Ken Funahashi Blog

NEXT DREAM 記憶と記録

ようやく降雨、水量回復

2009-06-29 23:22:27 | Weblog
この時期としては、かなり遅れて各地の渓流で徐々に増水。
キャニオニング企画で利用している、幾つかのエリアは全く問題なく状態が例年並に回復しているのですが、近郊の沢の水質、環境、水量が例年と比べると問題あり。このまま降雨が続けば良いのですが。

先月からの比良、鈴鹿方面は更に楽しくなり出しました。

6月28日 『裏六甲 逢山峡』 支点補強とゴミ拾い

2009-06-29 23:10:15 | Weblog
数日前にも水質や水量の確認に来ていたが、7月11日の子供達の企画前の事前遡行と清掃作業に入渓。車進入禁止となったが、今期も堰堤直下にバイクが放置されているのを発見。車道から、かなり離れているのに回収は一人では困難を極めそうで、そろそろ、この沢を業務利用している会社とかグル-プに共同清掃を促す、回覧板?でも送ろうかと本気で考えてしまう。

水量は、やはり不足気味で水質も、この時期としては悪い。あと数回まとまった降雨量が無いと本来の状態に回復しないだろうが、他の沢と比較すれば状態は良い方だ。しかし、ゴミの増加や河原の焚火跡が年々、増えているのが残念。
前半部の小さなゴルジュや増水時に、わざと突破して楽しむ箇所に支点を新たに設置。

『北摂 武庫川 西ノ谷』 (2)

2009-06-29 22:54:27 | Weblog
数年ぶり、梅雨時なのに降雨不足で水量が殆ど途切れた状態で、この沢・本来の楽しさが味わえなかったが状態を確認する為に、最上流部まで登りつめてから良く整備された一般道を利用して下山。1本道で明瞭な箇所に限って、六甲各地のハイキング道と同じく、山中のゴミと化している各色ビニ-ル・テ-プが数多く残置されていて、逆に滝見道との交差点や不明瞭な箇所には、そういった標識がないと言う矛盾した状態も見て来た。

数年前と違って、下流部は良く整備された山と言える。登山道の補修・整備も行われていて山腹斜面のガレや崩れた箇所も、定期的に手が加えられている。
沢の上流の滑は落石埋もれ出しているが、増水すれば、ある程度は滑滝中央部は現れて転がっている落石も落ちそうだったが、全体的に傾斜のある滝は岩質も脆く、周囲の急傾斜・箇所も崩れ出していて悪い部分が増えたと感じた。

それでも意外と知られていないが、六甲山や周辺山域の残り少なくなった渓流と比較すれば、この沢と本流下流の支流には不思議な事に『砂防堰堤』が無くて、その事だけでも貴重と思える。帰宅して3日後、ようやく梅雨らし降雨、これで西ノ谷の水量も回復している事だろう。
次回、少し滝ル-トの支点整備と草抜き作業に入ろうと考えている。

6月27日 北摂・武庫川『西ノ谷』 (1)

2009-06-28 21:27:34 | Weblog
遡行開始地点から、以前は価値が高かった中流部から上流範囲、そして源流部の落ち着いた雰囲気に趣が感じられた滑も、この20年間で随分と荒れてしまった。武田尾からの廃線路も整備されて、エントランス広場や入渓箇所も公園化したので、以前と比べれば誰でも気楽に沢遊びに入れるようになったが最近は水量も、めっきりと少なくなり今回は淀みには泥か溜まり、水流も途切れて両岸からの斜面の崩れた土砂や落石で、かっての雰囲気は殆ど残っていなかった。それでもまとまった降雨の後なら、かなり雰囲気は戻るのだが今期は異常な渇水で、面白味に欠けた遡行となる。各滝も、あまり積極的に登られていないようで、巻き道も以前より不安定。80年代の中頃に、私達が完全遡行した時に各滝に残したピトン類は、殆ど全て無くなっている様だった。

『仁川渓谷』親子企画のための、事前調査と清掃(2)

2009-06-24 18:41:18 | Weblog
梅雨の中休みらしく、梅雨前線の北上も停滞気味で、まとまった降雨が期待出来るのは来週かららしい。近畿地方・全般に降水確率が低く、完全に平年よりも降雨量は少なく、六甲山系の各沢・渓流の水質環境の回復は遅い。
特に、仁川渓谷の汚れ方は増水していないので例年と比較しても、かなり悪い。

春に来た時や、昨年の冬には残置が無かったと思われる渓谷、最初の『岩場ム-ンライト』に、これまでにない非常識な痕跡が多数。語るに落ちた・・・・
チッピングの痕跡は、ひどいとしか現しようが無く、クライミングそのものを理解していないのか、今期・各地で問題が発覚し新聞報道でも指摘された『山の落書き行為』にも通じる、無用・身勝手な自家製ハンガ-・ボルトの乱打を発見。一種、異様な光景としか言い表せない状態。個人が行っている蛮行、行為だという事まではクチコミ情報で知っていて、当事者の情報も、不思議な事なのだが私以外の近隣住民や犬の散歩で、頻繁に渓を歩いている人達にも、徐々に知られ出しているが、これも問題視して、公表すべき時が来るのかも知れない?
いつもなら、この時期に増水で自然に川底、水流沿い範囲に汚れが押し流されるのだが、今期は全く環境が回復しない。

