MIHOの旅

私は海外旅行先を選ぶ際に他の方の旅行ブログを参考にしています。私のブログもご参考になれば幸甚です。

トルコ旅行 その19 エフェス遺跡(1)編

2010-06-30 10:26:21 | トルコ旅行
今日は平日でしたが、ワールドカップの日本戦を見るためにお休みをとりました。
日本の代表選手の皆さん、スタッフの方々、感動を有難うございました。

さて、ブログの続きです。

エフェスはベルガマと同じくヘレニズム都市として栄えていたそうです。
私は2年前にエジプト旅行をしていたため、ちょっとだけこの遺跡のことを知っていました!
プトレマイオス朝エジプトのクレオパトラ7世が実の妹のアルシノエ4世を幽閉し、
殺害した場所です。

又、ヒッタイト王国時代の文献にあるアルザワ王国とも言われ、その後、
古代ローマ帝国、東ローマ帝国時代まで繁栄をしていた息の長い都市。
その上、広い!
キリスト教の遺跡もあったりと、わくわくする遺跡でした。

ヴァリウスの浴場。
ローマ風呂の跡。この時代にすでに床暖房があったとか。


下水設備の跡。上水、下水設備がもう既にあったんですね。


音楽堂跡。収容人数は1400人程の規模。
こんな野外でコンサートを聴けたら楽しかっただろうなあ。


遺跡の中に入れるんですよ。入っていいの?とか思いますが。
今でもコンサートに使えそうです♪


音楽堂前にある広場。
ぽつぽつ、柱跡がありますが、ただの広場にしか見えません。
ここで商取引とかが行われていたらしいです。
何が売られていたのかな?港が近いから貿易で来た海外製品でしょうか。


バシリカ(ローマ時代の建築様式、列柱廊のこと)を進みます。


アーチ型が並びますが、丁寧に作られてます。大理石の階段とか今でも使えそう。


公会堂跡。
ここに聖火が絶えず灯されていたそう。さすが、オリンピック発祥国の隣の国。


メミウスの碑。何の遺跡か、よく解っていない。


続く。

トルコ旅行 その18 3日目の昼食編

2010-06-29 07:37:24 | トルコ旅行


↑大麦畑の様子です。
セルジュク、イズミルの近くをバスで通ったのですが、大穀倉地帯でした。

さて、ツアーにお約束のように組み込まれている免税店(革製品)へ行きました。


免税店ではまず革製品のショーを見ます。
美男、美女のモデルさんが約40着ほどの商品を見せてくれます。
その後工房に行って革の加工方法とかを教えてもらいます。
ちなみにトルコの革は薄くて軽い!ヨーロッパのブランド(例えばグッチとかシャネルとか)から
注文を受けて作っているので、デザインもばっちり。
ただ、一着12万円とか20万円とかします。
同じツアーの方では4、5人の方が買ってらっしゃいました。(私はパス。)

工房のお庭にあったパンジー。プランタンがおしゃれ。


さてその後はお昼です。お昼のメニューはチョップシシです。


スープとパン。スープはトマト味のスープでした。


飲み物にアイランという甘くない飲むヨーグルトを頼みました。塩味です。8TL。


ここでシェイクしました。


また、ザクロジュースも搾りたてで美味しかった。10TL。




さて、メインのチョップシシです。羊肉と思いきや、牛肉でした。
日本人向けにアレンジされていたのかな。


前菜にポテト、デザートに激甘の焼きプリン。


とても美味しかったのですが、お庭で牛肉の解凍を見てしまいました……


グロテスクでちょっとげんなりしました……

トルコ旅行 その17 トルコの植物編

2010-06-28 07:17:36 | トルコ旅行
ベルガマ遺跡からエフェソス遺跡にかけては綺麗な植物が沢山ありましたので、ご紹介。
本日は目でお楽しみください。
ちなみにほとんど何の植物だか分かっていません。

















途中で別のアクロポリスがありました。
通り過ぎただけでしたが。








気温的には日本とほぼ一緒なのですが、日本だと杉山とか樹木が多くて
自然のお花は少ない気がします。トルコは至る所にお花があります。
この季節が良かったのか、植物を見ているだけでもとても楽しい旅でした。

トルコ旅行 その16 ベルガマ遺跡(2)編

2010-06-27 07:53:34 | トルコ旅行
ベルガモン遺跡の続きです。

こうやってみると結構広い遺跡です。


王宮跡だそう。でも復元だとか。
アーチが何重にも渡って規則正しく並んでいます。
ここ、山の上なんです。これだけの石はどこから持ってきたのだろう?




