半七・右門・顎十郎・喜八郎・源蔵・浜吉らが大活躍!
「捕物小説名作選 一」 選:池波 正太郎、編:日本ペンクラブ 600円
元本を何回読んだだろうか!、
太宰さんや芥川さんは、殆ど読んでおらず、
主人公が大活躍し、勧善懲悪がはっきりしている
時代小説ばかりだった。
池波 正太郎さんが選んだ「捕物小説名作選」二冊12編を読んだ。
半七捕物帖「お文の魂」岡本綺堂
右門捕物帖「何番幽霊」佐々木味津三
顎十郎捕物帖「捨公方」久生十蘭
貧乏同心御用帳「南蛮船」柴田錬三郎
岡っ引源蔵捕物帖「伝法院裏門前」南条範夫
風車の浜吉捕物綴「風車は廻る」伊藤桂一
(解説/浅田次郎)
半七や右門が活躍する江戸捕物帖の決定版!
旗本の妻が、娘の枕元に女の幽霊がでるという理由で実家に離縁を
たのむ半七捕物帳「お文の魂」ほか、右門、顎十郎など、
ご存知どころが大活躍! 時代小説の巨匠・池波正太郎厳選。
「捕物小説名作選 二」 選:池波 正太郎、編:日本ペンクラブ 560円
銭形平次に若さま侍! 捕物帳の王道傑作六編。
銭形平次捕物控「赤い紐」野村胡堂
若さま侍捕物手帳「お色屋敷」城 昌幸
明治開花安吾捕物帖「舞踏会殺人事件」坂口安吾
加田三七捕物そば屋「幻の像」村上元三
神谷玄次郎捕物控「春の闇」
耳なし源蔵召捕記事「西郷はんの写真」有明夏夫
(解説/山本一力)
神田祭の最中、金沢町の小町娘お春が殺された事件を追う
銭形平次捕物控「赤い紐」など、有名捕物帳傑作集。
藤沢周平、坂口安吾、村上元三ら実力派六人の競演が楽しめる一冊。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます