Ken Funahashi Blog

NEXT DREAM 記憶と記録

商業主義的ツア-の観光登山『トムラウシ』遭難事件

2009-07-19 20:15:31 | Weblog
2日間のTV・新聞紙面の断片情報だけでは、この遭難『事件』の本当の真実は、かなり見え難い。日程の決定には、混雑する時期の連休を外して人数枠の参加者を収容したい『避難小屋』の利用を、可能な限り平日に行いと言う企画実施者の都合が判断できるが、観光的に誰でもが参加が可能だと、錯覚さすような募集方法や、後半日程までの参加者の蓄積、疲労や現地の自然条件や気象に関する、予測や企画の安全性の基準の甘さが、ひど過ぎる。収益一辺倒に参加者・人数の募集枠を広げ、引率・ガイディングの安全基準を不当に低く、計算している部分や遭難当日の主ガイドの状況判断は、明らかな間違い。主催者・責任者には担当ガイドの選任、現場での行動理念や基本『安全基準』に関しての規約や、相談や依頼と言う部分で刑法処罰的にも、倫理・一般『常識』及び、山岳常識、知識の範囲でも大きな問題と責任が必至。
報道では、ガイド、ガイドと説明するが個人的に、
個人的には山岳ガイドが、この企画を本当に担当、引率?していたのかさえ疑問に感じている。

この2日間、私達の世界、業界人がメディアからの要請、要望で様々な意見やコメントを発信しているが、コマギレ情報、断片意見のみにしか利用されていないので、特に『商業仕儀的・観光登山』に、直接・係わり利益にも直結する人達の発言や無意味で、無難で、逃げている意見に反発している。
私の批判的な発言は99%は、カットされるな。