王宮跡を登ると山の上からベルガマの町が一望できます。
赤い屋根の家がおもちゃみたいに可愛い!
ちなみにシャネルの耳がえらいことに…


シャネルの耳、復活しました。
さて、ここは劇場跡です。かなりの傾斜のところに作られています。
音響が良く響くとか。
建物があれば、昼間でも日陰になってばっちりですね。


水道橋跡です。山の上まで水を引いていたそうです。
この山、かなり高いです。
よくこんなところまで水が引けたなあと感心。


トラヤヌス神殿です。
大理石でできています。ローマのコリント様式の建物だったとか。


太陽がちょうどいい具合に照っていました。
ローマの神様が降りてきても不思議じゃない感じ。


近くにベルガマ川が流れていて、アクロポリスからダムが一望できました。


さて、ベルガマ遺跡にはアスクレピオン(古代の医療センター)があったのですが、このツアーでは
見学しませんでした。残念。

次はバスで3時間のエフェソス遺跡に向かいます。

トルコ旅行 その15 ベルガマ遺跡(1)編

2010-06-26 07:38:35 | トルコ旅行
↑ベルガマ遺跡の写真です。

3日目は宿泊先のアイワルク→ベルガマ遺跡→エフェソス遺跡→パムッカレというコースです。

ですので、ここでエーゲ海は見おさめです。
さらば、エーゲ海。又、来るよ、待っててね!


途中でフラミンゴの群れが!
野生でいるんですよ、野生で。


山の上にアクロポリスがあります。


さて、ベルガマ遺跡ですが私は、何それ?という知識しかなかったので、
ガイドブックを読みました。
紀元前3世紀半ばから2世紀(ヘレニズム時代)にアッタロス朝ペルガモン王国の都として
繁栄した都市だそうです。(って、これを読んでもあまりピンときません。)

アレキサンダー大王の死後、その遺産を手に入れたリシマコスが新王国を作ったけど、
その部下のフィレタイロスが財宝をちゃっかりもらっちゃってベルガモン王国を築きました。
兎に角、交易によって、大繁栄。
アッタロス3世という王様が紀元前133年に王国をローマに委ねるという遺書を残して死んだので、
ローマの属州となったけれど、それでもヘレニズム文化の繁栄は続きました。
その遺跡ってことらしいです。私はそう理解した!

ちなみにこのツアーではアクロポリスしか観光しませんでした。


山の上にあるので、坂道。結構歩きます。


そういえば、このお花、とてもきれい。いろんなところで見られます。なんていう花だろう。


アテナ神殿跡。建物の方ではありません。柱とか、石畳とかの方です。


礎しか残っていないんですよ、ここ。


柱も綺麗な彫り物だったんだろうな…


ここは図書館跡。
豆知識を。古代の3大図書館というと、エジプトのアレキサンドリア図書館、ベルガモン図書館
(つまりここ)、エフェスのケルスス図書館。
20万冊の本があったそうです。すごい!
その材料のパピルスはエジプトから輸入していたのだけど、プトレマイオス王朝が輸出を禁止したため
(嫉妬かな?)代替として、同国で羊皮紙が生まれたそうです。
ここの地名が羊皮紙の語源になったとか。(日本語だと分からないけれど)


でも、建物跡しかありません。もちろん、本は全くない。
20万冊も収容できる図書館が本当にあったの?というくらい何もない。


もうちょっとでも建物がしっかり残っていたらなあ。
感動が違っていた気がする。

続く。