月13日 | 白堊スポーツ
スポーツの有力中学生がわが母校に合格しました。
名前をあげれば誰でも知っている中学生です。

8年前、中学野球のエースが合格した時と同等の感激です。

また母校を応援する気持ちが高まって来ました。
3年間ケガなく無事に過ごして欲しいと思います。

日本と言わず世界へ羽ばたけ!
頑張れ!!!

座敷わらしは家族の鎹(かすがい)

2017年02月12日 | 読書

さすが、荻原浩!

泣かされました。座敷わらしが、家族の絆を思いっ切り太いものにしてくれました。最初は一人一人が自分のことしか考えていないバラバラな家族が、座敷わらしと出会ったことで活き活きとなって家族が一つになって行く姿がとてもうれしく楽しかった。特に、考え過ぎ(自意識過剰)の中2のお姉ちゃん(梓美)の成長がうれしかった。

高橋家、いい家族になったなーっ!!!!

しかし、ラスト1行はさすが荻原浩。
座敷わらし、東京さ行ったてが~~~~~(笑)!?

奇才、筒井康隆

2017年02月11日 | 読書

1章ごとに使える文字(言葉)がランダムに消えて行き、最後は「ん」が残るという奇妙奇天烈小説。使える文字が少なくなって行く中で文章を操る師匠(筒井康隆)はやっぱり天才!っていうか奇才!

でも・・・
天才過ぎて、小生には、さっぱり、面白いのか?面白くないのか?何がなんだがわがりませんでした。

新しい電気温水器

2017年02月10日 | 家族・自分
バレンタインデーに交換することになりましたーっ(笑)!
知り合いの息子さんが勤める会社にお願いしたところ、かなり安く、かなり早く対応してもらいました。
やっぱり、最後は人間関係!

いや~
いがった~
たすがった~

やれやれ
一安心です!