へんくつゃ半睡の「とほほ」な生活!

 奇人・変人・居眠り迷人。医療関連を引退⇒某所で隠遁準備中。
性質が頑な、素直ではなく、偏屈でひねくれています。

《 おこん 春暦 》 

2020年05月22日 | 時代小説
   

〝今小町〟と呼ばれ、「居眠り磐音」読本の
中でも屈指の人気娘。おこんの若き日を描く。
十四歳の江戸っ娘が、自らの道を切りひらく。


  

   ★ ★  ★ ★

  

 母を亡くしたばかりで、父親の金兵衛と
二人で暮らす十四歳の「おこん」。
  
 その深川六間堀長屋にある日、下野国から
訳ありの侍 曽我 蔵之助 夫婦が幼子を連れて
流れ着いた。
  
 実の姉のように接してくれる女房の達子を
慕うおこん。
 だが彼らには江戸で遣らなければならぬこと
死命があった。
  
「妹と姉」に加え、「今津屋」番頭の由蔵との
出会いをきっかけに奉公に至るまでの経緯と、
おこんが自立していく様を描いた新作二編収録。
 「妹と姉」
 「跡継ぎ」
出版:文藝春秋 文春文庫
価格:¥730円+(税)
  

  
    表紙絵:横田 美砂緒

   ★ ★  ★ ★
画像( 写真)の一部は借りものです。
次回掲載は 5月23日の予定です。

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