MIHOの旅

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ウズベキスタン旅行 その5 ブハラ(2) 旧市街 住宅編

2011-09-14 05:00:31 | ウズベキスタン旅行
旧市街の様子です。実際に住んでいる方がいるので、バスを降りて静かに観光をします。
目的地はチョル・ミナルという上の写真の場所です。

通りを入るとこんな感じの住宅街。まさにイスラム文化の漂う住宅街です。


見てお分かりの通り、1階部分には窓がほとんどありません。
2階にある窓はそれぞれ特徴的でアーチ型か長方形なのですが、素晴らしいデザインです。


面白いのは、水道管やTVアンテナ、電線や配線を外付けしているところ。
外付けは仕方ないにしろ、時々道路を横断しています。こういうのが許されています。


ウズベキスタンは地震が少なく、乾燥地帯。建材には日干しレンガが使われています。


お金持ちの方は日干しレンガを使っていますが、あまり裕福ではない場合は、わらに泥を混ぜて作った
土壁を使っています。奥に行くにつれ、土壁の家が出てきます。


土壁をペンキで塗っている家もありましたが、メンテナンスが難しい様です。
色が褪せている家がほとんどでした。後、時間がたつと乾燥して土壁が縮むためか、
下の方は家の基礎の木材が見えるところもありました。


配線を室内に通すための穴が開いています。
ドアのデザインがイスラムっぽくてとてもかわいいです。アラビアンナイトの世界!


時々、基礎の柱がとび出ている家があります。一軒だけではなく、何軒もありました。


下に隙間が出来ると石を挟んで凌いでいる??


土壁が崩れている家。基礎に木柱と、積み重ねた石や日干しレンガが使われているが分かります。


柱が飛び出ているのも驚きですが、電柱も驚きです。よーく見て下さい。


電柱は継接ぎで出来ています。いい木材が手に入りにくい地域なんでしょうか。
何本も継接ぎの電柱がありました。事故が起こらないのでしょうか??大丈夫?


これだけ電柱が立っているので、ここの住宅地は電線だらけ。
雨もめったに降らない地域だそうなので、問題はないそうです。
ちなみにこの家の扉、綺麗です。こういうデザインは日本にはありません。


時々、家の柱が飛びてている家がありましたが、それは増築のため残しているそうです。
このように明らかに増築したという家が沢山ありました。
隣の家に寄りかかるように立てているようですが、境界とか気にしないのでしょうか?


お金持ちの家はこんな感じですっきりとしています。


窓の形が凄くいいですね。


こういう通りが沢山あって、一人で歩くと迷いそうです。




尚、新市街の家。テラス付きの家もあるようです。
旧市街の家と全然、デザインが異なります。


道路も広い!