先月「蜜蜂と遠雷」で直木賞を受賞した、恩田陸さんの人気の高い青春小説。
一昼夜８０キロを全校生徒が歩き続ける歩行祭は北高の伝統行事。
その歩行祭に参加した異母きょうだいの融と貴子を中心に話が展開する、いわば「ロードノベル」。
高校生のナイーブな心内を見事にとらえた文章表現がなんとも言えない。
そして、昔は苦もなくわかった（感じた）であろう若者の繊細な気持ちにピンと来ない自分に加齢の残酷さを感じてしまったのだった・・・
歩行祭の雰囲気に母校との類似点を感じた小生。
そこで、恩田さんの履歴を調べると、恩田さんは茨城県立水戸一高出身。
この作品の北高歩行祭のモデルは水戸一高の歩く会だという。
以下、水戸一高歩く会の模様と恩田さんのお話をネット拾ったのでご紹介♪
http://www.mito1-h.ibk.ed.jp/?page_id=127
http://mito.life/detail/1815/