MIHOの旅

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ウズベキスタン旅行 その9 ブハラ(6) イスマイール・サーマーニ廟編

2011-09-18 05:18:38 | ウズベキスタン旅行
昼食後はバスに乗って、イスチロハット公園まで行き、中央アジア最古のイスラム建築である
イスマイール・サーマーニ廟に行きました。


イスマイール・サーマーニ廟はイスチロハット公園の中にあります。
公園には遊園地が併設されていました。観覧車などの乗り物があります。


公園にはハウズ(池)もあります。


奥に見えるのは城壁。


公園にはお花も咲いていました。


広い公園の中で一際目立つ建物です。モンゴル来襲時にはほとんどが
地中に埋もれていたため、破壊をまぬがれました。1925年に発掘されています。


入口で700シムを払って中を見ることが出来ます。


892年から943年にかけてサーマーン朝のイスマイール・サーマーニが王族の墓として
造りました。影の模様が規則正しく、映っています。


壁はレンガを積み上げて様々な模様を造り出しています。


レンガを縦にしたり横にしたりという組み合わせでこんなに綺麗な模様が出来ています。
凄い建築技術です。


日差しによってできる影も綺麗です。


天井はこんな感じ。


大きさは9m四方のため、5分もかからず見学は終わってしまいます。
でも。陽の光によって建物内部が全然違って見えるので、それが見れただけで満足。

尚、公園の外になりますが、チャシュマ・アイユーブがあります。
チャシュマは「泉」、アイユブは「預言者ヨブ」のことを言います。


水不足で困っていた時にヨブが杖で地面をたたいたところ泉が湧き出たという伝説が
あります。今でも中に泉があって水が湧き出ているとのこと。こちらが正面の建物の様子です。
真ん中のドームは14世紀に、前方のドームが16世紀に建設と増築をした建物。


又、チャシュマ・アイユーブと向かい合わせにイマーム・アリ・ブハリ記念館があります。
こちらは現代の建物。遺跡と現代の建物が並んでいると不思議な感じ。


イマーム・アリ・ブハリは9世紀の神学者でムハンマドの言行録のハーディスを編纂しました。
面白い形の建物です。