数回の、まとまった降雨量で例年の様に企画を安心して実施出来る『環境』になるのだが、今月中は『水質問題』を真面目に考えれば、気楽に実施は出来ない。

『仁川渓谷』親子企画のための、事前調査と清掃(1)

2009-06-24 18:25:47 | Weblog
例年ならば梅雨入り後の、この時期ならば降雨後の増水で、入渓路から先の最初の石積み堰堤と直下の天然プ-ルまでの川底も、沈殿して溜まっていた汚泥物や藻に付着していた泥などや、上流からの流下して来た浮遊物も、目に見えて流されている時期なのだが・・・・私の企画実施が目立ち始めてからの、この15年間で、3度目と思われる渓流環境の悪さ。
数年ごとに、確かに降雨不足や最上流の取水の影響で、水量不足が深刻な状況は目にして来ているが、今期の状態は、かなり悪い。

今日も自転車に乗って大勢の子供達が、最初のプ-ル状淵を目当てに上がっていったが、水質は一度も増水で川底から完全に押し流された形跡の無い状態で、沈殿物の流下は殆ど無くて、泳ぐのには最悪の状態。

天気予報は、完全に先週から間違い続きで、今週の降雨も期待薄。
6月月末の企画に関しては、講習場所を変更するしかないようです。

写真6月24日 撮影

六甲山に残る、数少ない『隠れ滝』の一つ阿聞滝

2009-06-23 23:35:44 | Weblog
下流部の雰囲気とは、両岸の岩場のスケ-ルが違うが、東六甲範囲では唯一と言っても良い幼年谷の名残を見られる渓谷。車道で分断されて、ゴルフ場の排水路と化してしまった最上流部の手前までの、僅かな距離の中に特徴的な、二つの『隠れ滝』が現存。35年前に地下足袋に草鞋・履きで狭まった岩壁帯の中の、この滝をショルダ-で突破した頃に、聞き及んだ滝名を知る者は、今は殆どいない。市販のガイドブックにもエアリア・マップ等のハイキング用・地図にも『滝記号』は、おろかコ-ス紹介の記述も皆無。
興味を持たれた方達からの、問合わせに答えて。

最近、入渓箇所や公園施設も整い、以前より手軽な場所になりました。
『拡散系の情報』に、最近は協力しないので探す楽しみを満喫して下さい。
(某・新聞)の仲の良い記者には詳細情報を教えてあります。機会があれば、紹介するかも知れません。

今井町を散策

2009-06-23 19:36:20 | Weblog
帰宅前の午後の一時、高田バィパス・国道24号線から南阪奈道路の行き帰りに、興味を持って見ていた『重要伝統的建造物群保存地区』の『今井町』を散策して来ました。まずは『華甍』で、模型を使った町内の説明を受けて、車を交流センタ-の無料パ-キングに停めて、細い道路を説明書・片手に気楽に散策。

この辺りに毎月、数度は来るのに、これまで見学に立ち寄る事は無かったが意外と良い保存地区でした。

まっぷるマガジン『おでかけ日帰り京阪神』

2009-06-21 20:02:45 | Weblog
今期の『家族向け日帰り京阪神版』では、冒険スポット(家族向け、おでかけ特集ペ-ジ)で、スク-ル&講習・紹介では、私しか渓流ジャンルの企画は紹介されていませんでした。今年の紹介ペ-ジは『渓谷で天然ウォ-タ-スポ-ツ』として、私が主催実施している『キャニオニング・スク-ル』と『シャワ-クライミング』メインが六甲山『仁川渓谷』の二つが、ワイルド度5ツ星・評価です。

現在、書店・コンビニなどで好評発売中『昭文社 定価952円』+税

身近な場所で、楽しめる渓流散歩

2009-06-19 20:42:19 | Weblog
これほど手軽に楽しめる場所が、自宅から近くにあるのは幸運。
公園整備事業は、兵庫県・各地で急速に進んでいるのですが、東屋や説明看板が集中する公園的・施設の範囲から外れた山地を、どのように有効に、かつ自然を保全しながら活用・生かすかと言う視点や工夫が設置者に、少しばかり欠けていると、感じるのは私だけ?

気楽な『渓流散歩』=専用シュ-ズやセット使用が、安心・安全な渓流専用の用具と衣類は使った方が良い。
この公園付近は少し、施設範囲から外れると良い条件が揃っていて、最近は駐車スペ-ス完備で、本当に使い易くなって人気上昇中エリア。犬の散歩に利用している人に会うほどだ、しかし渓内に立ち入り水流沿いに散歩を楽しむ事など普通は、在り得ないので、これからもハイキングコ-スの様に、荒れて行く恐れは少ない。

ビオト-プに似た、自然環境の中の僅かに残されている『場』は貴重で、これまで情報を一切・公表しなかったが、次に実施予定の企画で子供達を引き連れて少しは利用してみようかと考えている。ウィズネィチャ-さん達とも相互協力しようと連絡を取り合っている『母子家庭』企画で、普段は街中でしか遊んでいない子供達を遊ばしたい場所の一つだ。しかし、数日前は泳ぎながら飲み込んでも、気にもならないほどの鈴鹿の清冽な水流・渓流で遊んで来たばかりなので、この六甲山の水質から受ける拒否・拒絶感は強烈だ。それでも、ここの雰囲気は良く、手軽な環境の保全こそが重要だと再認識させられる。
明日も、晴天が保障されているので『沢』です。